W村上を通してみる現代日本

『マブラヴオルタネイティヴ』 その4 クーデター編は、日本のエンターテイメント史に残る傑作だ!

www.youtube.comwww.youtube.com その1 アージュ素晴らしいよっ! 人が戦う理由がすべて詰まっている! http://petronius.hatenablog.com/entry/2020/04/10/130051 その2 日常と非日常の対比から生まれてくるキャラクターの本質 http://petronius.hatenabl…

希望を語る時の定義がよくわからない。

そうなんだけど、できない人はどうするのか。「これから先は誰にも依存しないで一個人として生きること。ニヒリズムには行かないこと。それが希望へと向かう第一歩、生き抜くための必要条件」/「日本のどこを探しても希望のかけらもない」村上龍 http://t.c…

『進撃の巨人』 4巻 諌山創著 自分の生活世界を命を賭けて守る愛国心への感情移入

「皆・・・・・死んだ甲斐があったな・・・」 ふと思ったのだが、この作品の面白さって、「愛国心」なのかもな?って思いました。もう少し敷衍すると、ペイトリオッテティズム。14話『原初的欲求』の上記のこのセリフぐっと来るんですが、これって、怖くて仕…

『自殺島』 森恒二著 生きることをモチヴェーションに

このテーマは、現代資本制社会では、基本テーマなので、同工異曲が沢山ある。僕は「戸塚ヨットスクールの原理」と言った感じで呼んでいるんですが、ようは、「生きること」そのものを目的にすることができる状態になれば、人生は輝きに満ちるということをも…

村上龍ニューヨークタイムズの寄稿文

But for all we’ve lost, hope is in fact one thing we Japanese have regained. The great earthquake and tsunami have robbed us of many lives and resources. But we who were so intoxicated with our own prosperity have once again planted the se…

4月16日発売だ!!!

これも楽しみ。

『超弩級少女4946』 東毅著 

なかなかおもしろい。特に、既に僕は同人誌のきみまるさんの『RETAKE』と『ねぎまる!』を読んでいるから、この人のテーマの文脈を知っているので、凄く興味深い。単純に1巻だけでは、物語としては良くできていて楽しいものだが、それだけだ。逆にあ…

狭義の意味での自己実現の世界に自己を預けている人とは、対等な人格を損なわないものを得ることはできない

So bad! (1) (小学館文庫)Honey Hunt 1 (フラワーコミックス) ふと思い出していたんだが、、、村上春樹の作品がいろいろインスピレーションを与えてくれているみたいで、いろいろな作品に対しての見方が変わってきている、というか言葉を発見している。相原…

読み終わりました。

ああー素晴らしい。しかし読んでいて思った。ほぼ同じ構造の物語であるにもかかわらず、『1Q84』が素晴らしい理由を。『ノルウェイの森』もこの『ねじまき鳥クロニクル』も、両方ともに、直子とクミコという女性の謎を追うという形になっている。主人公…

当時は分からなかったことが・・・・

もうすぐ読み終わる。いや、素晴らしい。。。。当時は分からなかったり、感情移入しにくかったことが、今ならかなり分かる。それは、僕が人生を重ねて、この主人公よりも年齢を重ねているってこともあると思う・・・・が、これはやっぱり『1Q84』から逆…

恩寵とは?

それにしても、『1Q84』のあまりの素晴らしさにインスピレーションを得て、村上春樹作品を少しづつ読み返しているのだが・・・いったい僕は今までなんでこんなにも重要な概念を見過ごしていたんだろう。そう思わせる気づきがいくつもあって、村上文学の踏…

女の子が男の子を好きになる理由

『化物語』で、うーんと思うのは、単純なハーレムメイカーではないなーと思うんだよねぇー。いや定義にもよるんだけれども。暦ってさー男の俺から見ても、かわいいもの。そして、たまらなくかっこいいもの。別に女の子でなくてもだれでも、自分をさっそうと…

『神の子どもたちはみな踊る』村上春樹 単純な「母なるもの」ではないなにかへ触れる感覚

テーマ:物語:W村上を通してみる現代日本 評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★星5つ) 村上春樹は、分かりにくい作家です。いやそういう風に言うのではなく、歯応えのある文学性を持っている「にもかかわらず」エンターテイメントとして人をひきつける力…

『1Q84』 村上春樹著 内面に閉じていくことで、現実との境界があいまいになり、世界の存在が並列化していくという手法について(1)

評価:★★★★☆4つ半 (僕的主観:★★★★☆星4つ半) ■大枠の初読の感想(僕の文章は常にネタバレですからそれが嫌な人は読まないでください)読了。ほぼ数日で、2冊読み切ってしまった。その間一度も本を読むのを止められなかったのは、物語としての「引き込ま…

これって並行世界?

エヴァの映画版の読解のために、並行世界について、いろいろ考えているのだが、、、、そうして1/3を読んだところで、、あれ、これって並行世界の話じゃね?と思ってびっくり。凄いシンクロ。でも考えてみれば、過去の作品でもあるし、村上龍の『5分後の世…

売り切れていた

流石にあるだろうとたかをくくっていたら、近くの本屋には、2巻だけしかなかった。痛恨。どうも、ある人の記事を読むと、チェーホフを読んでいるといいらしい。ふむふむ。

卵と壁 : Always on the side of the egg  By Haruki Murakami

http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064909.htmlAlways on the side of the egg By Haruki Murakami I have come to Jerusalem today as a novelist, which is to say as a professional spinner of lies. Of course, novelists are not the only ones wh…

『アメリ』 ジャン=ピエール・ジュネ監督 オドレイ・トトゥ(Audrey Tautou)がかわいいっ!

アメリオドレイ・トトゥビデオメーカー 2002-08-02売り上げランキング : 1489Amazonで詳しく見る by G-Tools 評価:★★★★☆星4つ半 (僕的主観:★★★★☆星4つ半) ■オドレイ・トトゥ(Audrey Tautou)がかわいいっ! 『ダ・ヴィンチ・コード』 米国的ハリウッ…