K

軽く解説すると、歌っているのは『BUMP OF CHICKEN』というバンドで、90年代後半、一部のネットオタクの間で爆発的に流行りました。オタク心をくすぐる歌詞で大人気でした。ブームの火付け役になったのは『K』という曲でこんなのです。


ということで、哲学さんに紹介してもらった『BUMP OF CHICKEN』ですが、おお、たしかに、いいですね。佐天さんのMAD『才悩人応援歌』も凄くよかったんですが、テイストが同じですね。どなたかが、twitterで中には卑屈すぎる歌詞のものもあってそれは嫌なのですが、というコメントがありましたが、確かにこれはぎりぎりのラインですね。でもはまると、素晴らしい。少なくともこの『K』と『才悩人応援歌』は、素晴らしいですね。たぶん「ここ」って僕にはツボなんで、毎回泣きます(笑)。ただ、これらがスタート地点の物語だとすれば、現在の彼らはどんな歌詞を、歌を歌うのでしょうか?。これが10年続いたら、確かに飽きられるかもしれませんね。だって、全てがスタート地点の歌だもの。素晴らしい名曲なのは否定しないですが。。。。THE BOOM宮沢和史さんのカルナバルって曲だっけかな、、、デヴューして結構たった頃に聞いたら、それの曲が渋くて渋くて、ああ、この人はどんどん大人になっているんだな、、、と感動したのを覚えているのですが、逆にいつまでも変わらないでいる人もいます。どっちがいいのかは、それぞれなのでしょうが、、、、こういう「若い」曲を書く人には、もっと大人の渋みを知ってほしいような気がします、、、そうしないと、たぶん本人たちにとってもつらいのではないかな…とか。年齢とともに成熟の階段を重ねて異なる世界を見ていかないと、生きるのはつらくなっていくと思うんです。成長は必ずしもする必要はないが、成熟はしないと、、、身体は物理法則に従って老いていくので、心と世界とのバランスが悪くなってしまうと思うんのですよ。人はいつまでも同じ地点で世界を感じていては、苦しいと思います。ましてや、こういう成長のスタート地点の感受性で世界を見ている人は。