こっ、、、こんな歴史認識なのか、、、、、佐々木俊尚さんの誠実な回答が見ていてかわいそうでつらい、、、

佐々木俊尚さん sasakitoshinaoの「国民が大喜びで戦争を求めたからです。」
http://togetter.com/li/689848





まさか、歴史認識がこんなに歪んでいる意見が、いくら極端な意見が前景化しやすいネット環境だからといって、多く見られるとは思っても見なかった。というか、信じがたい。。。まず政治的な意見をある程度述べようとするときにいくら何でも歴史や事実を軽視しすぎだろうって思うし、、、そういう事実を知らなくても、日本の現在僕らが生きているメカニズムを見れば、空気の暴走でめちゃくちゃな意見がいきなり支配的になるのは、どう考えても日常のことだろうに、、、、。こんなに考えなしというか、思いこみだけで声高にしゃべる人が、たくさんいるのか、、、正直驚いた。。。。しかし、、、ナチスユダヤ人虐殺はなかった!とかいうトンデモ謀略はネタ(もしくは政治的意図がある)としか思わなかったが、、、こういうネタみたいな話を、本気で信じてしまう人ってのは、時間がたつとある程度簡単に生まれてしまうのかもしれない、、、正直言って衝撃だった。まさか、そうでなくとも自虐史観とかいって、いままでは、日本は自虐すぎる!なんて言う話が言われていたと思っていたら、、、こんな議論の大前提の歴史の評価について、噛み合わないなんて、、、。少なくとも、日本社会のような先進国かつ自由が存在する国で、こんなまったく歴史学の業績の積み上げを無視した思い込みが、幅を利かせるなんて、、、もう少しまともな国だと思っていたよ、、、日本、、、、、。


『「当事者」の時代』 佐々木俊尚著  極端ではなく極をつなぐ中間領域を代表するリベラルの再構築を
http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20140419/p1


佐々木俊尚さんの著作について、感想の記事を書いたことがあったが、この記事では、


日本人の歴史感覚、自己認識が、1)被害者→2)加害者→3)被害者?加害者?という流れを経ている


という部分を、僕はなるほど!と思ったのでした。自虐史観はダメだ!という右翼?なのかな?言説が出てくるのは、2)の加害者の主張がこれまで強くなりすぎたからだという風に理解していました。けど、、、えっ、、、このtwitterの話みたいな人がたくさんいるとすると、2)の部分が全然ないってこと?しかも、左翼的な立場にいる人が支配的にこうってこと、と思うと、、、もう全く理解不能なんですが、、、、。あれだけ国が自虐すぎるという反発を生むほどに、日本の加害者としての立場をちゃんと浸透させるべくやってきたことが、こんなに簡単に消えてしまうの?。。。いや、なんか、ちょっと衝撃なんですが、、、、。加害者としての立場がきちっと浸透して教育されていればこそ、健全な右翼意識や愛国心を教育する意味も出てくるのですが、、、いやまって、そこ抜けてるの?って、驚いてしまった、、、、。


なんか、僕、物凄い混乱しました。この佐々木さんのtwitter見てて。


もう本当に新しい時代に入っているのかもしれない、、、、。こんな、、、なんか普通に歴史を勉強すれば、わかるようなことが全然、共通前提として共有されていないなんて、、、ちょっと、信じられない、、、。


まぁ、とにもかくにも、こんな意味不明な人々相手に、誠実に対応する佐々木俊尚さんは、非常に誠実だなーと感心しました。こういうのって物凄い徒労感があるので、これで疲れてしまわないでほしい、、、、。


ちなみに、物語三昧の読者は、下記の3つは、特にスーパーおすすめ(かつ読みやすいと思う)なので、ぜひとも、読んでおいてください。これって、僕のブログの記事の大前提の認識なので、ここの知識がないと、ブログの記事は全く読めないと思うので。

「当事者」の時代 (光文社新書)


戦争責任者の問題 伊丹万作
http://www.aozora.gr.jp/cards/000231/files/43873_23111.html


それでも、日本人は「戦争」を選んだ