『レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則』

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)


この人の本をいくつか読んでいるが、ほんとうは一冊読めば十分で、しかも内容も薄く引き延ばし過ぎなので、それほどいい本とはいえないが・・・・彼の本の言いたいことの核心は、とても参考になっているので、時々読んでみる。30分で読めるしね。こういうライフハック的な技術は、読むことでハイになって、「それで終わり」ではだめで、それが使いこなせないとだめなんだなーと思う。それも自分なりに。


個人の時間管理を、目的志向で行うこと、それが著者がいいたいことの核心。考えてみれば単純なことで、それなりの企業ならば普通やっていることだ。けど、それを個人のライフスタイルに落とし汲むのは、実はなかなか難しい。そいうことができるのは、そもそも強い動機と意志に恵まれている人で、さらに忙殺されるような忙しさの中で時間を有効利用してアウトプットを出すことが要求されていないと、そうは適合しにくいからだ。そもそもすべてのライフハック技術は、高いモチヴェーションとそれに伴う「やりたいこと」が明確でないと、意味を為さないんだなーこれが。そもそもこういうビジネス上の技術は、ドラッカーではないが、とにかく「合目的志向」のシステムの中の一部の敬として存在しているので、「そういう生き方」をしていないと、そもそも適合も応用もできないと思うんだな。

ちなみに僕も社会人になって、細切れの時間をつなぎ合わせて習慣化して、巨大な量をこなすということの意味が分かってきたので、、、、って忙しく仕事している割には、僕は相当量の本や漫画を読んでいるが、実際に使用している時間は、ほぼ毎朝の通勤時間なみなのだが・・・それでも、数年単位だとものすごい量になる。また目的意識をもってそれを行うと、様々な成果につながりやすい・・・それがなんでそうなるのか?他に応用はできないのか?と、最近うまく使えるようになってきたところで、本田さんの本に出会ったのは、まーなるほどなーと思う。自分の必要なものに出会うようにできているのだ。ノウハウを探すために、メタなノウハウ本を探して読むというのは、目的を効率的に達成するための重要な方法論だと思います。

プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))