『MILK』 ガス・ヴァン・サント 監督 ショーン・ペン主演(2008年) 人権をめぐる国内の戦いの人生を捧げたアメリカの政治家

ミルク [DVD]

「公職につく者の本当の役割は、法律を通したり予算を承認することではなく、希望を与えることだ」
(ハーヴェィの最後のメッセージ)


http://blog.goo.ne.jp/nikidasu/e/14f45dc05a19ec0714a45eec804ce746


アメリカというのは「何かの権利を得ること」が、殺し合いの戦争であって、その最前線でありパイオニアは確実に暗殺されるという、とっても怖い国。常時、内戦をやっているような分裂の国なのだ。しかしながら、自らの正しさのために、声を上げて、命を賭ける人々が沢山いる国でもある。そして、それが、ちゃんと社会を、、、、国の根幹である憲法の在り方を変えてきた国でもある。そこが、アメリカの偉大なところでもある。そういう意味では、マーティン・ルーサー・キングJrや、マルコムXなど、権利を得る最前線で散って行った人々の物語は、本当に凄まじい。これが、80年代!だというのだから、おそれいる。アメリカは、とってもアクティヴな国だ。常時内戦やっているようなものなんだもの。