おっ・・・おもしろかった・・・。

なぜ『日本書紀』は古代史を偽装したのか (じっぴコンパクト)


軽く読めた。いやーおもしろかった。とにかくめちゃめちゃぼっこぼこ(←?)に感心するほど面白かった。この人の著作は、連続して読むだろうなぁ・・・。まぁ本当か?といわれるとかなり???な気がしてしまうのだが、ただひたすら物語のように面白かった。構想力が素晴らしい!。仮にこれがすべて嘘であっても、120点満点の本ですね。著者が、、、少し手垢にまみれた書き方をしているものの(こういう書き方はトンデモ本的で・・・たぶん気軽に本を書きすぎているのでは・・・と勘繰ってしまう)、しかし核心の着想や構想力の部分が、独自の力でテーマを持って貫いて形成されたのが分かるので、凄いパワーを感じる。なんとはなしに、飛行機の帰り日本がなくてテキトーに買って読み捨てるつもりだったが、恐るべし、僕の炯眼(笑)。

・・・有名な人なんだろうか????、、、ここまで素晴らしい構想と着想力をもっているとなると、在野であっても、相当のもんだと思うんだがなぁ。ここまで行くと、一つの世界観というか歴史観を形成していると思うよ。・・・他の本は知らないが、これだけの博学にしては、軽口で文章を書きすぎな気がするなぁ、、、まぁ最高にわかりやすいので、「だがそこがいい!」的な気分になるので、批判しにくいのだが・・・学会では絶対に受け入れられない表現手法だよなぁ、、これ。ちなみに、僕的★5つです。ちなみに、『風雲児たち』以来、日本死はマイブームなので、その根源の謎であるヤマト建国と日本の神話についての考察は、しびれるとしかいいようがない体験だった。