最近考えてきたことのまとめのメモを2つ

最近は本当にやばいほど忙しくて、記事が全然かけていないのが、ストレスですが・・・・実はここ数か月で、自分の思考には大きな進展があって、特にそのことについては、前回のラジオで、全部メインのところはしゃべったんですが、まぁ、結論だけ言ってもよくわからないよね、、、と思うんですが、一応自分でも忘れないで後で思考をちゃんとまとめられるように、ここにメモしておきます。たぶん、これけ読んでも、ほとんどわからないかもだけど…。おいおい説明します。2つ大きく進展したものがあるんですよね。


1)アダルトチルドレン、内発性の無い人間は、絶対に救われない。自分を救うことはそもそもできない(=自己救済は構造的に不可能)という覚悟が必要。しかしながら、救いは、次世代の救済によって、自分が救済される構造を持つことがわかっている。ミクロ(=子供を育てることによる子供時代の追体験)とマクロ(次世代において自分と同じ人間が量産されないマクロ構造を作ることに資するという実感=自分の生きている世代では不可能でも、マクロレベル、組織レベルで世界を変えられるというコミット感覚)=のバランスのとれた救済が個人にもたらされていることが継続している場合は、永遠の日常をナルシシズムに陥ることなく(=脱出する必要がない)幸せに生きることが可能になり、また、トラウマによる自己崩壊が止まり、2)のレベルで構造的なカタストロフに行くときの、強いリーダーシップを具現化する人間になりうることができる。



前回ぼくは、こういっています(いや、この一部しか言っていませんが・・・)。これは、物凄く凝縮した意味があるのですが、書いていると時間がなくなるので、まずはメモにとどめておきます。次はこれです。



2)日本(=共同体主義が極まったムラ構造のシステム)を内部から変えるためには、空気(ニューマ)の破壊と創造が同時にできなくてはだめで、「そこ」の具体的方法は、学校空間のモデルからはじめられる。日本的空気の問題点解消は、外からの破壊(=外に逃げた/脱出した人には批判しかできない)でも内部での絶望(=内部の人間はあまりのがんじがらめの拘束で窒息して動けなくなるので何もできないであきらめる)でもだめで、その両方を同時に「内部において」行うことによってしかなされない。これには具体的な技術・手法がある(学校空間でのいじめの創造的破壊などが、このモデルの出発点/俺ガイルやアオイハルノスベテのはなしね)。空気の形成による問題点は、集団で現実を無視し(=共同幻想ナルシシズム化)、プラグマテイックな判断、意思決定ができなくなり、ミクロ(=いじめによる内ゲバ殺し合い)とマクロ(=国家=全体を滅ぼすに至る世界の終末をの要求)の崩壊へと舵を切るターニングポイントになりやすい。ちなみに、近現代日本はマクロ的な意思決定を、プラグマティツクに変える伝統の継続性が弱くなっており(アジアで唯一の初期、独力の近代化を成し遂げている事実を見れば、現在の伝統が弱いだけで、実はそこは世界でもとてもレベルの高いものだと歴史的には言える)、高度成長期の成長至上主義のアンシャンレジームから成熟へ至る債権国的なストック社会に脱皮するにあたって、この構造的問題点が、非常に大きな障壁となっている。ちなみに伝統が弱いというのは、ずばり憲法意思を変える伝統が教育、形成されていないということ。左翼の問題設定が、伝統的に確実に間違った設定をするので(朱子学的な正邪判定の規範や共同体体質の現実を無視して清浄なるものを尊ぶ規範のせいか・・・)、歴史的に間違った問題設定ばかりを日本は近現代にしてしている。近代的マクロの次世代レベルでの構造変革は、アメリカの歴史動向をこう見ると、国の変革者たちがストレートに憲法改正憲法意志の変革を目的とし、それを成し遂げることによって、次世代レベル(20-30年以後)での国家=全体の救済と変革に成功して、国が滅びずに継続していることからも、全体をよくするプラクティカルなポイントは、憲法の変更にあることがわかる。要は、外部環境のズレに対して、マクロ=全体を変えるのは、そのレベルの変更を行い、30年以上の時間をかけないと、成し遂げることができない戦略的行動なのだ。




ここは、『アオイハルノスベテ』の文脈で語ったので、ここもほとんど説明していないのですが、1)と同様で、僕の数十年にわたる思考の結晶の到達点なんですよ。今後、ラジオでも、このブログでもここを説明していくと思うので、まぁ、フーンなんかそんなものか、ぐらいに考えておいてください。文脈を追って説明しないと、???だと思うので。とりあえずメモです。




ちゅーか、こんなのって、LDさんとか、ほんの数人しかわからんじゃねぇ?とか思うよ、こんな文章(苦笑)。どうなんだろう、伝わっている人はいるんだろうか。。。。まぁ、ラジオでも穴埋めするけどね。


アオイハルノスベテ2 (ファミ通文庫)