私は常々思うけれども、
日本は国際社会で
「主導権確保」したいのか、
単純に「感謝」されればそれでいいのか、
どちらが目標なのか不明確である。そのために日本外交は
迷走しているように思える。近年、特に小泉政権以降、
リーダーは国際社会で
主導権を確保しようとしてきたが、
外務省・財務省・経産省など事務方は、
それに付いてきていない。事務方は相変わらず
「事なかれ主義」で、国際社会での
日本の主導権発揮に消極的だ。日本は国際社会の中で、
どちらに向かうべきなのか、
明確にしたほうがいい。魑魅魍魎が跋扈する
国際社会の中で
主導権を握りたければ、
自らもそうならねばならない。日本はそれでいいのか。
小さな感謝を得ることを積み重ねて、
少しずつ尊敬を得ていくことも、
国家としての1つの見識である。日本は国際社会で
どういう生き方をしたいのか、
国民的な議論が必要ではないだろうか。
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200811270001/
かみぽこぽこ。 2008年11月27日 金融サミット(G20):日本の「存在感」の意味。「感謝」と「主導権」を混同するな。
なるほど。