★★★★★星5

『天気の子(Weathering With You)』(2019日本)新海誠監督 セカイ系の最終回としての天気の子~世界よりも好きな人を選ぼう!

2019-8-25【物語三昧 :Vol.39】『天気の子』新海誠監督 セカイ系の物語の最終回として-44評価:★★★★★星5 (僕的主観:★★★★★5つ)先日、8月にコミケで同人誌(マインドマップで語る物語の物語の4巻と5巻)を発売したので、日本に夏休みで帰ってきました。…

『ブレイキング・バッド(Breaking Bad)』シーズン5 USA 2008-2013 Vince Gilligan監督  才能によって善悪の彼岸を超える時

評価:★★★★★5つ+αマスターピース (僕的主観:★★★★★5つ+αマスターピース) 2019-8-7【物語三昧 :Vol.5-4】『ブレイキング・バッド(Breaking Bad)』シーズン5 USA 2008-2013 才能によって善悪の彼岸を超える時-42 全5シーズン、62話。この作品が言いた…

『最後の追跡(Hell or High Water)』 David Mackenzie監督 Taylor Sheridan脚本 抜けられない負の連鎖の中で-フロンティア三部作

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)www.youtube.com2019年6月20日。やっと、仕事が落ち着いてきたので、インプット復活。『最後の追跡』(原題: Hell or High Water)2016年のネットフリックス作品。監督はデヴィッド・マッケンジー、主演…

『ブレイキング・バッド(Breaking Bad)』シーズン4 USA 2008-2013 Vince Gilligan監督 怪物の誕生

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ) 何度も言いますが、ネタバレなんで、ラジオ記事ともに、最初のシーズン1から見てください。そこは大丈夫ですが、以降は、すべてかなりのネタバレです。www.youtube.com petronius.hatenablog.com www.youtube.com p…

『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(Battle of the Sexes)USA 2017 Jonathan Dayton, Valerie Faris監督 当事者たちが何を抱え、何を考え、何のために戦ったのかを感じられる素晴らしい映画

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)www.youtube.com 『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(Battle of the Sexes)2017年のアメリカ映画。めちゃくちゃよかった。Emma Stoneが演じるビリー・ジーン・キングが、なかなかいい味を出していた。去年(2018)…

『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(Darkest Hour)UK 2017 Joe Wright監督 クリストファーノーラン監督の『ダンケルク』と同時に見たい

www.youtube.com評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)最近、ヨーロッパ史をちゃんと知りたい、と切実に思いながら、本を読む時間を捻出できていない自分に、凹みます。毎日無様をさらしながら生きている。。。と思いつつも、ここ1年くらいは、意思をもっ…

『ブレイキング・バッド(Breaking Bad)』シーズン3 USA 2008-2013 Vince Gilligan監督  2008-2013年のアメリカは、正しくあろうとあがくことで怪物になり下がっていく自分たちの虚無を見つめたのかもしれない

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)『ブレイキング・バッド(Breaking Bad)』シーズン1-2 USA 2008-2013 Vince Gilligan監督 みんな自分の居場所を守るためにがんばっているだけなのに - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために上記の続きで…

『福岡市を経営する』 高島宗一郎著 最も成長が終わってダメージを受けた団塊の世代ジュニアこそが、成長より成熟なんていっていちゃだめだろう!

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)何となくは知っていたのだが、ちゃんと追ったことがなかったので、いい機会だと思い軽い気持ちで読んでみた。そうしたら、2018年に読んだ中の本で最もインスパイアされガツンと来た本で、その圧力に驚いた。★5つ主客…

『ブレイキング・バッド(Breaking Bad)』シーズン1-2 USA 2008-2013 Vince Gilligan監督  みんな自分の居場所を守るためにがんばっているだけなのに 

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)www.youtube.comwww.youtube.com 2019年の目標は、アメリカのドラマやバラエティをいろいろ見ること。ということで、1月からスタートダッシュをかけてて、シーズン3の真ん中まで来ているところ。ブレイキング…

『やがて君になる』 仲谷鳰著 加藤誠監督 侑が橙子を特別と認識しそうになると、目がさっと冷えるじゃないですか。。。これ、恐怖ですよ。

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★4つ)昨日、アニメの11話を一気見した。1話くらい見ようと思ったんだけど、引き込まれて朝五時まで見てしまった(笑)。クリスマス・年末休暇だからこそできるこのてきとー感。最高です。明日仕事ないぜ!的な解放感がない…

『サトコとナダ』 著:ユペチカ 監修:西森マリー アメリカ留学を通して、世界と自分を知っていく類型の物語として素晴らしい完成度

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)『サトコとナダ』 著:ユペチカ 監:西森 マリー サウジアラビアの女性の視点から見る世界ってなかなかなくて、とても興味深いです。 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために この続き。先日最終巻がキンド…

【物語三昧 Channel:Vol.1-1&2】『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』特集(1)-(2)ネモとゆりの対比で読み解くわたモテの構造 with 哲学さん 2018年12月22日 JST

www.youtube.com www.youtube.com 「いや、とても面白かったですね。傑作ですよこれは。最初は意識をこじらせた痛い部分を笑うブラックコメディが、友達ができて、百合か!というぐらい仲良くなって、ハーレムに到達しているって聞いて、とても興味を持ちま…

『ブリグズビー・ベア (Brigsby Bear)』2017 USA Dave McCary監督 本当のその人を知ること、受け入れるということはどういうことなのか?

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)■全体の所感先日、マル激トーク・オン・ディマンドで、宮台さんと神保さんが、絶賛していたので、これは見ないと思い立って、昨日見ました。とにかく、町山さんとか、自分がこの人は!と思う人の紹介は、思い立…

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(原題: Edge of Tomorrow)2014 ダグ・リーマン監督  日本で培われた死に戻りのループもの系列の脚本のハイリウッド化

客観評価:★★★★☆4つ半 (僕的主観:★★★★★5つ) 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(原題: Edge of Tomorrow)ダグ・リーマン監督作品。桜坂洋による日本のライトノベル『All You Need Is Kill』のハリウッド映画化。評価は、ダントツの星5。素晴らし…

『明治維新とは何だったのか 世界史から考える』 半藤一利 出口治明著  一言でいうと半藤一利さんが幕末史で描いている反薩長史観

客観評価:★★★★☆4つ半 (僕的主観:★★★★★5つ)■異なる極と極を公平に見るとき世界は立体的に見えるこの辺は予備知識もあるので、さらっとすぐ読める。どちらも大ファンかつ、歴史観が自分の見解と同じなので、読みやすかった。しかし充実の一冊。この二人…

『不朽のフェーネチカ』 竹良実著 極限まで鋭くなった覚悟を持つ人間を描く

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)生前列聖というありえない快挙に驀進中の修道女シスタードロテア。しかし彼女の激しい行動を、列聖のための野心だと暴きたいハイエナ記者が、彼女の過去を探食っていくというミステリー仕立て作品。短い短編だが、見…

『戦前の大金持ち』 出口治明著  ロールモデルを探せば、日本にも実際にはたくさんいるんだってことが、よくわかった! 

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ) 出口治明さんの新著。素晴らしい着眼点で、とても感心した。本、特に新書には「時」というものがあると思う。なぜ、そのテーマの本をわざわざ出すのか?。そういう文脈が、ズバッっと、大きなレベルで感じさせ…

『ゆるキャン△』(2018) 京極義昭監督 原作あfろ どこにいても、独りぼっちであっても、一緒にいるという共時性

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ) さて同じ2018年の最初のシーズンに放映されていたこれ。毎週、『宇宙よりも遠い場所』と同時に二話見ていました。 『宇宙よりも遠い場所』(2018) いしづかあつこ監督 僕らは世界のどこにでも行けるし、そして…

『宇宙よりも遠い場所』(2018) いしづかあつこ監督  僕らは世界のどこにでも行けるし、そしてどこへ行っても大事なものは変わらない!

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)キマリこと玉木マリの主人公の視点から物語は始まる。南極を目指す少女・小淵沢報瀬(こぶちざわしらせ)と出会うことにより、何となく退屈な日常の、どこかへ行きたいという気持ちに、具体性がが生まれ、そして、…

『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』 宇野朴人著  ミクロとマクロのバランスをちゃんとハードSF的に描きながら、それでもキャラクターのドラマが書ける素晴らしい作家

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)■世界はマクロの複雑さにチャレンジするべく漸進していると僕は思います。先日、富野由悠季さんの『聖戦士 Aura Battler ダンバイン』(1983-1984)を見ていて、16話:東京上空、17話:地上人たち、18:閃光のガ…

『知られざる皇室外交』 西川 恵 著  天皇陛下の持つ時間と空間に広がりを持つ視野とその一貫性に深いセンスオブワンダーを感じました

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ) ちきりんさんのブログで紹介されていたので、読んでみたら、引き込まれて止められなかった。素晴らしい本だった。結構驚いたことは、諸外国において、外交において、天皇陛下が日本国の元首として扱われている…

『放浪世界』『二本松兄妹と木造渓谷の冒険』 水上悟志著  水上悟志ワールドは、藤子・F・不二雄先生のSF短編のレベルと同じ感覚というと、凄さがわかってもらえると思います。

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)水上悟志さんの短編集の『放浪世界』読んだ。いやはや、本当に素晴らしい。藤子F不二雄先生のSF短編傑作を読んでいる時のような感覚を覚える。けど、それ以上に、すべてがつながっている感じが、水上さんの作…

『ベイビーステップ(47)』 勝木光著 プロ編をもっと書いてほしかった。

2017年は、僕らの中で何かが終わったという話を、下記のラジオでしました。2017年のまとめて言う形で。ここでは丸戸史明さんの『冴えない彼女の育て方』が13巻で、終わったことをシンボルとして話しています。話していて物語の類型的には、ハーレ…

『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXII』 宇野朴人著 僕はこの宇野さんという作者がとても大好きです。彼は世界の美しさを知っていると思います。

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)最新刊読んだ。・・・・まず断っておくことは、最近僕は忙しすぎて、まともに論考というか、ちゃんと分析はできない。とても悔しいが、さすがにその余裕はない感じなんですよー。2017年10月現在。こういう…

『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016 韓国)ヨン・サンホ監督  ゾンビ映画の大傑作

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)ゾンビ映画の大傑作。ヨン・サンホ監督という名前は、聞いたことがなかったのだが、凄い映画でした。「新感染 ファイナル・エクスプレス」という邦題からも、あまり見ようという対象には入っていなかったのです…

『1518!』4巻 相田裕著 一緒に歩んでいく対等さに涙しました

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ) 『GUNSLINGER GIRL』 相田裕著 静謐なる残酷から希望への物語(2)〜非日常から日常へ・次世代の物語である『バーサスアンダースロー』へ http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20130104/p1 この続き。 ■再…

『クジラの子らは砂上に歌う』 梅田阿比著  久々に見つけたハイファンタジーの安定した作品

客観評価:未完のため未評価 (僕的主観:★★★★★星5つ)驚いた。もう9巻まで漫画が出ているのに、僕のアンテナに全くひっかかってこなかった。けれど、これ1巻しかまだ読んでいないですが、もう傑作だというのがわかる。この手の夢見がちなハイファンタジ…

『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』 武内 宣之監督 岩井俊二原作 終わらない夏休みを描いた傑作リメイク

客観評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★星5つ)■自分の目で確かめたら、傑作の映画でした。ネットでかなり評価が分かれていたが、自分の目で確かめてよかった。素晴らしい傑作。ペトロニウスの名にかけて、傑作。終了後、久しぶりに打ち震えた、極上の映…

『ななしのアステリズム』 小林キナ著  名前のつかない感情を

客観評価:★★★★☆4つ半 (僕的主観:★★★★★5つ)少し前にTwitterで、百合やBL的な話は好きなんだけど、最初からそれ前提となってしまうと、「そういう物語」として構えてみてしまうので、まだ「名前がつかない状態の感情」みたいな物語を見たいんだよなぁと…

『流血女神伝 帝国の娘・砂の覇王・暗き神の鎖・喪の女王』 須賀しのぶ著 女の子を主人公にした物語で最高峰なんじゃないか、といつも思います。

評価:★★★★★5つ 傑作マスターピース (僕的主観:★★★★★5つ傑作)これも2007年のアメブロの記事を再掲載です。僕は、冒険活劇で、成長物語(ビルドゥイングスロマン)で、少女を主人公とした物語では、須賀しのぶさんのこれが最高傑作ではないか、と思…