わたしのものになりなさい! 『惑星のさみだれ〜The Lucifer and Biscuit Hammer』1巻 水上悟志著より 

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水上 悟志

少年画報社 2006-01-27
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「わたしのものになりなさい!」


p42


このあと、さみだれ(ヒロイン?の名前です)のパワーに圧倒されて、主人公の雨宮夕日は、「御意」とうなずきます。・・・って、ここが一番この漫画でかっこよくて、エネルギーを感じるシーンなんですが、昨日、LDさんと漫研でチャットしていたときに盛り上がったんですが・・・


御意って何よ?御意って??(笑)


ふつーの無気力な現代の若者が、いきなり何の脈絡もなく、「御意」なんていわねーっつうの。個人的には会話の持っているリアルが一気に変化したので、????ってなってしまった。たしかにシーンは、ある種の雷に打たれるような劇的な回心が、夕日の中であったという前提があるので、、、そしてたしかにそれにふさわしいほどの迫力をさみだれちゃんは示している。いや、いきなり信頼を先に見せなきゃな、って、学校の屋上から命をかけて飛び降りたりする気合いはすごいよ(笑)。でもねー。この漫画は、いきなりそこでそんな会話の流れにならねーだろうとか、いきなりなんでそんな武士みたいなセリフ回しのなるの?ってハチャメチャ感があって、これが、、、ちゃんと狙ってなのかそれとも、ただのハチャメチャなのか???ってのは、悩むところだ。昨日は一回チャットで結論出したけど、あれもまだ「見方」のワンピースにすぎないしねー。かんがえよっと♪。あーこういう、ほとんど何の意味もないような考察って、、、、幸せ・・・・。

はーでも、確かにさみだれって、、、ああいう覚悟決まった主君に、絶対服従って憧れるなーーー。個人的には、お姫様に仕えるというシュチュエーションにぐっとくる。それが、かわいい女の子だったりしたら、マジでそりゃーもう命かけちゃうよ。・・・小川一水さんの『復活の地』も、そこがツボだったし。

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小川 一水

早川書房 2004-10
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