人材は常にいるが時代の仕組みがそれを活用できない、、、、

ローマ人の物語〈41〉ローマ世界の終焉〈上〉 (新潮文庫)

ローマ帝国の終末を読んでいる。前回ぐらいから特に実感しているのだが、どれほど有能な人材が出ても、それを活用する仕組みがなければ、それは無駄に回転してしまうだけなんだよね。塩野さんが、最初のところで書いているけれども、人生が幸せに生きられるか、能力を活用できるかってのは、「どの時代に生まれるか?」ということが大きいと思うんだよね。どの時代にも、それなりに人材はいるものなんだけどさ、、、。