ローマンエンパイアと中世のつながりが分かってくるとヨーロッパが立体的に分かってくる

海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年〈6〉 (新潮文庫)

いま同時に読んでいるが、このタイトルも物悲しい『最後の努力』は、ディオクレティアヌスコンスタンティヌス帝により、「ローマ的なるもの」が破壊されてゆき、中世の政治構造へ足を踏み入れる時期が書かれている・・・・ここへ至って、ついにヨーロッパ中世との繋がりが明確に感じられるようになってきた。なるほど、、、こういう流れだったのだ・・・。と感心。余裕があれば、もう一度全部読み返してみたい。あとは、古典ギリシアイスラム世界のこういう物語があればもっといいのだが・・・。

ローマ人の物語〈37〉最後の努力〈下〉 (新潮文庫)
ローマ人の物語〈37〉最後の努力〈下〉 (新潮文庫)