憂ちゃんの描写が凄くよかった。

けいおん! (4) (まんがタイムKRコミックス)

はーこの前アニメも最終回で、漫画も最終回。終わってしまうのが、、、、残念というわけでもなく、、、なんだか一緒に卒業させてもらったような感じでした。いやーいい出会いだった。


毎週楽しみで、娘と見てました。なんか、凄く幸せな気持ちになれる。こういうのって、、、、自分が中高生の頃でいうと何なんだろうな、、、やっぱりゆうきまさみさんの『究極超人あーる』とかかなぁ、、、。あの「日常を楽しむ」という世界への態度が、ずーーーっと、進化していくと、いまの時代は「ここ」に辿り着くような感じがする。系列的には、あずまきよひこさんの『よつばと』とかと同じなんだろうかなー。でも、もう『けいおん』までくると、わざわざ積極的に「日常を楽しむ(=日常は楽しくないもの)」というのではなくて、そもそも、凄いナチュラルに生きている。特に、この雰囲気をアニメーションは見事に増幅したよなーと思う。本当に別に何があるわけでもないし、そもそもノスタルジーですらないような、、、、、凄く自然な感じ、、、なんなんだろう。感情移入も、昔は行為日常を楽しむというコンセプトには、人ひねりないとできなかったのだが(僕には)、これは、さらっとできる。一般人には、そうはいっても少女漫画と似たような敷居はあるにしても、少なくともアニメや漫画を見られている人には、それほど敷居を感じないなー。


漫画は、特に良かったなーと思ったのは、憂ちゃんの日常。和ちゃんとの関係が、彼女の性格を凄くあらわしている感じで、よかったなー。ああ、この子って、こういう子だよなーというのが、すごくよかわかる。人に凄く懐きやすい子なんだろう。めちゃめちゃ幸せに育たないと、ああはならんなー。。恐るべし、平沢姉妹の両親。素晴らしい親なんだろうなー。それにしても、平沢姉妹。最高だなー。こんだけ、かわいーと、、、さすがに父親とか、嫁にやるのが泣きたくなっちゃうだろうなーと普通の父親の気持ちが少しわかった気がした。僕は、幸せになってほしいので、妹とか娘とかには、早く彼氏を作って、幸せな結婚をしてほしいと思う人なので、「娘はやれん!」とかいう父親の気持ちがよくわからないのですよ。まっなにはともあれ、幸せになれる物語でした。なんというか、漫画とアニメと合わさったこの感じがバックに無いと、、、、ある種のお祭りなんで、ここまでほんわか浸れないと思うからねー。