続く日常

第二期って、、、、めちゃめちゃ長いよね。１期が１２話だったから、その倍。・・・だよね？。なんか、幸せに毎週録画して見ています。

最近暑いですよね、こう夏バテしてやる気ないボーっとした時の気分って、こういうの、素直に、ええなーって思えます。ああ、穏やかな日常再興じゃん！みたいな。最小は、第二期微妙かも？って思ったんだけれども、これもスト２と同じで、自分自身が、｢続く日常｣系統の作品にチューニングが合わせづらいから起きる現象なのかもしれないなーと思った。いや、今は凄くいいですよ。毎週楽しみに、娘と見ています。

どっちも、１期の成功で予算が潤沢で、かつやりたいことをやれる感をとても感じる。｢何が売れるか？｣というか、｢何を押せば人が喜ぶか｣が既に分かっているので、「そこ」をずーっと引き伸ばしに入っているから安心して見れる。これ、物語のドラマツゥルギーが、あまりない日常系の作品だからできる技でもあるなーと思う。

あずにゃんの修学旅行で先輩たちがいない日常とか、、、、もう最高でした。なんか、いま死んでも悔いなし！と思うような夏休みっぷりがたまらなかった。ああ、そうそうあずまきよひこさんの『よつばと』の書評で書いたけど、こういうのって、永遠に続く夏休みを連想させるんだよねー。別にけいおんは、夏休みだけじゃいけどさー。日常というか、｢その時｣って、もう二度とは戻ってこない大切な時なんですよね・・・・。その｢時｣を生きていることへの、ある種の憧憬なのかもしれないなーと思います。この手の作品の面白さは。今日は、うちの双子とキッズカフェ？みたいなところにいって、でっけー遊び場で遊んでいたんですが、もう大興奮で、、、、まぁ大人にとっちゃどうでもいいことなんですが、、、でも、子供といると最高に楽しいんですよね。それは、子供が「今この時」をインプロビゼーション(一回性）で生きている・・・・生まれて初めてのものをキラキラした目で体験しているのに感情移入しているから、楽しいんだと思うんですよね、横にいる大人も。

『よつばと』　永遠に終わらない夏休み〜榛野なな恵・高野真之との比較
http://ameblo.jp/petronius/entry-10049288839.html

もう全然違うもののようだけれども、僕らのの世代の永遠の日常ってのがあるんだーと一番思わせてくれた代表作は、ゆうきまさみさんの『究極超人あーる』と新沢基栄さんの『ハイスクール奇面組』だなーこの系統の話を考えるときに真っ先に思い出す。たぶん今見ている人とか、読んだことないんじゃないかなー。機会があればぜひどうぞ。どちらも色あせない傑作です。僕の好みとしては、あーるが最高ですけどね。人生の楽しみ方、、、、どうでもいい日常をいかに楽しく過ごすかってノウハウを、初めて教えてくれた最高の本だと思っています（笑）。

究極超人あ~る (1) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉)