『だかしかし』 2014- コトヤマ著

だがしかし 1 (少年サンデーコミックス)

LDさんが、面白いよ?というので、おすすめの『だかしかし』を読みました。面白いねーこれ。ただ駄菓子を紹介するという構造上のワンパターンから抜け出すことが、この設定だと難しいのですが、話が全く進みもせず(笑)、それでいて凄いテンポがよくとても面白い。どう考えても、駄菓子を紹介する、という個の構造から、キャラクターだって深掘り出来そうも全くない設定なのに(笑)、とっても魅力的。このまま物語が展開していくのか???、、、駄菓子屋の後継者問題に絡めて、ヒロインは巨大お菓子メーカーの令嬢なわけで、「そういう方向」に話が展開していって、物語を物語るのか、、、それとも、このまま駄菓子の紹介の日常が描かれ続けるのか?凄い気になります。サンデー的には後者でしょうが、これアイディアがどこまでもつか、凄い大変だと思うんですよね。しかし、1巻濃密さは、これ続けるの難しいかもな?とはみじんも感じさせないので、、、確かに気になる作品です。僕は、最近日常系ばかりを読み続けてきてて、さすがに元の嗜好が戻ってきてもっと大きい話が読みたくなっているのですが、にもかかわらず、おっ!とおもわせるいい作品でした。さすが、LDさん。現時点の評価では、★★★☆星3半ですが、、、この先どこへ行くかはまだわからないので、何とも言えないです。うーむ、、、しかし、僕は物語が展開するような話が好きなので、点が辛くなるなぁ、、、。この1巻に込められている技術と物語の技術は、凄いレベルのものだと思うんですよね、、、そういうのは、僕はいまいち評価しきれてないので、、、。とにもかくにも、ヒロインがめっちゃ可愛いです。変人なんですが、、、好きなものがあるってのは、やはり人をとても魅力的に充実させますよね。対象は、ほんと何でもいいのだなぁ、と思います(笑)。