批評:Movie(USA)

『FROZEN(アナと雪の女王)』(2013USA) Jennifer Michelle Lee脚本監督 Chris Buck監督  無垢さが世界と世界から排除されるものを救うのか?

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ) まず第一に最終評価の結論を、いいます。この作品は、脚本の構造や解釈以前に、その音楽や歌や映像が、あまりに素晴らしい大傑作なので、見る価値ありまくりの大傑作★5つです!。なので、そこは僕は特に触れませ…

『ROME』 米HBO 英BBC共同制作 人はミクロの次元で生きることが、人らしいのであろうか?

評価:★★★★★星5つマスターピース (僕的主観:★★★★★5つplusα)米HBOと英BBC共同制作はいいものが多い。2001年に共同制作した『バンドオブブラザース』は掛け値なしの傑作だった。この『ROME』もそうだが、ドラマにはその国の文化や世界観というか、生…

『ハンガー・ゲーム2/The Hunger Games:Catching Fire』 Francis Lawrence Director  現代アメリカをカリカチャライズした物語〜日本的バトルロワイヤルの文脈とは異なる文脈で

評価:★★★★星4つ (僕的主観:★★★★plusα4つ)スーザン・コリンズの同名ベストセラー小説を原作とするジュブナイル小説の映画化第二弾。前作は、日本では興行成績が振るわなかったり、あまり評価の高いレヴューは見ないようなのだが、僕は非常に安定した秀…

『47 Ronin』 監督Carl Erik Rinsch 2013年 米国 ファンタジーにしきれなかったところが、だめな点かも

客観:★★☆星2つ半 (僕的主観:★★★星3つ)これは、売れないだろうな、という感じだった(苦笑)。何がダメかって言うと、2点。1つ目は、ファンタジーにしきれなかったこと。最初と最後のドラゴンとのバトルは、なかなか洋風のファンタジーファンタジーして…

『終戦のエンペラー』 監督ピーター・ウェーバー 日米同盟の基礎となる歴史認識の再確認

評価:★★★☆星3つ半 (僕的主観:★★★★☆4つ半)非常に面白かった…が、出来はどうかというと、エンターテイメントとしては、いまいちだった。一つは全体の構想に関わることだが、なぜ連合国、特に最前線のアメリカ軍人が、天皇を断罪せずに、日本の再建を意図…

ウルヴァリンSAMURAI

なんじゃ、こりゃ(笑)

『リンカーン(Lincoln 2012 米国)』  Steven Spielberg監督 アメリカにおいて憲法修正はどのようになされたのか?

飛行機の中で見たのだが、まずはっきり言って、それなりのアメリカの知識がないと、何が語られているかはほとんどわからないだろう。それに、非常に通好みというか、アメリカ人に向けて作っているものなので、さらに輪をかけてわからないだろうと思う。いわ…

『フライト』(Flight 2012 米国) 監督Robert Zemeckis 主演Denzel Washington 「つじつま合わせの積み重ね」が暴露され告発される時

評価:★★★★☆星4つ半 (僕的主観:★★★★4つ)真実は、人を癒す。朝いきなり場面は、ナディーン・ベラスケス(Nadine Velazquez)のフルヌードではじまって、度胆を抜かれた。そのあまりのナイスバディに、目が離せなくなってしまった(笑)。プエルトリコ系…

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(Life of Pi)2012年アメリカ アン・リー(李安)監督 人間の内面の中に宇宙を見ること

評価:★★★★☆星4つ半 (僕的主観:★★★★4つ)台湾の監督アンリーによる異色の映画。宣伝や売り方が、まるで内容と一致していないところが、見終わってみると笑いを誘う。しかし、この内容で、売れる形に仕上げ、なおかつもともとの原作が持っていたであろう…

『ゼロ・ダーク・サーティ』(Zero Dark Thirty 2012 USA) Kathryn Ann Bigelow監督 アメリカが掲げた対テロ戦争という大きな物語の終幕の一つ

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★☆4つ半)■全体の感想〜同時代史の立場からアメリカの今を告発する物語全体の評価としては、見る人は選ぶな、と思いました。僕は、見にいって大正解の傑作(自分の鼻の良さには感心!)だと思いましたが、痛快無比なアク…

Paperman - Full Animated Short Film

素晴らしいクオリティ。&それだけでなく、物語もいいなー。

『ヘルプ 』(原題: The Help) 2011 テイト・テイラー監督

評価:★★★☆星3つ半 (僕的主観:★★★☆3つ半) ■内在化された物語をわかりやすくすると「単独視点の物語」になるけど、現実は絡まった物語なんだな非常に面白かった。アメリカ・ウッチャーの視点で、なるほどと思った部分がこれを見ていてあった。これまで、…

『ダークナイトライジング(The Dark Knight Rises 2012)』 Christopher Nolan監督 局地的な終末論の果ての「希望」を描く物語

評価:★★★★★星5つのマスターピース (僕的主観:★★★★★5つプラスα)■根拠のない絶対悪の物語の袋小路について〜“市民”の物語上のプライオリティが低いことこの作品について、前作の『ダークナイト(2008)』と比較して、ダメになった的な発言は多いのではな…

『アメイジング・スパイダーマン 』 マーク・ウェブ監督 アンドリュー・ガーフィールド主演 久々のハリウッド映画らしいエンターテイメント

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★☆3つ半)久しぶりに、主観と客観の評価がアンバランス。一言でいうと、このリメイク作品は、主人公スパイダーマンの青春物語、ということだ。妻と一緒に見に行ったが、えらく感動していた。そして僕も、久しぶりに感じる…

『J・エドガー』(J. Edgar 2011年 米国) クリント・イーストウッド監督 誰が本当に国を守ったのか?

評価:★★★★☆星4つ半 (僕的主観:★★★★4つ)FBIを作り上げた伝説の長官、エドガー・フーバー。その伝記映画。僕は、彼について、それほど知識がないので、知識的な面から解説するアプローチはできない。なので、まずこの作品を見ている時に自分の中で持…

『ヒックとドラゴン』(原題: How to Train Your Dragon)』 ディーン・デュボア クリス・サンダース監督 エンターテイメントを外さない善悪二元論の克服としては到達点の脚本

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)■とにかく飛行シーンが素晴らしい! 素晴らしいアニメーションだった。脚本、映像、演出どれをとっても超がつく一流で、ノラネコさんが絶賛するだけあるレベルだった。大人も子供も年齢を関係なく感動ができる水準で…

『The Young Victoriaヴィクトリア女王/世紀の愛(2009米英合作)』 監督:ジャン=マルク・バレ 女性が自立するためには、男性の良き理解者が必要・・・・なの?

評価:★★★星3つ (僕的主観:★★★3つ)一言でいうと、描きたかったのはヴィクトリアという少女が、世界最大の帝国の君主として「自立していく様」を描きたかった、、、のだろうけれども、僕はずっと、彼女の一番の選択眼は、夫をアルバートに選んだことなん…

『The Blind SIde/しあわせの隠れ場所(2010米)』 ジョン・リー・ハンコック監督、サンドラ・ブロック主演

評価:★★★☆3つ半 (僕的主観:★★★★4つ) とてもいい映画だった。2009年にアメリカン・フットボールのプロ選手になったマイケル・オアー選手の実話を映画化した作品。原作はマイケル・ルイスの『ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟』だそう。…

『チョイス(SWING VOTE)』2008年アメリカ ジョシュア・マイケル・スターン監督

評価:★★★星3つ (僕的主観:★★★3つ) こういったアメリカの政治風刺のコメディーは、僕は好きなので、時々手にとります。ケヴィン・コスナーがさえないオヤジ役をやる政治コメディーでした。冴えないプアホワイトの白人オヤジの役でしたが、いや、どーみ…

『Patton/パットン大戦車軍団(1970年米)』 フランクリン・J・シャフナー監督  ハンニバルを夢見る高機動戦闘の天才

評価:★★★☆3つ半 (僕的主観:★★★★☆4つ半) 全体的に、少し残念な感じがする。というのはタイトルが『パットン大戦車軍団』という邦題なので、戦車部隊がところかまわず大活躍する話、と思っていたので、案外丁寧に地味にジョージ・パットンという人の人間…

442〜Live with Honor, Die with Dignity

これは、是が非でも見に行かねばなるまい。特に最近戦争映画が大ブームなので、これは見逃してはならないだろう。いろいろググっててわかったのは、日本人強制収容所から出征して、戦後も強制収容所に戻った彼ら日系人部隊が、実はダッハウ収容所(ドイツの…

『武器よさらば(A Farewell to Arms)』(1932年) 監督フランク・ボーゼイジ(Frank Borzage)、出演ゲイリー・クーパー、ヘレン・ヘイズ 典型的なセンチメンタルな悲劇のハリウッド映画

評価:★★★☆3つ (僕的主観:★★★☆3つ半) ■アーネスト・ヘミングウェイの小説の文脈では読み解けない今年2010年は、できるだけ古い映画を見たいなという目標があったので、現在戦争映画が熱いので、この古典作品を見る。もともとアーネスト・ヘミングウ…

物凄い傑作だ・・・。

さすが、名画といわれるだけある。いま半分の1時間目だが、、、、これ、確かに映画史に残る傑作だ。 そうか、大陸における防衛ラインの防衛線の意味ってのが、よくわかってきた・・・。これは海に囲まれた日本には、理解できない感覚だなー。WW1の歴史を…

『インビクタス/負けざる者たち』(原題:Invictus/2009年アメリカ) クリント・イーストウッド監督 古き良きアメリカ人から人類への遺言

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★☆4つ半) ノラネコさんの評価も高かったし、ずっと見たかったのだが、やっと時間がとれて鑑賞。素晴らしかったです。晩年も最晩年になってこの怒涛の名作のラッシュに、信じられない思いがします。こんなことがありうるん…

『インセプション』(Inception/2010年アメリカ) クリストファー・ノーラン監督  何ゆえこの夫婦は50年も過ごしてしまうような危険な領域まで突入していったのか?それが僕にはわからない

評価:★★★★☆4つ半 (僕的主観:★★★☆3つ半) ■全体の講評〜目新しいモノはなかったが、素晴らしく面白かった友人と昨日思いつきで見に行く。総括の評価としては、とってもおもしろかったけど、特に目新しいモノはないね、という結論だった。個人的には、ち…

『アリス・イン・ワンダーランド(Alice in Wonderland)』  Tim Burton監督 非常に分かりやすいハリウッド映画〜大人になったアリスの自立を描く

評価:★★★★星4つ (僕的主観:★★★☆3つ半) ■3D映画を見に行くワーナーマイカルズシネマが併設されている巨大モールに買い物に行くついでに、久しぶりに妻と映画でも見ようと、数時間ほど子供を両親に見てもらい行ってきた。この時期だと『第九地区』が見…

『7つの贈り物』 ガブリエレ・ムッチーノ監督 観ている時間の過半が、主人公の動機が分からないので、苦しい

久々に、妻と、感動する映画でも見ようと、時間開けてみたが・・・・途中で挫折した。個人的には、自分で再構築する能力は高いと思うので、かなり前半でもうっすらとは主人公が何をやりたいのかは、わかったが・・・・・これ、あまりに説明不足がひどい。も…

『かいじゅうたちのいるところ』(Where the Wild Things Are)2009年アメリカ スパイク・ジョーンズ監督 マックスの心象風景としての詩的世界

評価:★★★★星4つ (僕的主観:★★★3つ) 超有名な絵本の映画化。この作品を、きぐるみを使って撮影するというライブ感あふれるテイストで演出しながら、よくぞここまで完成した作品に持っていったと感心します。というのは、ノラネコさんも指摘しているので…

『アメリア(Amelia)』  監督ミラ・ナーイル(Mira Nair) 脚本ロナルド・バス(Ronald Bass)  どこまでかっこよすぎる『プリティーウーマン』なんだよっていうラブロマンスをやっちゃったリチャード・ギアを見よ!

評価:★★★★☆星4つ半 (僕的主観:★★★★☆4つ半) 大西洋単独飛行を女性として初めて達成したことなどで知られ 1937年世界一周する飛行中に消息を絶ったアメリカの伝説的な女性パイロット、アメリア・イアハート(Amelia Earhart)を描いた伝記映画 『アメリ…

『カールじいさんの空飛ぶ家』 ピート・ドクター監督 

評価:★★★☆星3つ半 (僕的主観:★★★☆3つ半) いつものごとくJALの国際の中で見たのだが、、、それが失敗だった。たぶんこの作品は、その映像の美しさであって、「それ」がないとかなり魅力が半減してしまう。ちょっと失敗。しかしながら、全体的に「あ…