『プリンセス・プリンシパル』が面白い。

プリンセス・プリンシパル I (特装限定版) [Blu-ray]


今期のアニメは見きれていないのですが、4話まで見たのですが、友人に薦められたのですが、途中から、あっコレやばい奴だ、とのめり込みました。スパイものとしてよくできていて、1話がたぶんもともと9話?か何かのエピソードを繰り上げて放送していて(順番を入れ替えてる)安定してスパイものを女の子でやる感じの渋い作品で、脚本は素晴らしい質はいいけど、僕はそういう全体の軸が弱い断片を描く物語は余り過ぎではなくて、あまり興味ないかな、と思ったんですが、1話を見ると、この作品のマクロ構造は、巨大な覇権国家となった連合王国(イギリス)が、二つに分裂して、過去の西ベルリンと東ベルリンのように分裂している設定なのですが、なぜか1話のスパイの中に、自分の母国に敵対しているプリンセスがいるんですよね。最初は、まぁなんか理由があってとか思ったのですが、、、3話か4話で、彼女がスパイになる理由のエピソードが出るんですが、そこでノックダウンでしたね。ああ、そういう理由で、彼女は、、、、と思ったら、物語に凄いダイナミズムが生まれた感じがして、、、これがどこに落ちるかはわからないので今の時点では『正解するカド』みたいに最初だけで尻切れトンボになる可能性は否定できないので、いえないんですが、けれども今期気合を入れてみるアニメになることは間違いなさそうです。おもしろい。全体を貫く軸さえあれば、個々のパーツの演出は素晴らしい質なのは間違いがないので。