批評:Others

『十三機兵防衛圏(13 Sentinels: Aegis Rim)』神谷盛治 全部盛りに全部盛り込んだ古き素晴らしきSFの古典的な風格を感じさせる大作

客観評価:★★★★★5つマスターピース (僕的主観:★★★★★5つマスターピース)まともにPS4とかちゃんとしたハードのゲームをクリアのって、体感的には15年ぶりくらいだと思うし、ちゃんと終わらせたという意味では、ほんとめずらしい。きっかけは、自分の周り…

『世界史とつなげて学ぶ中国全史』 岡本隆司著 土地から生み出す生産性の違いが統合か分権かに影響を与えるプロセスが興味深かった。

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)ユーラシア大陸を一つで見る視点、寒冷化、温暖化などの気候の影響が大きな軸として語られている点など、「通史として全体を見通す」ことのできる素晴らしい本だった。この辺の見方は、出口治明さんの著書を読ん…

『国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか』 デービッド アトキンソン (著) 自分のビジネス経験の実感とめちゃくちゃ一致している

国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか (講談社+α新書)作者: デービッドアトキンソン出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/09/21メディア: 新書この商品を含むブログを見る 評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)非常に明快で、且つ…

『プロテスタンティズム 宗教改革から現代政治まで』 深井 智朗著 ドイツ(というかヨーロッパ)については勉強が足りなすぎる自分を再認識しました。

評価:★★★★4つ (僕的主観:★★★★4つ) ルター派のプロテスタンティズムが、ドイツ建国の精神的な支柱になっていた、という部分が、凄く面白かった。 まずカルロゼンさんの『幼女戦記』を読んでいて、神のために!とか、帝国(ライヒ)のために!とか、皇帝陛…

いま全米で、こんまり(近藤麻理恵)のネットフリックスのリアリティーショーが熱い!

www.youtube.com最近、めちゃ周りでアメリカ人が話題にしてて、Twitterとかでも日本語でも、全米でガチ大人気だってことが知れ渡ってきたので、見たら、こりゃー面白い!と感心したので、紹介を。まだ全エピソード見れていないのだけれども、ファーストイン…

『They Shall Not Grow Old (2018)』 Peter Jackson  第一次世界大戦のカラー化した映像が、前線に立つイギリス軍兵士たちを現代によみがえらす

www.youtube.com客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソン監督は、ミリタリーマニアとして知られる人で、ロンドンのインペリアル・ウォー・ミュージアム(Imperial War Museums)から依頼を受けて、B…

『革命 仏大統領マクロンの思想と政策』 Emmanuel Macron著 親グローバリズムでEU強化を訴えながら民衆から支持を受けて選ばれる流れはカナダのJustin Trudeauの流れと似ていて、トランプ政権の傾向と逆方向ですね。

客観評価:★★★★4つ (僕的主観:★★★★4つ)■読んだきっかけ トランプ大統領の登場により、多くのメディアは、グローバリゼーションや地球温暖化対策は曲がり角に差し掛かったと報じた。ブレクジットについてもEUの将来を悲観的に見る報道が多かった。しかし…

『知られざる皇室外交』 西川 恵 著  天皇陛下の持つ時間と空間に広がりを持つ視野とその一貫性に深いセンスオブワンダーを感じました

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ) ちきりんさんのブログで紹介されていたので、読んでみたら、引き込まれて止められなかった。素晴らしい本だった。結構驚いたことは、諸外国において、外交において、天皇陛下が日本国の元首として扱われている…

『「世界史」講義 I古代・中世編: 教養に効く!人類5000年史』 出口治明著 ユーラシア大陸を一つのものとしてとらえる視点を!

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)最近出口治明さんの『仕事に効く教養としての世界史』そしてこの前『世界史講義』また『世界史の10人』という本を読んで行くことによって結構長い間この本を読んでいるんですけども、一言で言うとですね、意外に…

『読者ハ読ムナ(笑) 〜いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか〜』 藤田和日郎 (著), 飯田一史 (著)  漫画だけではなく、仕事をする時の最初に必要なものを具体的に懇切丁寧に教えてくれる!

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ)素晴らしかった。この本は、たくさんの漫画化を輩出している藤田和日郎さんのところに新人アシスタントが来たところから始まります。このアシスタントに、部下として藤田さんが仕事の姿勢を教えていくのがこの本で…

『ダーリンは70歳』 西原理恵子 著 超絶面白いけれども、きっとこの西原さんという方は、信念が変わらない人でキャラクターが濃すぎるので、他の作品を見ても同じものにしか見えないのではないかなぁー

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ) とっても、辛く評価しているんですが、信じられないくらい面白かったです。読むの止まらなかった。ただ、何が面白かったのか?といえば、コアは、高須クリニック院長の高須克弥さんのキャラクター。 先日RIO五輪…

『国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動』 伊藤祐靖著 自主独立の物語を追求すると、究極的には、世界がすり鉢状で、全く余裕がなくなる

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ) 日本初の特殊部隊の創設者の書いた本。非常に面白かった。彼が、1999年イージス艦「みょうこう」の航海長であった34歳の時に、能登半島不審船事件に遭遇したことが、彼が日本に特殊部隊が必要だと思うよう…

『花嫁は元男子。』 ちぃ著  結局は属性ではなく、その人の魂の問題なんだろうなぁ、身も蓋もないけど。

評価:★★★☆星3つ (僕的主観:★★★☆3つ) 『花嫁は元男子。』最近、なんだかこの手のエッセイ漫画が増えているような気がする。先日も『僕が私になるために』を読んだんですよね。あれ、でもそう考えると、女性が男性になったこういう体験記みたいのって見…

『世界を変えたいなら一度"武器"を捨ててしまおう』 奥山真司著 順次戦略と累積戦略は、相互作用で効果が極大化されるという指摘が自分的大発見でした!

順次戦略と累積戦略。 これは自己実現系の自己啓発の本なのですが、地政学の奥山さんの本は凄い面白かったので、手に取ってみました。トータルでいうと、意外に、普通の自己啓発の本でした。正直言ってこの手の本としては、戦略という視点から見る部分は面白…

『「爆買い」後、彼らはどこに向かうのか?―中国人のホンネ、日本人のとまどい』 中島 恵 著   これからの東アジアの日常はどうなっていくのだろうか?

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ)昨日、ラジオで話していた人の本です。アニメーションが大好きな中国人のエピソードは、『なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか? - 「ニッポン大好き」の秘密を解く』です。どれも素晴らしいので、おすすめで…

『恋愛3次元デビュー〜30歳オタク漫画家、結婚への道。』  カザマアヤミ著  見事な成長物語、ビルドゥングスロマン(笑)で感心しちゃいました。オチも最高。

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ)ひとことでいうと、見事な成長物語、ビルドゥングスロマン(笑)だなーって。こんな正統派の成長物語、久々に見ました。いやはや感心しました。ほとんど、運としか言いようがないような細ーい道を通っての、目標達…

空気に逆らったとしても、決して日本が嫌いではない好例。

最近、この人の本が好きで、追っています。何がおもしろいかっていうと、もちろん元伝説のアナリストということもあるんで、彼の日本経済に対する鋭く深い分析は、目が鱗なものが多いので、凄く面白いというのはあるんです。でも、それよりも、その背後にあ…

やっと昭和史の全体像がつかめてきました

最近やっと半藤一利さんの昭和史の講演録(戦前編1926-1945)の後半のCDを手に入れることができたので、毎日の通勤でコツコツ聞いて、先日とりあえず一気通貫異すべてを視聴できた。1945年の最後の話が終わった後に、昭和天皇による玉音放送を聞いたときは…

『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』 坪田信貴著 人生はそこで終らないので、その次に何をなしたか?ということが大事だと思うんだよ

評価:★★★☆星3つ半 (僕的主観:★★★☆3つ半) 基本的に、とてもいいお話だったし、その手法もとても賛成するし、ここに出てくる塾の先生、お母さん、本人ともに素晴らしくいい人なんだろうと思う。なので、これは、個別攻撃とか、揶揄したいひねくれたイメ…

『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』 藻谷浩介著  これからの人生をどう生きるかの指針に

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ) お薦めの本です。先日のオフ会でもメチャメチャおすすめしましたが、物語三昧の思考の履歴をたどるには、これもアンカーというかポイントとなる本なので、ぜひとも読んでみてください。まぁ、というか、このあた…

なるほどね。

素晴らしい本ですね、今読み途中だけれども。自分のビジネスの実感とも符合する。津上さんは、世界経済の中での中国の台頭よまさに予言した最初期の人なので、その人がこういうことを再度予測するのは、非常に面白い。素晴らしい本なので、ぜひ。感想はずっ…

コミュニケーションコストを下げるためには?

良い本です。コミュニケーションコストを下げる理論がたくさん書かれている。これと続きで『シンクロニシティ』を読むのが順番としていいだろうと思う。人に、組織に、物事を伝えていくときには、意識的にスキルとして必要な技術があるということを理解して…

これ、偶然かったけど、凄い面白い。

偶然、日経ビジネスの佐々木さんとの対談を見て、買ったんだけど、物凄く面白い。うん、いまの企業って、そうなっていると思います。この本は、凄いおすすめです。

2050年の世界はどうなっているのだろうか?

『ワークシフト』と合わせて読み込むと、非常に興味深い。最近、未来予測の話がすごく面白い。前はそうは思わなかったんだが、、、『ワークシフト』が、自分の働き方というミクロの主観に寄った説明をしてくれたことで、茹でガエルになりがちな思考を、ちゃ…

この本素晴らしかった!!

これ、どっかで記事書きたいけど、時間ないので、とにかくすごくよかった!ので、とりあえず。

『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』 Lynda Gratton著 コツコツ読んでいます。

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20120911ちきりんさんの公開読書に向けて。これ、本当に面白い。こういう未来予測物は、アルビン・トフラーの『第三の波』や岡田斗司夫の『ぼくたちの洗脳社会』とかがあるけど、僕の読書履歴の中でも、これもそれに連なる感…

『あんぽん 孫正義伝』 佐野眞一著 愛する祖国日本に多様性をもたらしてくれる彼らに乾杯!

評価:★★★★★星5つのマスターピース (僕的主観:★★★★★5つ)凄いです。素晴らし本でした。近年読んだ、どんな物語よりも力強く、そしてミクロとマクロが交錯する超弩級の本でした。ああ、こういうものに出会えるから読書はやめられない。ペトロニウスの名に…

『たった独りの引き揚げ隊 10歳の少年、満州1000キロを征く』 石村博子著 人間を支えるものってなんだろう?

評価:★★★★☆星4つ半 (僕的主観:★★★★☆4つ半)話すと長くなってしまうので、満州に興味がある、そしてコサックを知りたければ、素晴らしい本だと思います。。。って、すげーおざなりな説明だなぁ(苦笑)。僕的に、物凄い素晴らしい本だったんだけどなー。…

『ネットと愛国〜在特会の「闇」を追いかけて』 安田浩一著 現代日本の本質を描写している傑作ルポタージュ

評価:★★★★★星5つのマスターピース (僕的主観:★★★★★5つ)ルポタージュの傑作だと思う。物凄く読む価値がある、と思う。差別とか極端なナショナリズムとか内容がセンシティヴすぎて、中身についてあまり言いたくないなーと思うんだけど、それでも、あまり…

『中国人エリートは日本人をこう見る』 中島恵著 日本はやっぱり住むのに最高に快適な国だぜ!

評価:★★★☆星3つ半 (僕的主観:★★★☆3つ半)まずやっぱり、言いたいのは、取材対象が偏っているしサンプルとしても絶対に極端になっているとは思うので、これをして信じきるというか、そうなのか!とは言い難い本ではあるが、その部分をバイアスを除けば非…