空白の日本近代史を観る〜The blank Japanese Modern History

『<平成>の正体 なぜこの社会は機能不全に陥ったのか』 藤井達夫著 新自由主義、ネオリベラリズムをどう評価するか?

評価:★★★★4つ (僕的主観:★★★★☆4つ半)非常におもしろくて夢中で読ませてもらいました。老齢になられた今上陛下が譲位するだけ(この記事書いたの3月だ。。。)であり、特に意味があるわけではないが、平成の30年をひと固まりとして、とらえたときに…

『revisions リヴィジョンズ』 4-12話 谷口 悟朗監督 青春"災害"群像劇(ジュブナイルパニックアンサンブル)視点で見るのが正しいしのでしょうね。

TVアニメ「revisions リヴィジョンズ」ティザーPV評価:★★★☆4つマイナス (僕的主観:★★☆2つ半) petronius.hatenablog.com この続きです。 まだ終わっていない感じですね。シーズン2があるのでしょうか。ちなみに、まだテレビは放映中ですので、ネタバレ…

『福岡市を経営する』 高島宗一郎著 最も成長が終わってダメージを受けた団塊の世代ジュニアこそが、成長より成熟なんていっていちゃだめだろう!

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)何となくは知っていたのだが、ちゃんと追ったことがなかったので、いい機会だと思い軽い気持ちで読んでみた。そうしたら、2018年に読んだ中の本で最もインスパイアされガツンと来た本で、その圧力に驚いた。★5つ主客…

もうすぐ平成の30年も終わるのですね。

www.youtube.com 安倍首相の演説とかトランプさんの演説とか、時々、報道ではなくてホワイトハウスや首相官邸のオリジナルの全テキストと映像を直接見るように努力しようと、思い立って、なかなかできていないが、天皇陛下の言葉は、要所ではすべて聞こうと…

自衛隊の冷静な対応がプロフェッショナルさを感じる。最前線の映像。

www.youtube.com 真ん中くらいからのやり取りが、すごいシリアス。これが最前線なんだ。専門家ではないで、これがどういう意味を持つか、文脈上どう考えられるのか、などなどは、わからないのですが、すごい臨場感は伝わってくる。さすがにこれは、見ておい…

出口治明さんの講義が、どんどんレベルが高くなっている。

出口治明が説く「これからの時代を生き抜く力」なんというか、Youtubeにあるのだけではなく、いくつか講義を聞きに行かせていただいたが、どんどんベースとなる主張や、比喩などがレベルが高くなっていて、驚く。本当に大したものだなーとしみじみ。もう頭に…

空気の支配をなくすにはどうすればいいのか?

この「空気の支配」を変えるには、国会が立法能力を高めるしかない。実は内閣提出法案は「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である」という憲法第41条に違反する疑いがある。憲法に忠実に、内閣が法案を提出することを(アメリカのように…

『ゴールデンカムイ』がめっちゃおもしろかったです。

ずっとおもっているのは、北海道を、アイヌをテーマにした物語を見たいなーって思っているんですが、久々の大ヒット。なんとなくでKindleで見たんですが、これがめちゃくちゃいい。なによりも、アシリパかわいいしねっ!(これ重要)。そんで、203高地で…

リーダーが戦略を設定できない問題点を抱える日本を時系列で少し考えてみる。

半藤一利さんの昭和史の講演録をずっと聞いています。通勤の時間のお供に最適で、何度も聞き込んで頭に昭和史の一気通貫のイメージを刷り込んでいます。物凄いボリュームがあるので、とてもうれしいです。そうすると歴史の本などがどんどん深く読めるように…

福沢諭吉の脱亜論とアングロサクソンとの同盟の歴史をどう考えるか?

つまり中国が全域を統合する大統一国家だとすれば、ヨーロッパは主権国家を単位とする中統一国家の連合であり、日本は地域ごとの小統一国家の連合である。大統一国家は政治権力のスパンが大きすぎるため、トップダウンの専制国家になるしかない。中統一国家…

『まりんこゆみ "Marine Corps Yumi" 』  著 野上 武志  原案 アナステーシア・モレノ  とにかくめっちゃおもしろい!、だけでなく、凄い感動しました。

評価:まだ完結していないめ未評価 (僕的主観:★★★★★星5つ) 素晴らしいビルドゥングスロマンだ!。ものすごい面白かった!!。まだ途中も本当に途中(83話ぐらいまでです)だけど、すっげぇ面白かった!!!。任官の時は、もうそうなるってわかっているにかか…

日本的意思決定の問題点

やっと昭和史の全体像がつかめてきました http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20141106/p1 続きです。 それと、やっぱり問うべきは、誰もが無駄だと思っていた対米戦争を、なぜはじめたのか?という日本的意思決定の謎です。 【アゴラVlog】日本はなぜ開…

やっと昭和史の全体像がつかめてきました

最近やっと半藤一利さんの昭和史の講演録(戦前編1926-1945)の後半のCDを手に入れることができたので、毎日の通勤でコツコツ聞いて、先日とりあえず一気通貫異すべてを視聴できた。1945年の最後の話が終わった後に、昭和天皇による玉音放送を聞いたときは…

BBCだよなー

これとっても面白かった。海外にいて、英語圏から英語で情報を得ようとすると、凄い日本についてのバイアスがかかるんですよね。僕は日本のメディア企業って、ほんとにダメだと思っていて、あれだけの、資本、人材、コンテンツをそろえながら、なんであんな…

専守防衛とは、本土決戦なんだなー。

http://www.riabou.net/entry/2014/10/26/080000 中立国スイスはどうやって第二次世界大戦を回避したか? 読んだ本:「将軍アンリ・ギザン」 リアリズムと防衛ブログ この人のブログを読んで、スイスが中立をWW2で守るために、どういう行動をとったのか?…

皇族のスピーチのスピーチとしての共感の幅の広さに畏怖を覚える

いつも思うのだが、、、皇族のこのようなスピーチのレベルの高さには、正直言って、なんというか畏怖さえ覚える強烈な感じを受ける。歴史を勉強すればするほど、皇族の立場にある人々が、日本の有史のすべてを射程距離に、大きな歴史的出来事、わがことのよ…

艦これ、さっぱりわからないままですが、すっごい大好きです。

もちろんのこと、海外にいるので、艦コレ出来ません。ちゅーか、できても、余裕ないので時間がとけるこれらのゲームってできないんだよね、、、。早くリタイヤして、諦念の幸せな時間を満喫したいと思うペトロニウスです。まーでも、こういうのって、時間な…

こっ、、、こんな歴史認識なのか、、、、、佐々木俊尚さんの誠実な回答が見ていてかわいそうでつらい、、、

佐々木俊尚さん sasakitoshinaoの「国民が大喜びで戦争を求めたからです。」 http://togetter.com/li/689848太平洋戦争がなぜ始まってしまったのかという史実を、否定している人がたいへん多い事実に驚いた。/佐々木俊尚さん sasakitoshinaoの「国民が大喜…

『山賊ダイアリー』 岡本健太郎著  重要なのは再生産可能な資源をベースに構築される手応えの連鎖(=共同体)の再構築とグローバル経済からの独立だ

ストックで生きていく世界とはどんなところなのだろうか? http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20140425/p1ストックで生きていく世界とはどんなところなのだろうか?2〜ストックはどこから来たの? http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20140429/p1 …

『日輪の遺産(THE LEGACY OF THE SUN)』 佐々部清監督  1945年のこの時間にどういうマクロ的背景が存在するか?がやっとわかった。

評価:★★★3つ半 (僕的主観:★★★☆3つ半) 昭和史の半藤さんの戦後編を聞いていて、この作品を飛行機の中で見たことを思い出した。この作品の位置づけというか、意味がよくわからなかったんですよ。それは、歴史的にこの1945年のこの時間にどういうマク…

『「当事者」の時代』 佐々木俊尚著  極端ではなく極をつなぐ中間領域を代表するリベラルの再構築を

評価:★★★★★星5つマスターピース (僕的主観:★★★★★5つplusα) 素晴らしかった。佐々木俊尚さんは、最近乗りに乗っているというか、脂がのっていますね。素晴らしい分析ばかりです。ここ数年の、いま読む人ですね。 ずっと自分で考えていた高度成長期とそ…

『なぜ日本は〈嫌われ国家〉なのか ──世界が見た太平洋戦争』 保阪正康著  せっかくなので反対方向の意見を同時に読んでみよう!

評価:★★★星3つ (僕的主観:★★★★☆4つ半) 物語三昧では、僕のポリシーとして、何かを考えるとき、何かの情報を摂取するときには、なるべくその極と極を知ろうというものがあります。 なので竹田恒泰さんの『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』と保…

『ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体』 原田曜平著 世界はメガリージョン(=広域大都市圏)と地方・郊外の二極化が起きるのか?

はい、最近忙しすぎて、絶対俺は死ぬんじゃないか、、、と、恐れおののいているペトロニウスです。フォローしている人は、twitterで励ましのつぶやきカモンです。たいて、苦しいとか、しんどいとか、ネガティヴな愚痴を呟いているはずです。まじで、気力、動…

『終戦のエンペラー』 監督ピーター・ウェーバー 日米同盟の基礎となる歴史認識の再確認

評価:★★★☆星3つ半 (僕的主観:★★★★☆4つ半)非常に面白かった…が、出来はどうかというと、エンターテイメントとしては、いまいちだった。一つは全体の構想に関わることだが、なぜ連合国、特に最前線のアメリカ軍人が、天皇を断罪せずに、日本の再建を意図…

『風立ちぬ』ラジオ〜宮崎駿が首尾一貫して本当に描きたかったもの

【漫研ラジオ】 http://www.ustream.tv/channel/mankenhttp://www.ustream.tv/recorded/37376403(録音です) 8/16の本日22時ごろから?たぶん海燕さんとLDさんと、宮崎駿監督の『風立ちぬ』に関するラジオをします。おわりました。凄い、発見があった。デ…

『半東一利と宮崎駿の腰抜け愛国談義』 

『風立ちぬ』というのは、昭和を振り返るというか歴史を見ている物語なので、そこへの入り口は無数にあると思うんだけれども、こういう経験者で、、昭和のあの古き日本の香りを受け継ぐ人の会話は、とても楽しい。たぶん日本文学や歴史が好きな人にはとても…

『風立ちぬ』 宮崎駿監督 宮崎駿のすべてが総合された世界観と巨匠の新たなる挑戦

評価:★★★★★星5つのマスターピース (僕的主観:★★★★★5つ)■宮崎駿のすべてが総合された世界観と巨匠のあたらなる表現への挑戦大傑作だ。全編、僕はじわっと半泣き状態だった。それにしても、ずっと胸が熱くまったままだった。批判もあるだろうと思う。し…

自殺者1万人を救う戦い - SAVING 10,000 - Winning a War on Suicide in Japan

http://www.saving10000.com/?lang=ja見たいと思っていたのだが時間がなくて、今日早起きしてみた。さすがに朝から超重いへヴィーな内容で沈んだけれども、見てよかった。僕はポジティヴな方であるし、いまポジティヴに思えるほどに人生としては運がいい方だ…

『セデック・バレ』(原題:賽紱克·巴萊 /Seediq Bale) 2011年 台湾 ウェイ・ダーション(魏徳聖)監督 文明と野蛮の対立〜森とともに生きる人々の死生観によるセンスオブワンダー

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ)日本人を悪役として描いた反日映画と、いう風にどうしても表上は見えてしまうのだろうが、どうしてどうして、全然違う映画だったと思う。というよりも、文脈を考えると、これほど親日的な映画もないだろう、と思い…

『セディツク・バレ』(原題:賽紱克·巴萊 /Seediq Bale) 2011年 台湾 ウェイ・ダーション監督 見たいっ! 見たいっ! 見たいっ!

これは、見なければなるまい。単純に面白そうというのもある。やはり、社会が成熟してくると、いろいろなものが出てくる。もう絶対大傑作だと思うよ、これ。どう考えても。だって、日本の軍人のかっこよさとセディツク族のかっこよさが、二人が相対する場面…