ロシアがウクライナ東部のクリミア半島を武力で併合した直後、欧米の政治学者から「冷戦時代の再現か」といった懸念の声が上がったが、旧ソ連・東欧諸国の民主化運動のパイオニアだったハンガリーで切断した“鉄のカーテン”が再び設置されたわけだ。
冷戦時代の“鉄のカーテン”は共産主義と民主主義間の思想(イデオロギー)の分断を意味したが、新たなカーテンは不法移民の殺到を防止するために構築されたものだ。ハンガリーのオルバン政権によれば、175kmに及ぶ有刺鉄線の設置は犯罪対策というわけだ。新たな“鉄のカーテン”はハンガリーだけではなく、トルコ経由で殺到するシリアやイラクからの移民対策の為、ブルガリアでも設置が始まっている。欧州統合の「偉大な遺産」が危ない! --- 長谷川 良
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最近、難民の話、凄いですよね。これ、世界の大きな潮流である移民をどうするか?ということが、試されているんだと思う。たぶん世界の構造の根幹に関わる重要な出来事。
海路は危険、なのでシリアと友好的なロシアに空路向かい、そこから自転車でノルウェーに。ありとあらゆる方法で人々は西欧を目指す。/北極圏の国境を自転車で、難民たちのロシア経由ルート http://t.co/Fsr7liCAwS
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2015, 9月 12
ミュンヘンには今日1万3000人の難民が到着。1日の数字としては過去最高だ。ミュンヘンでは難民の宿泊先がなくなってきており、今日は中央駅の床にマットを敷いて、一部の難民を宿泊させる。
— 熊谷 徹 (@ToruKumagai) 2015, 9月 12
心の準備なしにEUは大量の難民を受け入れざるをえない状況に置かれていると。日本だと過去に移民難民の大量受け入れ経験がないから、北朝鮮崩壊時にはさらにたいへんなことになりそう。/非EU市民の流入に好意的な意見が大多数はスウェーデンのみ http://t.co/RyC3YuP0yg
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2015, 9月 8