Frappuccino® Blended Beveragesいってみます。

もうすっかり忘れてしまったけれども、スタバのコーヒー飲料の商品開発のマーケティングの分析をベースにした、MBAかなんかの授業をとったことがあったはず。すっかり忘れて記憶のかなただけど。たしか、コーヒーだけではなく、利益率を上げるのと、特許とるのと、商品のラインアップの多様化のために、コーヒー「飲料」を開発したくて仕方なかったとか何とかが発端だったはず。

とにかく、下記のYutubeでも行っているけど、


甘い!!!!の一言


でも、これをコーヒーではなくて、デザートとして考えると、ありかなって気は凄いする。「コーヒー」味は、一言で言って、コーヒー牛乳だ!!!って感じです。アメリカじゃないと、この甘さってあり得ないよなって気もするけれども、案外、日本でもコンビニの棚にそろっていれば売れるような気はする。これってマーケティングの消費者セグメントの分析のレポートとか見てみたいなぁ。どうしてこういうの作ったのか。わかると面白いんだよねー。コカ・コーラペプシの商品開発のレポートを見たときも、ソ、そんなこと考えているんだ!!!と衝撃が走ったのを覚えている。衝撃だけで、中身は覚えていないけど(笑)。でも、そうした「意図」を知って、その後の10-20年ぐらいの歴史を見ると、「だからこうなったのか!~!!」とか「この仮説はこういう風に間違っていたのか!」みたいなことがわかって本当に楽しい。

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ちなみに、やはり経営者の肉声の本は、面白い。これ良い本なので、薦めです。

スターバックス成功物語


関係ないけど、これ面白かった。アメリカの食事だなーってこれ、ほんと。
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Trader Joe'sは、日本のコンビニエンスストアと似ている感じ

https://www.traderjoes.com/home

僕は、Trader Joe'sが好きなんですよね。毎週のように行っている。日本人が名付けた省略は、トレジョ。毎回通うようになって、なぜこのような「通う」習慣が自分がなかでできたんだろ?と。基本的に、メインの買い出しは、Costco Wholesale(コスコ)やホールフーズ、Mitsuwa、H Martが多いので、なんというか、普通のご飯用ではなくて、「楽しみ」で、余分なものを買いに通っているんだよね。


ああ、そうか、トレジョって、日本のコンビニに近いんだ!と最近思っている。


季節ごとに、いろんなタイミングでプラヴェートブランドが投入されるし、かなりおいしい。割高ではあるけど、もともと、ロサンゼルスで操業されて、進出してくるセブンイレブンの攻勢を恐れて名前を変えたとかいう流れからしても、それを意識していると考えてよかろう。形態として、とても日本コンビニで、新しい商品がどんどん出てくるわくわく感、少し割高だけど、まぁやっぱり押しいし楽しいよね的な感じは、そっくり。そのためには、プラヴェートブランドで速いサイクルの商品開発や、さまざまなパッケージのブランド化が必要だもんな。

アメリカの食事は、日本人にとって大分、しんどい。味の体系が違うのもあるし、何よりもコンビニがない。日本のコンビニエンスストアの「便利さ」「商品の多様さ」「商品サイクルの速さ」というのは、セブンイレブンという偉大なシステムの開発の歴史と、それと競合する様々なレッドオーシャンともいえる激しい競合環境、食にこだわる一億以上の日本人の桁はずれた購買意欲とこだわりの変質さが、30年、40年と続いて有機的に開発されたもので、なかなかこれに匹敵するものは作れない。実際には、Trader Joe'sのシステム自体は、ほぼほぼ同じレベルにあるので、作るのは難しくないんだろうと思う。けれども、その中身のの「ソフトの開発」、いいかえれば商品は、消費者の食の好みや、その土地の食のスタイルに依存するので、なかなか日本レベルにはいかない。

ちなみにいうと、かなりシステムが粗かったりしている段階で、20年前くらいでも、すでに韓国のソウル、中国の上海、台湾の台北などのコンビニは、日本に比較して勝るとも劣らない多様さを感じたので、このあたりは、「北東アジアの食文化の奥深さ」と「都市生活住民のグローバルな味覚の多様性」に依存していると僕は思っている。

ちなみに、2022年の4月ごろにロンドンに遊びに行ったのだけれども、その時様々なお店も、やはりレベルが高くなっていたので、世界のメガリージョンといわれる大都市圏は、激しい競争にさらされていて、その消費スタイルは、かなり豊かになっていると思う。グローバルな画一性だけではなく、もう一歩踏み込んだ豊かなローカルの豊饒さも開発されている。個人的には、ニューヨーク、ロンドン、東京、上海ぐらいがダントツかなとは思う。ソウル、台北バンコクシンガポールも、かなりいい。10年くらい前には、ヨーロッパを仕事で、いろいろまわってたけど、そういう意味(コンビニみたいなものがあるか?というい軸)では、ちょっといまいちだった。代わりに、高級志向のレストランは、ヨーロッパは素晴らしい。まぁ階級社会なんだなやはり。

ただし、コンビニではなく、「中食文化」と僕は読んでいるが、「中食文化」の一つ上のクラスのレイヤーである本格的なレストランと、マクドナルドのようなファストフードの間の、食べ物、食文化でいうと、北東アジアは圧倒している。アメリカや西ヨーロッパ圏には、この概念がないからだ。理由は、簡単。王侯貴族の階級社会なので、「庶民文化の豊かさ」というものが花開かなかったからだと思う。しかし、19世紀以降の中産階級の発達で恩恵を受けた、大都市だけは、これがあるという感じ。

しかし、北東アジア諸国の、圧倒的に豊かな食文化の1000年以上の蓄積にはやはりかなわない。逆に言えば、王侯貴族の文化は発達しているので、本格的なレストランになると、ヨーロッパやアメリカは、ぐっと勢いを見せる。フランス料理などがそのいい例。まぁアメリカは、その代わりファストフードの文化が育ったので、ハンバーガーの豊かさとかはけた違いのものがあるけど。でもしょせん食文化が、建国より300年くらいというのは、だいぶ足かせかも。

現在の屋号には創業者の名前から「ジョー」を付けてあり、「貿易商人ジョーの店」(トレーダー・ジョーズ)という南洋のイメージを発想したのは、カリブ海で休暇を過ごしていた時だという。当時、1950年代から1960年代の南洋ブームはまだ記憶に鮮やかで、ちょうどトレーダービックス(英語)が全盛期を迎えて世界中に25店舗を展開している。アメリカ人の海外旅行が増え始めたと気づいた創業者は、帰国した旅行者が旅先で味わった料理やワインを恋しがりスーパーで買おうとしても、当時の店は需要にこたえることができずにいることに目を止めた[16]。

トレーダー・ジョーズ - Wikipedia

H MART

ちなみにHマートは、こんな感じ。韓国のグローサリーストアーは、本当にありがたい。安いしうまいし。日系のスーパーは、なんか微妙に高いんだよね。味的にはいまいちであるのに。同じ感想を韓国系の友人は、韓国系のスーパーはいまいちだけおd、日系はおいしいものがたくさんで高いけど、、、というので、人はだれしもないものねだりをするものなのかもしれない。余談だが、ウォルマートは、はっきり言って、危なくてとても行きたくない。なんというか、ちょっと治安が悪い雰囲気がするんだよね。何とも言えないけど、、、知り合いはみんな同じことを言うので、まぁ住んでいる人の総意だと思う。安いんだけど、なぁ確かに。

americalifejapan.com

listyle.net


日本に帰国するときは、トレジョの岩塩とか袋とかそういうのが、結構喜ばれるので、買っていくが、なによりも、持ち運びが楽で安いので、ありがたい。チョコレートとか、アメリカのお土産は、とにかく高い割に、惜しくないし、もらっても喜ばれないものが多いので、トレジョ関連のは楽なのだ。