すばらしい、これ内発性が広がっていく、見事な成長のステージの説明ですね。

さかなくんって、素晴らしい人だ、、、といつも思います。

ただ単にヲタクとかひとくくりにしてはいけなくて、前に、同じ中二病の振る舞いを描いたのに、なんで『冴えない彼女の育てかた』と『異能バトルは日常系で』では、あんなに違うんだろうと、唸ったことがありましたよね。前者はなんてかっこいいんだ!といっていたのに、後者は、気持ち悪くて見ていられないと、げんなりしたんです。けど、振る舞いとしてはどっちも中二病の典型で、なんでそんな差が生まれたんだろう?っていう話でした。これはその後、自意識の話に展開していくんですが、、、、、でも、これって、量を見ていないと、わからなかったことなんですよね。たぶん、LD教授の背中を見ていて覚悟がなければ、『異能バトルは日常系で』って最初の一話で僕は切ったとおもんですよね。いい悪い以前に、嫌いで耐えられなくて、興味が持てない。でも、それでは、ぜんぜん他のものとの差がわからず、もっと素晴らしい作品も、自分の見方の穴も、わからなかったんですよね。自分の好きな領域は、というか、なんでも仕事でも何でもですが、量をこなし続けないとだめなんだな、と思うんですよね。うん、仕事でもそうなんだろうと思います。僕、相当できるようになってきたので、天狗になっていた気がします。時代は変わるんだから、もっともっと量をこなさなければいけないんだなって。おっさんいなって、アホみたいに働き続けるのは、そろそろ死ぬな、とか思って、どうやって怠けようかと追及する日々なんですが、それはそれで重要なんですが、、、肉体年齢が衰えるということは、それすなわち、レベルが下がっていく中で強い魔物と戦うわけで、要領をよくして工夫しなければ、死んでしまいますので、、、でも、それと同時に、コアのスキル、自分がこれと見定めた部分は、ぞうきんがけレベルまで含めて量をこなしていないと、ダメなんだろうという40のおっさんのペトロニウスは、少し思い直した今日この頃でした。

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レベル、次元、ステージ何でも言い方はいいのですが、僕的な言い方ではステージがあって、例えば、成長の中でも、自分が好きというだけでは自己満足でそれは、より高いち頃には行けないんだろうなって思うんですよ。別にそんなところ行く必要がないといってしまうと、話は終わるし、行かなければいけない理由はないんですけどね(笑)。でも、ステージというか、見える風景が変わると、人生は面白いんです。面白さが動機の駆動になるのは、僕はあってもいいと思うんですよ。まぁたいていは、最初は、ルサンチマンや自分の心の欠落なんかの復讐意識みたいなもので、現実逃避だったりするんですが、まぁ、それはそれでいいじゃないですか。そんで、いろいろ風景が変わっているうちに、複雑なものの背後がわかったり、大量の量と質を経験していないと理解できないことがわかるようになったり、できるようになったりすると、凄い面白いのです。それはわざわざ成長と呼ぶ必要はないのかもしれません。


そんなことを思いました。


ということで、もっとアニメと漫画を見なければ!。映画と小説も頑張らねば!!!と思う今日この頃です。


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