社会が活力を持つには?

http://gqjapan.jp/2012/08/07/from-gq-usa-2/2/

社会が活力を持つには、移民がもうどうしても不可欠になっているけど、移民を入れると、どうしても社会がこういう階層になるし、メガグローバル企業を運営させるには、超弩級のインセンティヴがいるのでどうしても貧富の差は拡大していく。こういう格差があっても、みんながそれなりに成長している実感があればいいんだろうけれども、、、いまの中国のように。。。。


エジプトでフェイスブック革命が起きたのに中国で起きなかったのは、中国の共産党の統治や官僚がウルトラ優秀なだけでなく、中国の国民の大きな部分が豊かになっている「実感」があるからだと思う。しかし、それは、なかなかそれは難しい。よっぽど優秀な統治者と運が重ならないとなかなかできないことだからねー。

僕ら、いわゆる日本の中流と思い込んでいる人ってもすでにここで下流の位置づけなんだよねー。まぁ、フロー所得で生きているのは、すべからく資本主義の奴隷だからねー。もちろん、だからと言ってそれが不幸せとは限らない。我々は「そういう文明」に生きているわけなんで。オルタナティヴナものなしには、、、って、そういうのはたいていユートピア主義という名の悲惨な結果が待っているんだけどね。なかなか難しいよ。一番大事なことは、「自分の本当に大切なものを見極めて、不断の自己決断と学習を継続して世界に適応していくこと」と、「分際を知る」「足るを知る」ってことなんだろうと思うけど、まぁ、そんなポジティヴになれませんことよ、人間は(苦笑)。


ふと、こういうこと考えていると、町田さんの本が読みたくなった。この人の描くアメリカは、いつも思うが面白すぎる(笑)。、町田さんという人のパーソナリティ、彼の世界の捉え方が面白いんだろうなーと思う。まあ、事実これくらい変な国だけどねアメリカ。まぁ、ぶっちゃけ、それなりに歴史に名前が出てくる規模の国とか文化って、大抵むちゃくちゃ狂っていて変なところ一杯だもんねー。変さは、ほんとは笑えないんだけど、それを笑い飛ばして生きていくのが、人生っていやつかなーと思う。

99%対1% アメリカ格差ウォーズ