早くもプリキュアコンビ解散ですか?

ハートキャッチプリキュア!【2】 [DVD]


本日は、借りてきた2巻を子供たちと見てる。前提や物語の筋や仕組みが分かってくると、ぐっと細かく中身に入っていけて、本当に面白い。最近メチャっはまっています。


自分がプリキュアにふさわしくないんじゃないか?、マリンにふさわしくないんじゃないかと悩むお話。ああ、いいなー、、、こういう心の機微は、誰にでも、いくつになってもあるものだ。けど、それを「素直」に相手に伝えられたり、仲直りできたり、そういうのは、本当に大切なことであるにもかかわらず、大人になるとなかなかできなくなってゆく。もちろん、大人の世界は、そんな甘ちょろいこといっていたら食いつくされるちょっぴり汚れた世界なので、いつもそんなピュアでいることはできないけれども、できないからこそ、こういう素直な話は胸に響く。


僕は、悩みや不和は、「言葉によって」解決できると信じている、「言葉派」の人です。だから、マリンのことがとっても好きなのは、自分でもよくわかる。この子、全然デリカシーなく何でも言ってしまうので、人を傷つけやすいけれども、同じようにちゅうちょなく繰り出す続ける言葉によって、仲直りもできる。つぼみとか、たいていの心の問題って、「自分がどう思っているか?」を相手に伝えないことを出発点にしていることが多い。「言葉派」の僕にすると、しゃべってなければぜんぜんわからないじゃん?と思うのだけれども、マリンを見ていると、うーん、しゃべりすぎも、余計不和をまくことも多いなー(苦笑)。


「ちゃんと話し合えばわかる」と思っている僕のような人間からすると、なんで物語の中の人ってこんなにも、「ちゃんと思っていることをお互い話さないんだろう?」って子供のころからずっと思っていて、いまでもずっと思っている。でもまぁ、大人になって、「なかなか言いたいことが言える」ってシュチュエーションは稀なんだ、ってことが分かってきた。それに、言葉が通じるのは「相手がそれを受け入れて認識するベースがある時」でしかなくて、自分のベースと相手のベースが一致することというのも、さらに稀なんだよね。


なんか、そんなことを思った4話目でした。


でも2人だけの方が、なんちゅーか、百合っぽいってわけでもないけど、濃密な関係だよね。なるほどーなーこういう背景があって、、、と、分かってくるとほんと面白いです。