RETAKE読んだ。


素晴らしい・・・どなたでしたっけ?。紹介して下さったのは。いやもう圧巻です。ほんとうにほんとうにありがとうございます。・・・とりあえずは18禁版を読みましたので、全年齢版を次には読んでみようと思います。いまはまだ強烈すぎる印象なので、少し時間をおきながら考えたいともいますが・・・・ううーん、、、いや、やっぱり世界ってい素晴らしいですねぇ、、、こんなすごいのまだ読んでいなかったとは。

これって、テレビ版と映画版(前の)の結論としては、これ以外はあり得ないですねー。物凄い凄い出来。・・・・ただやはり最初のドラマツゥルギーの展開の果てなので、実は心の問題しか扱っていないので、マクロの話は一つも解決していない。・・・・が、ミクロの関係性だけでここまで語れてしまうのは、作家の才能だろうなぁ。うん、ネギまの同人誌の『ねぎまる』もそうだけど、この人の作家の本質は、ハーレムメイカーの倫理的欺瞞の破壊にあると僕は思う。一言でいえば、ナルシシズムの檻からの脱出。しかも、マクロ一切無視で、「それ」だけを追求いしている。そして・・・・うん、村上春樹の『ねじまき鳥のクロニクル』ではっきり分かったのだが、ミクロだけの個人の主観の視点から、「世界」に到達する方法、ナルシシズムの檻を破る物語ってあるんだ、、、とよくわかった。感触としては、たぶん新劇場版は、これにマクロの部分があるので、また違ったものになると僕は思っているのだが…まだ考えが熟成していないんで軽々しく言えないが、、、、、まぁなにはともあれ、凄いね、、、ナルシシズムの心の物語「だけ」って僕大嫌いなんだけど、ここまで追求すると、、、鮮やかに世界がクリアーに晴れるように、世界の広がりを感じる。いやー凄いもん見た。もう少し熟成したら感想書きます。あっ、わかった・・・わかったぞ・・・・関係性の中での対個人の罪と罰を徹底的に推し進めると、この人の世界観になるんだ・・・・。