あの偉大なローマ帝国が・・・・と、胸がいっぱいになる。
この「最後の努力」が示していることは、本質から外れた努力は、いかにしても無駄だ、ということだ。
それにしても、今までローマンエンパイアの話を読んでいて、こんな偉大な国家が、こんな素晴らしいレスプブリカ(共同体)が、どうしてヨーロッパ中世みたいなモノに変るのか不思議でたまらなかったが・・・なるほど、よぉぉぉぉくわかった。
この本で、ついに、ヨーロッパの中世とつながった。
そうか、歴史というのは後退することがあり得るんだ、と感心する。
いやー素晴らしい本だ。これは子供には必須で読み込ませるとしよう。