2009-01-17から1日間の記事一覧

『昭南島に蘭ありや』 佐々木譲著 設定の持つ可能性を生かしきれなかった〜大日本帝国臣民としての台湾人青年が、幼馴染の日本人の少女に恋をした物語

評価:★★☆星2つ半 (僕的主観:★★★☆星3つ半) ■物語としては、いまいちではあるが・・・・「物語」として、エンターテイメントとして考えると、イマイチのものだった。題材がとても美味しいものな上に、文章の出来はクオリティが高いので、惜しいと思う。…

問題は正社員の過保護なのか?

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/553a23aaf202e8d674ba9509364246ba 反貧困―「すべり台社会」からの脱出http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/172da05b1f0a30faa2e4233ec4abf0c9 失業先進国フランス賃金格差の拡大が必要だ http://blog.goo.ne.jp/ikedano…

なぜ中国に戦争を仕掛けたのだろうか?

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『極上ドロップス』 三国ハヂメ著 天然の女の子に救われる家の事情が複雑な美少女

小毬ちゃんのあせあせする態度がたまらなくキュートです。三国ハヂメさんの書く女の子は好きだなー。 ふと思ったんだが、百合系の話って、こういう「天然の女の子に救われる家の事情が複雑な美少女」というパターンが多いよねぇ。ライトノベルの名作『マリア…

『三月は深き紅の淵を』 恩田陸著

客観:★★★★星4つ 主観::★★★★星4つ ある本にまつわる幻想的な4つのショートストーリーから構成される短編集。 先に物語ありき。 語られるべき、語らずにはいられない物語自体がまずあって、作者の存在など感じさせないようなフィクション。 物語は読者のた…

『放課後ウインドオーケストラ』 2巻 宇佐悠一郎著 青春とは、少年にとってモラトリアムの情熱の保存を意味し、大人にとっては情熱への回復を意味するのか??

『放課後ウインド・オーケストラ』(以下WO)の話なんだけど、なんとなく言葉にしにくかったこの面白さ――少年漫画的アツさ――のワケは、2巻に入ってようやく言葉にできるような気がする。 一応、セリフでも語られているテーマらしきテーマは「モラトリアムに…

こうなるなーと思ったんですが、決定過程が分からない・・・・誰か知っています?

アニメ「ヘタリア」に怒っている韓国ネチズンがいる? http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/13/news088.html いや実は、アニメ化というか本のレベルでも、この手の問題が起きるんではないかなーとずっと思っていました。というのは、この作品って、…