こうなるなーと思ったんですが、決定過程が分からない・・・・誰か知っています?

アニメ「ヘタリア」に怒っている韓国ネチズンがいる?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/13/news088.html


いや実は、アニメ化というか本のレベルでも、この手の問題が起きるんではないかなーとずっと思っていました。というのは、この作品って、「自分自身を笑う」という「ユーモアの本質」がわからないと、物凄く辛辣な批判になるので、突っ込みどころ満載になってしまうんですよね。そういう余裕のある国の成熟は、近代化、民主主義化(=議会主義の浸透?)と、大衆の自由が長く続く国でないと、なかなか成り立ちません。ようはストックが長くある国ほど、受け流せる(←身も蓋もない)。


とりわけ、韓国からは来るだろうなーと思っていました。どの国もダメさ加減が強調されて書かれている(というかそれがこの手の皮肉なユーモアの本質)んですが、韓国や中国はメディア距離が近いですし、なによりも国の統一に対して外的(とりわけ日本)をシンボライズしてナショナリズムを高揚させる作法があるので、そういった文脈と、ネット社会の興隆を考えると、こういう問題は起こしやすいんですよね。まして、起源問題とかは、ネットでお互いを叩く記号みたいなものなので、あれを描けば、ふざけんな、と記号化されて返される可能性が高い。ただ、そういうのは、よくある話なので、ほとんどはしょせんネットレベルとかそういう問題で終わるんですが・・・こういうのに、日本のメディアがマッチポンプかける可能性が強いと持っていました。


いつも思うのは、理由は何でもいいのですが、何かの圧力が来た時に、いったいどういう意思決定と理由を経て、「そういう決定」がなされるのかってのが、表現に関わる組織では、日本社会はさっぱりわからない。いや外国を詳しく知っているわけではないのですが、日本社会は、山本七平さんがいうような「空気(=ニューマ)」に支配されやすく、自主規制が悪い方向へ行く組織的伝統(苦笑)のある国なので、よくわからないと心配になるんですよ。まぁ僕は全く事情を知らないのですが、だれが、どういう理由で決めたのかの、公式発表とかがあれば、誰か教えてくれると、うれしかったりしますー。


あと、ああいう国を擬人化したユーモアって、昔からあるんですが、その他の国々同士はどういうふうに、ああいうものの存在を受け入れているのだろう?そういうのも気になります。

僕は1巻の日本君が


アメリカさんの言う通りです」


という発言に突っ込まれて


「またかよ日本!自分の意見を言え!!」


と突っ込まれるシーンあまりにあり得て爆笑してしまったんですが、これってこういう国としての問題点をよく認識してそれを相対化して受け入れていないと、なかなか流せませんよねぇ。マジな公式の場でぼそっといわれたら、物凄い攻撃で陰口でしょうし(苦笑)。いやマジで、これって発言の代表者(外務省とか商売の代表者とか)は、やむにやまれぬ事情でそういう発言をしている場合が多いので、場数踏んでいないと、マジでパニくるんですよ(笑)。けど、そういう場で余裕を持って、自己を貶める笑いがとれると、「大人だなー」という印象を持たれます。


・・・あっ、ふとおもったんですが、文章や漫画のレベルは、まだ許されると思ったんですが、アニメーションになると危険だなってずっと思っていました。メディアとして何が違うんだろう?。なんか気になります。

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