めちゃめちゃ怖い。。。

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もう地球最後の日の脱出ののりだよ、、、これ。日本でどう報道されているんだろう。本当に深刻です。神様!とつぶやきながら運転するのが、めちゃくちゃリアル。余りにショックだったんで、少し追っている。

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米国カリフォルニア州の山火事が記録を打ち立てようとしている。湿度が急激に下がり、長年の干ばつで乾燥した植物に、乾いた熱風が吹き付けた2018年11月8日、北カリフォルニアの丘陵地とロサンゼルスの北東で山火事が発生した。北カリフォルニアの山火事は「キャンプ・ファイア」、ロサンゼルス近郊の山火事は「ウールジー」、「ヒル」と名づけられた。

最悪の山火事は、いかにカリフォルニアを襲ったか | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

なんというか、余りに毎年起こるので、これは構造的な問題だと思うんですよね。なんでなんでしょうね。ふと思い出したのが、『め組の大吾』というマンガ。ある都市が、構造的な変化(発展によって)するにしたがって、凄まじい構造的な火災が増加していくのを予測した行政官(主人公の大吾より彼女のほうが僕はすごいと思う)が、都市の発展よって上昇する火災拡大のマクロトレンドを史上初めて抑え込むという話なんですが・・・・繰り返されるものは、構造的な理由があり、それは確実に予測可能なはずで、また可能かどうかに関わらず、どういう対処方法がオプションであるのかは、気になるところ。これほど、繰り返されるのならば近代国家、先進国の意地にかけて解決すべき問題だと思うんですよね。


この米国史上最大級レベルのWildfireに対して、トランプ大統領は、以下のように呟いて、いろいろ議論というか、めちゃ批判を浴びている(笑)。まぁ批判を浴びるという言い方は、たぶんトランプさんには正しくない。ほぼすべての発言や行動が、嫌悪感とともに批判されて報道されるので、冷静さというか、引いてみる視点が失われていると思う。少し引いてみてみれば、僕はトランプ大統領というのは、とにかく議論になる(言い換えれば解決しにくい)諸問題を、目の前にありありと現出させて、それを単純化して議論を二つに分け、敵か味方に分けて自身の支持の補強図るのはとてもパターン。これを、安易にポピュリズムだ!悪いことだ!という議論停止の抽象ワードで、終わらせずに、もう少し考えてみないとなーと最近しみじみ思う。なんというか、トランプ大統領マーケティング的な嗅覚は、人類社会の構造的に解決が難しい複雑な問題を狙い撃ちして、現前している気がするんですよね。やっぱりふぇくニュースだ、いやそうじゃないとか、イデオロギー的な好悪の話ではなくて、もうちょっと、じゃあほんとの背景は?なんで、対立をあおられるくらいな構造的に解決が難しいものがあるのか、とかそういうのを考えないとなーと思う。そこは、きれいごとや建前では、もうどうにもカバーできなくなっているのだから。

さてさて、

“These fires aren’t even in forests,” said Max Moritz, a wildfire specialist at the University of California, Santa Barbara.

Rather, the Camp and Woolsey fires, which are ripping through Northern and Southern California, began in areas known as the wildland-urban interface: places where communities are close to undeveloped areas, making it easier for fire to move from forests or grasslands into neighborhoods.

[Why does California have so many wildfires? There are four key ingredients.]

A 2015 report by the United States Department of Agriculture found that between 2000 and 2010 (the last year for which data was available), the number of people moving into the wildland-urban interface had increased by 5 percent. According to the report, 44 million houses, equivalent to one in every three houses in the country, are in the wildland-urban interface. The highest concentrations are in Florida, Texas and, yes, California.

It is true that California wildfires are getting larger and that most of the state’s largest wildfires have happened this century. The Mendocino Complex Fire, earlier this year, was the biggest California fire on record, as measured by acres burned. The Camp Fire is already the most destructive in state history, having razed more than 6,000 homes.

Trump’s Misleading Claims About California’s Fire ‘Mismanagement’ - The New York Times

この記事では、 wildland-urban interfaceの人口増加に火災の構造的な要因を求めている。これは非常にわかる議論だ。アメリカの都市拡大と郊外化は、構造的なトレンド。でもだとすると、同じ郊外化の率があるテキサスとフロリダとの火災発生率の差はどれくらいなのだろう。。。なんで、カリフォルニアだけ、そんなに発生するのかな。地球温暖化による乾燥、旱魃のせいだとしても、テキサスがそうじゃないのはなぜなんだろう。この辺はもう少し負う必要があるけれども、データ的な事実として、これがforest firesやmismanagement of the forestsという表現は、misleadingだというのは、たしかに。森林マネジメントの問題というよりは、wildland-urban interfaceの人口増加が要因レベルとしては、高いんじゃないの、とは思う。このへんも、どうなんだろうな。。。

Mr. Trump may also be referencing a debate put forward by logging interests, which argue that selective cutting would reduce California’s wildfire problem. A century of fire suppression allowed flammable material — twigs and brush — to build up in forests nationwide.

As fires have gotten bigger and more destructive, the administration and Republicans in Congress have supported calls by the timber industry to clear out potential fuel by letting the land be logged.

ここに党派的な問題が絡んでいるみたいですね。共和党は、森林伐採を進めるべきと主張している。けれでも環境保護主義の立場から、カリフォルニアはそれを抑制している傾向があるわけだ。なので、それが原因じゃね?と言いたいわけですね。

“It’s like starting a campfire,” he said. “You don’t put a big log on the fire and put a match to it and expect it to burn — it’s not going to happen. Fires are driven by kindle.”

Logging gets rid of trees, but it does not get rid of the kindling — brush, bushes and twigs. Logging does, however, enable the spread of cheatgrass, a highly combustible weed, which makes a forest more likely to burn.

In fact, the wooded land that abuts Paradise, Calif., the community so badly damaged by the Camp Fire, underwent the kind of post-fire logging that Mr. Trump’s tweet and Mr. Zinke’s article suggested. That was just under a decade ago, Dr. Hanson said, but the city is now in ashes.

けど、伐採すればいいってもんじゃないし、それがちゃんと行われてても今回のように火災になる。うーむ、まだいまいち、本当の要因というか、構造が見えないなー。ただ、森林よりも、むしろbrush, bushes and twigsが発生源ポイというのは、実感と凄く合っている。カリフォルニアは、ほんと乾燥していて、それにさらに史上最悪の旱魃が継続してて、カサカサになっているんだけど、森林はまだしっとりしているんだけれども、、、、気がないところは砂漠みたいな感じで、植物がカサカサに乾いているのが、物凄い規模で続く。シエラネバタとか山の方に海岸線から一気に車を走らせると、都市と山の間の地区が、本当にカサカサ。んで、ブッシュというか今にも燃えそうな、茂み?というのかな、、、あそこは燃えるだろうなーといつもしみじみ思うんだよね。


まぁやっぱり、まだよくわかりません。こつこつ記事を読んだり、調べたり、考えたりしたいと思います。