2017-01-01から1年間の記事一覧

おもわずプロポーズしちゃったお話

なんというか、普通のラブコメ見ていても、こんな風にぐっとくる恋愛を見ることないなーって思います。アメリカにいってしまうなっちゃんを前に、お互い話し合っていろいろ積み重ねた後だから、さらっと行きそうだったところがおもわず、ぐっと感極まってし…

10話「そして竜虎は神に挑まん」〜大事なのはシゴトなんだよね。

詩羽先輩とエリリの話がとてもよかった。シナリオ的には、原作そのまんまなんで、特に驚きでもないんだけれども、できのいいアニメーション(別の媒体)でみると、ぐっとくる度合いが違いますね。小説は、やっぱり倫也くんの視点に寄っているので、そちらで…

『ネット小説家になろうクロニクル』 津田 彷徨 著, フライ 画  外から見て「小説家になろう」というウェブ小説の世界がどうなっているのかを見せてくれるセンスオブワンダー

評価:★★★★☆4つ半 (僕的主観:★★★☆3つ半)読了。ちょっと、感無量。やっぱりシンプルな成長物語が、僕は好きなんだなーと、読み始めたら数日で全巻読破して、止まらなかった。ザ、清涼感!ともいえる読後感なので、癒されたい、幸せな気持ちになりたい人…

『ローマ法王になる日まで(Chiamatemi Francesco - Il Papa della gente)』(伊2015)Daniele Luchetti監督 イデオロギーではなく、人に寄り添うまなざしが素晴らしい

評価:★★★★☆4つ半 (僕的主観:★★★★★5つ)現在の教皇フランシスコの半自伝的映画。見ていて涙が止まらなかった。これはある意味、ビルドゥングスロマン(成長物語)と言っても差し支えないだろう。なぜならば何物でもない立場から、その組織の政治の頂点に…

ほとんど麻薬な感じがします。紗霧かわいくて。

前に、ある漫画家が、直截なエロよりも、本当に大事なことは、女の子が恥ずかしがって赤面することこそが見たいんだ!と喝破された方がいました。 至言です。まさに、神の言葉。 紗霧の「そんな人、知らない」のテンプレートなセリフだけで、毎回、幸せな気…

『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』 江本 マシメサ著・あかねこ 画  ほのぼのとした夫婦のラブストーリー。穏やかな読後感を楽しみたい人におすすめ。

客観評価:★★★☆3つ半 (僕的主観:★★★☆3つ半)結局全部読んだ後で感じたことは、ほのぼのとして穏やかな話だったなぁというだけでそれ以上のものは特に何もなかった。同時に、特にケレン味がないせいで、夫婦の穏やかな愛が最後までクローズアップされてい…

#8 フラグを折らなかった彼女〜恵がかわいすぎて、どうしていいかわからなく茫然自失しました。

この8話の、加藤さんのヒロイン力。半端なかったっす。 胸が、キュンキュンいっていました。 やはりやばいですね。恵さん、かわいすぎます。もう、それ以外に言う言葉がありません。 えっとね、まぁ、かわいいっていう話は、それで終わるんですが、僕のこの…

『プリンセスラバー』(2009 JAPAN) 原作 Ricotta 監督 金澤洪充 典型的な初期ハーレムメイカーの作品

客観評価:★★★3つ (僕的主観:★★2つ)うーん、酷かった(笑)。有名な作品なんで、それなりのものを期待していたんですが…。とりあえずハーレムもので見ていないものを見てみようとかんばってみましたが、しんどかった。アダルトゲーム版(そちらがメイン…

『フューリー(Fury)』(2014 USA) David Ayer 監督 濃い疑似家族の人間関係が、物語密度を極限まで上げる見事な戦車映画

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)久々に超大作を見た、という感慨がある映画だった。超一流の戦争映画であり、その中でも難しい戦車映画という題材を見事に料理した脚本であり、そしてDavid Ayerらしく青春の喪失が描かれる青春映画にもなってい…

【2017-6月物語三昧ラジオ】けものフレンズが指し示す無償の愛の方向性

先日、@kaien さん、@gaius_petronius さんとやったラジオの録画データです。|物語三昧ラジオ/けものフレンズと新世界 2017/06/02 -https://t.co/uiLvDhH52T— LD (@LDmanken) 2017年6月4日『けものフレンズ』のコアのドラマトゥルギーを、サーバルちゃんと…

『ツナグ』 辻村深月著 安定の辻村節なるも、小粒な話でした。

客観評価:★★★☆3つ半 (僕的主観:★★★3つ) 辻村深月さんの大ファンなんで、小説が積読になっていて、今回の出張の新幹線の中で消費。が、映画にもなった作品だと思って期待していたのですが、、、、、いまいちでした。「死者に会える」というお涙頂戴もの…

『才川夫妻の恋愛事情』兎山もなか著 ここまで「じらす」って男側の健気さと彼女への深い愛に感心しましたよ(苦笑)。

才川夫妻の恋愛事情 作者:兎山もなか http://novel18.syosetu.com/n1346dh/客観評価:★★★☆3つ半 (僕的主観:★★★★★5つ)えがった。仕事で長時間電車に乗っていたのですが時間を忘れて全部読み切ってしまいました。久々にすごいよかった 特に才川君と花村…

【2017-5月物語三昧ラジオ】魔法少女育成計画+女の子を酷い目に遭わせる系

先日、@kaien さん、@gaius_petronius さんとやったラジオの録画データです。|物語三昧ラジオ/魔法少女育成計画+女の子を酷い目に遭わせる系 2017/05/21 - https://t.co/6W9vp1jac7— LD (@LDmanken) 2017年5月22日https://www.youtube.com/watch?v=pHvnq8C…

『冴えない彼女の育てかた』11-12巻 丸戸史明著  ハーレムメイカーの次の展開としてのお仕事ものの向かう方向性

(富士見ファンタジア文庫)" border="0" />評価:未完のため未評価 (僕的主観:★★★★★5つ)■ハーレムメイカーの位置づけからこの類型の最前線はどこに行くのだろう?この作品は、なんだかとっても好きなんだが、何が好きかを論じる時には、やっぱりハーレム…

『美女と野獣(Beauty and the Beast)』(2017 USA)本好きのハーマイオニーが恋に落ちる瞬間を!(笑)

客観評価:★★★★★5つマスターピース (僕的主観:★★★★★5つ) ディズニーの歴史に残る傑作になるだろう素晴らしい作品でした。ノラネコさんがおっしゃる通り極上のエンターテイメント超大作。映画館に見に行く価値があると思うし、これは女性でも子供でも誰…

『まりんこゆみ』4年半お疲れさまでした。

【最終回】『まりんこゆみ』(著者:野上武志 原案:アナステーシア・モレノ)第193回、更新!4年半にわたる応援ありがとうございました。感謝を込めまして7月にイベント開催決定です! #4ページマンガ #sai_zen_sen https://t.co/lVv2z2LTcu pic.twitter.c…

『ムーンライト(英: Moonlight)』(USA 2016年)  Barry Jenkins監督 アメリカのリベラルな社会の最前線〜アメリカ的な文脈で、黒人で、貧困層で、ゲイであるマイノリティとはどういうことか?

評価:★★★★4星つ (僕的主観:★★★☆3つ半)■アメリカのリベラルな社会の最前線〜アメリカ的な文脈で、黒人で、貧困層で、ゲイであるマイノリティとはどういうことか?第89回アカデミー賞作品賞受賞作品。とはいえ、個人の感想としては、面白くなかった。確…

【2017-4月物語三昧ラジオ】4/30の日曜日、21時からやります。

先日の@kaien さんと、@gaius_petronius さんとのラジオを更新しました。|物語三昧ラジオ/幼女戦記+戦争の歴史の雑談 2017/04/30 - https://t.co/RgBy4wl26i— LD (@LDmanken) 2017年5月1日4月は余裕なくて、ギリギリになってしまった。いつも通り、LDさ…

『魔法科高校の劣等生』 佐島勤 著 魔法師と非魔法師という「違い」による差別を世界はどう克服するかというSFの命題

最新刊。ここ何巻もの間、なんとなくドラマが全然進まない感じがする。ただし、長編の作品で、しかも学園ものなので、そういうものかもしれないと惰性で読み続けている。こういうのは難しいのは、メインのドラマトゥルギーは、長編ものだとストップしてしま…

『モアナと伝説の海(Moana)』(2016 USA) 監督ロン・クレメンツ/ジョン・マスカー 私は本当は何者かというテーマは神話的な抽象度の高い問いになりやすく、かなりの傑作だけど、僕にはいまいちだった

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★☆星3つ)■私は本当は何者か、というテーマは神話的な抽象度の高い問いになりやすい、、、、なかなかの傑作だけど、僕にはいまいちだったウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオによる56作目の長編映画。監督ロン…

『銃座のウルナ』 伊図透著  ウルナの愛郷心は、どこへ向かうのであろうか?

(ビームコミックス)" border="0" />評価:未完のため未評価 (僕的主観:★★★★☆4つ半) なんだろう。大枠を説明すると、女性スナイパーの架空戦記だと思っていたら、かなり手が込んだSFでしたよ!って話。 ウルナ・トロップ・ヨンクという女性狙撃兵が、孤…

『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命(英題:Jackie)』(2016 USA)Pablo Larraín監督 キャメロットという夢の日々〜理想主義は結局、何ももたらさない不安がある

評価:★★★★4つ (僕的主観:★★★★4つ) ■物語としては面白くないが、映画の完成度は高い 一言でいうと、物語として面白くない。しかし、映画としての完成度は高い。第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ、いわゆるJFKの業績…

『お嬢さん(英題:The Handmaiden)』 (2016 South Korean film) Park Chan-wook監督 confidence gameの果てに

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★☆4つ半)145分の長尺をまったく飽きさせない怪作。 日比谷シャンテのTOHOシネマズで見たのだが、見に行ってよかった。何故行ったのかというと、舞台が1930年代の日本統治下の朝鮮であり、奥深い森の奥に建てられ…

『SING/シング(英題:Sing)』(2016 USA)監督ガース・ジェニングス  物語を見るよりは音楽を聴く映画なのだが、それを邪魔しないスムーズな脚本は見事

評価:★★★★4つ (僕的主観:★★★★4つ)素晴らしくよかった。歌のオーディション形式で、さまざまな洋楽(アメリカの歌謡曲が多い)がでてくるので、洋楽をたくさん知っている人であると、あの曲が!というような連想と懐メロの懐かしさなど、面白さが何倍も…

『エロマンガ先生(8) 和泉マサムネの休日』 伏見つかさ著 そうだよね、そこにいくしかないよねっ!

(電撃文庫)" border="0" />評価:未完のため未評価 (僕的主観:★★★★★5つ)やっぱ大好きです。もうね、名人芸だよなって思います。なんか、もう伏見さんの作品を読むときには、小難しいこと考えなくなってしまいました。とにかく、ついてほしいところに正拳…

『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』(2017 Japan) 神山健治監督 掲げた設問に対して答えていないのは、ドラマとして失敗だと思う

評価:★★★☆3つ半 (僕的主観:★★★☆3つ半)神山健治監督のオリジナルの長編映画ということで期待して見に行ったのだが、うーん、普通の作品だった。決して、悪い出来ではない。でも、映画館にガチで見に行け!と勧められるほどの作品でもない。ちょっと残念…

『ソードアートオンライン オーディナルスケール』(2017 Japan) 監督 伊藤 智彦 脚本 川原礫 やはりアスナのおっぱいが凄かったです。キリト君ダイブしてたし。

評価:★★★★4つ (僕的主観:★★★★☆4つ半)仲間内の評判が高く、見に行ってきました。いやはや、たいした出来でした。唯一の問題点というと、SAOシリーズの各作品を見ていないと、つながりがわからないという部分ですね。でも、SAOは既に大サーガにな…

『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』(2017 Japan) 監督 高橋敦史 時間と空間の謎解きでSFマインドを掻き立ててくれる秀作

評価:★★★☆3つ半 (僕的主観:★★★☆3つ半)声優が変わってから初めて映画館に見にいった。友人が、というかてれびんが、最近のドラえもんでは断トツの面白さ、というので。読後は、期待していたためか、まぁ普通の良作だった、という印象。僕自身最近のドラ…

『ベイビーステップ』 43巻 勝木光著  心のコントロールが、結果に、勝負に、人生に影響を与えていく様を

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ) 相変わらず超ド級に面白いんですが、この作品、実は僕驚いていることがあって、もう43巻までいっている超長い作品だってことですよ。なのに、「長い」という感じがしない。それが凄い、と思うのです。 「長い」…

『自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方』ちきりん著 時間の希少性を意識できる人間が生産性にこだわり続ける

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ)素晴らしい本。読むべきです。これ友人すすめまくっています。第一印象のプラスの部分は、自分もやれるかも!やってみよう!、なるほどそういうことか!という感じの具体的な行動に結びつく感じがたまらなかった。…