ええーー鐘成さん、、、、かわいすぎるんですが・・・・

ハニカム 1 (1) (電撃コミックス)


凄い、なんだ・・・・この破壊的なかわいさは。なんつーか、まったく背景もないし、キャラクターの内面もないし、ほんとうのほんとうに関係性だけのラブコメなんだけど。なにこの、破壊的なかわいさは・・・・。すごいなー。「うまい」としか言いようがないんだな・・・。うーんうーん、、、ことばで説明しづらいのが、もどかしい。説明できる言葉がないと、なんか、さびしくなる。


んんん・・・・???。わっわからん(笑)。


でも、この手の漫画って、物語って、たとえば同人誌とかで読むと、やっぱり同人誌だなーとか、読み捨ての四コマ漫画なんかで、「やっぱりなー」というスカスカかんがあるんだが、この作品はその一線を軽く超えている。・・・ううーーーその「一線」がなんなのか、言葉にできない・・・(涙)。たぶん、これ、人気あるだろう、売れているだろうという確信を感じる。ぶむー。わからない、言葉にできなぃぃぃぃぃぃ。でも、鐘成さん、かわいすぎる。


なかなか難しいのは、これ僕がいう日常と非日常の対立で日常を描いた作品だって、感じがしないの。いや、日常と関係性だけの「漫画」なんだけど。たぶん非日常との対立という「文脈」を全く抱えていないからなんだろうと思う。うーん、、、なんだろう、LDさんが『truetears』でいっていた、情報圧縮を行わない記号ではなく「積み上げ」でキャラクターを作るという感じに近いかな?。これだけ、なんというか背景説明なしで、ストーリー的な「展開の圧力」が皆無の、肩の対からが抜けた空間を作っていながら・・・記号的な萌えを感じにくいというのはなぜだろう???、、、、ああ、、、たぶん読んでいる人に全く伝わらない感覚的なことを書いている・・・・(涙)。最近、関係性や日常をベースとした物語をうまく読み解けないか、って考えているので、、、、。


でもね、この人、、、たぶん才能があるんだと思うよ。他のもっとストーリーよりのモノを読んでみないと、僕好みかどうか?とか、なんというか、文句なしの名作というものを書く人なのかは分からないけど、とにかくこの作品は文句なしにうまい。というか、鐘成さん、かわいすぎるだろう!(←繰り返し)



まぁ一言でいうと、これ、凄く好きです。肩の力抜けて。



閑話休題



ちなみに、さっき書いたんだが、僕には、キャラクターの動機の構造を読み解こう、、、「それ(=動機)があるはずだ!」という固定観念があって、そういったものが存在していないものを、「あまり良くない物語」と思う癖がついている。ところが、動機というものは、「その人自身」を行為から含めてすべて「積み上げて」描かないと、なかなかナチュラルには描くことができない。しかし、現実の社会や映画などと比較して圧倒的に情報量が少ない漫画や小説では、ある種の「偏り」が生じてしまう。特に、漫画やアニメーションには、本質的に「動き」や「アングル」による視覚情報によって、世界を再現するので、キャラクターの記号化によって、そのあたりの「積み上げ」をリストラクチャリングしてシンボライズして(=よせてあげてみたいな感じ(笑))省略する方法が生まれる。この「記号化」のステップが進むと、どうも、、、、その記号化(=キャラクター)の記号化された次元での、ドラマトゥルギーが発生するようなんですよね。えっと、これをすると、一気に動機を描かなくても、キャラクターの行動根拠が、描けてしまうという現象が起きるようなのだ・・・。


あ、、、だめだ、長く書いて、例証挙げないと、ほとんどわからんや、これ(笑)。また今度です。


強引にまとめておくと、キャラクター自身の「動機の構造」のワンステップ前に、キャラクターに張り付いている「パターン化された行為根拠」みたいなものが、あるようなのだ。そういうのを、キャラクターが主格であるということなんだろうと思う・・・。