具体と抽象〜アブストラクトの真の豊かさに到達できることはある種の才能

独り言。具体性を愛することの意味があるのは、人生を豊かに生きるためと、実践のフェイズであること。・・・・ところがどっこい、物凄いレベルの抽象性というものはあるわけで、真の抽象・・・アブストラクトを実感・体感できる人は、実は具体の何億倍の豊かな世界ん生きている。・・・が、、、抽象をストレートの抽象で理解していけるだけの特殊な頭脳は、数千人とか数万人に一人なわけで、自分がそれれになれるわけではない・・・と既に中学生の頃に絶望して、大学の頃には、確実に不可能だと実感した。あのね、抽象が得意な人は、高等数学や統計とか数学的な概念が楽勝で理解できないと、話にならないんだよね。それも空気を吸うように。こういう人って、・・・いるんだよねー。。。。いるんだよ、病気な感じに論理的な人が。まぁ、本当に凄い学者になると、同時に具体の物凄いレベルで積み重ねるほとんど病気みたいな人なんだがね。とはいえ、・・・大学で統計を勉強して、社会人になってシグマーとか、回帰分析―とかを、なんとか使いこなすようになって、少しわかるようになって、「あの世界」にいることの凄さが身に染みるようになった。まっ、ただし具体性と実効を伴わない抽象的思考は、社会的にはゴミなので、そこに実践家の価値が生まれるわけだ。また、抽象から具象に落とすことよりも、実社会の行動の世界では、帰納の方が、はるかに役に立つ・・・・。が、まぁーここが難しいのだが、人を指導することや、ブレイクスルーや、世界を変えるようなパラダイムは、やっぱり演繹的に、アブストラクトな思考ができないとダメなんだよね。学者は、まぁ演繹ができないと、学者というよりはモドキになってしまうだろうがねー。まぁ学者も、実践による人と、象牙の塔にこもる人もいるので、いろいろな生き方があるけどね・・・・ようは、「何を目指して生きているか?」という生き方の違いになるわけだけれど。まぁどっちも、重要ということ。どちらにせよ、アプローチの違いで、突き抜ければむ会うことや、実践レベルでの不備は同じものだ。

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