★★★星3

『ゆびさきミルクティー』 宮野ともちか著 女装をめぐる自意識のラビリンス

8新刊が出ていたので、思わず買ってみた。巻と9巻が出ていたので、買ってみた。ちょっと途中から冗長になって、遠ざかって、、、そのままなんでか新刊が出ないので、忘れていたのですが、ストレスがある時は漫画か小説でいやすので、バンバンかってしまい…

『わたしのなかのあなた』(My Sister's Keeper) ニック・カサヴェテス(Nick Cassavetes)監督 よくあるお涙ちょうだいの物語

評価:★★★3つ (僕的主観:★★★3つマイナスα) ■見る側の心の問題もう見た瞬間から嫌悪と拒否感が・・・・。ほとんど全編涙が止まらなかった。あのね・・・・人生には立場がある。その立場によって、感情移入の深さや仕方というのは、驚くほどに変わる。こ…

『ぷりぞな6(しっくす)』 漫画KOJINO シナリオラ金月龍之介  灰羽同盟?〜閉じ込められ異世界からの脱出劇

■灰羽同盟?〜閉じ込められ異世界からの脱出劇印象はとても異なるのだが、灰羽同盟と同じ構造の物語。どこかで美少女版プリズンブレイク(笑)と称されていたがそんな感じ。これも、異世界からの脱出というストーリーになるのだろうか?。・・・・と疑問にも…

『さゆり』 ロブ・マーシャル監督 

評価:★★★星3つ (僕的主観:★★★星3つ) ■描かれる側から見る被撮影文化ハリウッド映画を、「描かれる側」から見ると、どうしても鼻につく部分があるので、評価は悪くも良くもいえよう。が、個人的には平均点の作品であった。日本文化の描写としては、ひた…

『箪笥』 キム・ジウン監督

わかりづらかった。 韓国の古典的怪談『薔薇紅蓮伝』をモチーフにした映画。わかりづらかったので★★★星3つ。 まずは謎解きが、わかりやすくない。これでは『カル』や『エヴァ』のように映画の外で謎解きを衒学的に行う作品になってしまう。カル [DVD] 映画…

何がテーマなのかさっぱりではありますが、キョーコちゃんがかわいいです。

サンデーのこういう日常系のゆるい話って、その目的志向のなさに、いつも????ってなるんだけれども、まぁそれは僕の感性であって、こういった世界は確かに魅力だよねぇ。確かこの作者って他の作品もう少しストーリー重視の感じだったような記憶があるが…

『レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則』

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書) この人の本をいくつか読んでいるが、ほんとうは一冊読めば十分で、しかも内容も薄く引き延ばし過ぎなので、それほどいい本とはいえないが・・・・彼の本の言いたいことの核心は、とても参…

『アホリズム aphorism』 惜しいもう一歩ほしい

評価:未評価 (僕的主観:★★★3つ) うーん、1巻に比べると失速しているなー。でもまー構造上の面白さが失われたわけではないので、こういう人物紹介的に引き延ばすのも、決して悪くはないんだけれども・・・やっぱり非常に大きな、謎が出てきているんで、…

『屍姫』 赤人義一著 『「つくられるもの」と「つくるもの」の葛藤の物語をどこまで追いつめられるだろうか?

評価:★★★3つ (僕的主観:★★★3つ) ちなみにこの物語は、ミクロのテーマは、僕がいうところの『「つくられるものと」「つくるものの」の葛藤の物語』類型なんだと思うんだ。これの最高な形は、少年漫画ならば、永野護さんの『ファイブスター物語』だし、…

『屍姫』 赤人義一著 全体の物語の収束をどのあたりにおいているんだろうか?

評価:★★★3つ (僕的主観:★★★3つ) ふむーレンタルで10巻イッキに借りてきて、一日一冊電車の中で読む感じで、10巻まで読了。いまのところ評価は、普通というところ。まだ完結していないので、完結したというアニメのオリジナルストーリーの結末を聞…

兄貴の生き方が・・・

いま13巻まで読んでいるんだが・・・・微妙な印象を受けるんだよなー。面白いのか?面白くないのか?ってのが凄く微妙。いや20巻級まで話が続くだけに、面白いことは面白いのだが・・・すげぇ!と太鼓判を押すには、抑制され過ぎていて、イマイチ乗れな…

ありすが・・・ありすがかわいいんだよ・・・・

評価:★★★3つ (僕的主観:★★★★4つ) ふと思ったんだが、『獣の奏者』の3巻で、主人公のエリンの家族や、この輪とありすの夫婦を見ていて・・・どっちも物凄く奥さんがかわいいんだよね・・・。「その子」がかわいいだけではなくて、ちゃんと存在としての…

ちょっとハーレム状態すぎ(苦笑)

うーん面白い。好きだなぁ、一気に5冊分ぐらい読んでいるが、どれもレベルに過不足はなく、安心して見れる作家さんだ。まぁ全回が見事にショートカットというかまとめた終わり方だったので、これ次は短編とか外伝しかできまいと思っていたのだが、そのとお…

『メイちゃんの執事』 宮城理子著

物語!という感じだ。レンタル漫画やに、車で行けるようんなったので、妻が借りてきたのを読んだ。一気に9巻まで。なんというか、内面の深掘りに慣れた村上春樹とかそういう作品を読んだ後に読むと、、、なんというか心が洗われるというか、なんと動機の薄…

『WORKING!! 3』 八千代さんのほわほわ感には、佐藤君でもなくともノックアウトだぜ

ファミレスを舞台にした4コマ日常漫画って他になかったけ?。なんでかなー同じような感じでもマックとかファーストフードのバイトだって似た舞台のに、それは見たことがない。。。なぜだろうか・・・。ああそうだ、思い出した『ハニカム』だ、、、こういう…

悪くはないけど、、、物語がない?

うーん、、、TONOさんの『カルバニア物語』以外の作品に初めて手を出したのだが、微妙。いや、いろいろ深くて、流石だなぁ、とは思うんだけれども、大きな物語が動いていないので、なんというか4コマ漫画みたいな印象を受けてしまう。いまいちであった。

『カノン』 篠田節子著 日常を敵視するセルフの一致の物語(1)

評価:★★★星3つ (僕的主観:★★★★星4つ) 関口さん脚本の『SWANSONG』を終了して、ああ、そういえばここで描かれているテーマは、小説家の篠田節子さんが『カノン』で描いていたことと同じだな、と強く連想させられたので、『SWANSONG』を…

桃井さん(あきら)の描写が、なんかとんでもなく色っぽくなったと思いませんか?

うん、本当に気持ちが楽。友人に借りて、『グレイズアナトミー』という大傑作のアメリカのドラマを見ているのですが、素晴らしいんだが・・・重くて重くて・・・(苦笑)。そういうのを見ていると、心からこういうおバカな漫画が幸せな気持ちを運んでくれる…

鐘成さんが、かわいそうで…って、だって守時さん、選ぶでしょー普通

本当にバカなコメディショートを目指していてとても読みやすく楽しいのだが・・・なんか『花やしきの住人たち』を読み終わった後で読むと、素直に読めないぞ、これ。なんか、作者の視点で、意地悪いというか・・・凄く現実的で、、、うーむ、、、少し登場人…

本編よりか良くできているかも(笑)

うん良くできている。御坂美琴は、単独でヒロイン張れる、、、というか、正妻として宙に浮いているインデックスよりも、正妻らしい(笑)ので、むしろこっちの方が安心して読める・・・が、この流れだと、主人公に選ばれることはない様なぁ、と思ってしまう…

ええーー鐘成さん、、、、かわいすぎるんですが・・・・

凄い、なんだ・・・・この破壊的なかわいさは。なんつーか、まったく背景もないし、キャラクターの内面もないし、ほんとうのほんとうに関係性だけのラブコメなんだけど。なにこの、破壊的なかわいさは・・・・。すごいなー。「うまい」としか言いようがない…

15話 『御使堕し(エンゼルフォール) 』 うん、インデックスたんの無邪気さが印象的でした

15話は、、、、、うん、よかったよ(笑)。スゴクスゴク面白かった。いや、たぶんサービス回(笑)だからってのもあるんだけれども、それ以外にも、なぜ良いと感じるかが、構造的にわかってきた気がする。丁度モノを考えながら見ているので、いろいろ気づ…

『極上ドロップス』 三国ハヂメ著 天然の女の子に救われる家の事情が複雑な美少女

小毬ちゃんのあせあせする態度がたまらなくキュートです。三国ハヂメさんの書く女の子は好きだなー。 ふと思ったんだが、百合系の話って、こういう「天然の女の子に救われる家の事情が複雑な美少女」というパターンが多いよねぇ。ライトノベルの名作『マリア…

『放課後ウインドオーケストラ』 2巻 宇佐悠一郎著 青春とは、少年にとってモラトリアムの情熱の保存を意味し、大人にとっては情熱への回復を意味するのか??

『放課後ウインド・オーケストラ』(以下WO)の話なんだけど、なんとなく言葉にしにくかったこの面白さ――少年漫画的アツさ――のワケは、2巻に入ってようやく言葉にできるような気がする。 一応、セリフでも語られているテーマらしきテーマは「モラトリアムに…

やっぱ・・・・ルイズかわえーよ・・・。あんな声で、叱られてみたいです・・・・。

とりあえず数話見てみた。 うーん、、、、なんというか、「声」だな、これ。 声の存在感が凄い。これだけで、ルイズの存在感がほぼ完璧に演出できている(笑)。 ルイズっっって感じがする。 うーんうまい声優だ。誰だろう?。声優なんて気になったことほと…

『ちょっと江戸まで』 津田雅美著 そのゆるさが漫画のうまさを感じさせます

時代劇が好きなのだが、江戸時代はあまりに勉強しなければならない「お約束」が多すぎて難儀していた作者が、「ええい、それならば自分で導入本を作ってしまえ!」と考えた江戸時代入門の漫画。 というような、しょーもない設定で、かつ2009年の江戸時代…

な・・・なんだこれわ!!!

ばっ・・・ばかすぎる。 なんということだ、これ。ここまで、おかしいと、ちょっと感動する(笑)。 ねぇ、なんで、なんで女の子が、みんなセーラー服の上着に、パンツなわけ???それ、何の意味が???? しかも、魔法つかうと耳にしっぽがはえてくる??…

『風の邦、星の渚―レーズスフェント興亡記』 小川一水著 世界を作り上げること、ゼロから植民して新しい街をつくること

ドイツに帝国自由都市(Freie Reichsstadt)を建設した若き騎士の物語。悪くはない、悪くはないが、星は3つです。これだけ分厚にもかかわらず、一息で一晩で読みこめてしまうのは、さすが小川一水さんの手腕。読後感も、相変わらずいい。けれども、なんとい…

『放課後ウインド・オーケストラ』 宇佐 悠一郎著 何かにコミットするときとは?

放課後ウインド・オーケストラ 1 (1) (ジャンプコミックス)宇佐 悠一郎集英社 2008-07-04売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools いずみのさんのお薦めで読んでみた。総体的には、★3つくらいの平均的な作品ではあるが、驚くほど読後感がいいの…

『コンスタンティン』  フランシス・ローレンス監督  悪魔祓いモノは、連続で見るといろいろわかるものがある

評価:★★★星3つ (僕的主観:★★★星3つ) 個人的には、つまらなかった。ただ、作品としては映像やアクションを見ても、なかなかのレベルなのではないかな。いってみれば、アメコミや欧米社会で人気の悪魔祓いモノの映画版といったところ。この手のテーマは…