『ゴールデンカムイ』がめっちゃおもしろかったです。

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックス)

ずっとおもっているのは、北海道を、アイヌをテーマにした物語を見たいなーって思っているんですが、久々の大ヒット。なんとなくでKindleで見たんですが、これがめちゃくちゃいい。なによりも、アシリパかわいいしねっ!(これ重要)。そんで、203高地で戦った帝国陸軍の精鋭部隊が出てくるところとか、主人公が退役軍人であるところとか、、、、めっちゃおもしろいです。凄くわかりやすくエンタメにしているけれども、著者は相当勉強して自分で解釈しているよなーってすごい楽しいですっ。北海道をテーマにした物語には、新選組土方歳三榎本武揚蝦夷共和国五稜郭、脱獄、アイヌの反乱などの歴史のピースだけではなく、大陸に近い極寒の冬の風景の中で、自然と共生して生きる、、、マタギなどのテーマもあり、物語の宝庫だと僕は思うんですよね。まだ、僕自身は、読めていないのですが読みたい物語がたくさんある。でも、読むためにはもう少しアイヌや歴史の知識が必要で、出会いがないかなーといつもおもっえいたんですが、これとてもいいですね。すでに2巻も出ていて、まだ続きそうで凄いうれしいです。マイナーなテーマなので、エンターテイメントと両立させて、面白くさせて続けるのはとても難しいと思うので、めっちゃうれしいです。

邂逅の森 (文春文庫)

これは東北の物語ですが、マタギのはなしですね。この辺とつながってくると、日本の東側のさらに東の地域の壮大な世界がつながってきて、凄い面白いと思うのです。それはシベリアやアラスカともつながる壮大な太平洋の円環なので。このへんは、日本史の中でいえば、どちらかというと辺境的なポジションになるし、天皇家の王権が届かなかったところなので、隠されている歴史になるんですよね。でも、それだけにぞくぞくするほどおもしろい。この辺もっと勉強したいっす。高橋克彦さんの『火怨 上 北の燿星アテルイ』とかもおもしろかったなー。

王道の狗1 (中公文庫 コミック版 や 3-30)

ゴールデンカムイ』を読んでいて、ずっと思いだしていたのは、安彦良和さんのこの本です。僕は大好きでたまんないのんですが、ちなみに、これを読んで、、、、そうですね、、、『百姓貴族』を読むと、なんというか、北海道の大地に移民してきた人の一代記が凄い繋がる気がするんですよね。著者のおばあちゃんとかの話を聞いていると、それ単発では、そういう話かーと思うんですが、『王道の狗』で自由民権運動ではっちゃけた人が、北海道に逃げるように移民してきている歴史的背景の一つを知っているとそのルーツでこれなのか!!!と、いろいろなものが壮大につながる気がするんですよ。

百姓貴族 (1) (ウィングス・コミックス)

あとは、ブルーレイが再生できなくなったんで(VAIOのSONYめっ!!!)途中になっている海燕さんに進められている渡辺謙さんの『許されざる者』を見ないとなーというか、見たいんだけど。。。。

許されざる者 [DVD]