一周して、その素直さが希望になる・・・のかも

耳をすませば [DVD]

耳をすませば』 近藤喜文監督/せつないほどピュアな憧れ・・・それは、現代の若者には罪悪かも
http://ameblo.jp/petronius/entry-10009979399.html

この前、子どもと見直した。

うーん、、、ものすげぇ面白い。

が、、、凄く印象が変わったので、びっくりした。10年くらい前かな?もっとか?映画館で観た時は、あーーこういうのって、こういう素直な「恋愛」ってあり得ないから、見て苦しい人多いだろうなーと思ったものだったが・・・それは上記の記事で書いているんだけれども、いまみると、それが一周して、逆に、ああ・・・こういう不可能性のロマンチシズムを高らかに歌い上げるのも、悪くないじゃん!と思う。時代の文脈が変わると、こんなふうに思えるんだーと、なかなか新鮮な気分。いまだったら、絶望しないし、子供に見せても、、、いやむしろ見せたいくらい。『もののけ姫』ほど過酷な状況を見せて、「生きろ!!」と叫ばなくても、あり得ないこういうロマンチシズムを、素直に受け止められるような感じがする。それは時代が変わったのか、僕が大人になったのか?。こういう古い名作を見直してみるのも、、、余裕があれば、いいんだろうなーーーと思う。

ちなみに、子どもたち(2歳半)は、わかるんだなーーーー始まった途端、「トトロ!!!」と叫び始めた。最後までトトロが出てこなくて、不満げだったが(笑)。

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