TURN 9 『朱禁城 の 花嫁』

どうもなーTURN 8 『百万 の キセキ』と今回のも、本質の素晴らしさは変わっていないのだが、演出がうまくないなー。というか、話を進めるために、拙速になっているような気がする。どこかで「状況の奴隷」だったかな?そういった言葉をブログで読んで、確かになーとか思ってしまった。でもまー1)日本独立、2)3軸の国際紛争、そして3)神との戦いという3つのステージをたった25話で書こうとするのは、難しいのかもなーと思う。本当は、1期で3軸の途中まで終わっているくらいでないと、尺的には会わないんだよね。GiGiさんとLDさんが、情報圧縮論は身体でわからないとダメで、反復のアナロジーなんかも身体でわかるわかりやすさがないと情報圧縮とは言えない、という指摘は確かに。『天元突破グレンラガン』が、最後までスピード感を失わなかったのは、一部描けていない部分こそあるものの、ある程度割り切って描きたいことに集約しているからこそうまくいったもので、、、ルルーシュの1)と2)の政治力学の部分は、二元対立ではなくて、三軸以上の複雑な世界を描くには、何度も書くが尺が必要なんだよね。