この類型として一番書ききられている。

BASARA (1) (小学館文庫)

これも掃除して手出てきたので、読み返しているけれども、、、うーむ凄い傑作だ。何よりも、この手の話を、ここまで追いつめて最後まで結論を出した作品ってないんじゃないかなぁ?、としみじみ感心。悪政に苦しむ国でのレジスタンス・・・・という単純な二元論なんだが、「何かに反対する」というただ単にダメ野党的な思考停止ではなく、ちゃんと政権を継承するってことを深く悩んでいく主人公の姿は、ひたむきで美しい。