あまり他の沿岸部の都市と変わらな印象を受けるのは・・・


本日香港出張から帰宅・・・。

ネイサン通りの横道を歩いていて、おもわず攻殻機動隊の世界みたい・・・とか思うのは、うーん(苦笑)。それにしても、最近連続して中国の都市に行っているんだが、沿岸部はもうほとんど遜色ないんだよな・・・。そう考えると、時代って凄いなー。

タクシーのおっちゃんがおしゃべりで、自分の甥は、幼児の頃、食べるものも着るものもないような生活だったんだが、いまは大金持ちだ(医者になったらしい)・・・ほんの20年くらいで信じられないくらい変わったよーとしみじみ言っていたのが、印象的だった。

浅田次郎さんの『蒼穹の昴』で、李鴻章香港島の貸与を交渉するシーンがあるんだが・・・なんかそれを思い出したり、妻と遊びに来た時に泊まったホテルの近くに止まったので、いろいろ思いだして凄く感慨深かった。素晴らしい人生というのは、たくさんの記憶を抱えるとことだと思う。大学ぐらいまでは、記憶って向こうから「やってくるもの」なんだけど、それ以降は、自覚的に「創れる」ものになっていくんだよね。逆にそうしないとなかなか新しい記憶(これってたぶんインプロヴィゼーションの問題なんだろうなー)ってうまく定着しないんだよな。そういう意味では、一時期会社の仕事がが余裕があって、かつ妻の会社も余裕があった時期があって、その時は本当に遊びまわったんだけど…ああ、、あれがあってよかったなーと今でもしみじみ思う。なんか、「なんでそんなに?」っていうくらい、遊んだものなー(笑)。まぁ結婚してからそれまで、あまりに忙しすぎてギスギスしてたから、その復讐というかリベンジだっただけどさー。

今は家族で遊ぶ喜びがどんどん増えているけれども、やっぱり二人っきりのラブラブな時期の記憶が、恋人の時とはまた違って、夫婦の時にあるというのも、なかなかオツなものだと僕は思う。九龍公園で、妻にメールを打ったら丁度帰宅時間だったみたいで、いっぱい帰ってきてうれしかったー。・・・つーか、毎日顔合わせているのに、なにも、海外からメールのやり取りしまくらなくてもいいようなきがするが・・・(苦笑)。