『ラストエグザイル‐銀翼のファム‐』12話感想

この物語ってのは、ファムの、グランレースという自由に空を飛ぶ(=戦争のためではなくて、楽しみのために)ことへの憧れが基軸を占めるので、まぁちょっと、動機がいまいち弱いとは思うけど、天真爛漫に空が飛ぶの好きっ!って叫ぶファムはかわいいのー。作品の質がどうのこうのではなくて、やっぱり凄く感情移入というか共感するのは、僕も空飛ぶのが大好きっ!という気持ちがあるからだろうなー。ヴアンシップというこの乗り物が、いったい何の力学で空を飛ぶのは不明だけれども(笑)、こういう数人乗りのバイクに近いような空飛ぶ乗り物があったらなーと、心底思います。宮崎駿でも、ヒックとドラゴンでも、なんでもいいのですが、やっぱり飛翔する感覚というのは、素晴らしい。SFの世界ってのは、風景というか空間そのものがセンスオブワンダーなんですが、そういう世界の中で、三次元を自由自在に自分の意思で飛べたらな、、、と本当に思いますねー。こういう物語は、理屈抜きに好きだなー。こういう異世界って、たぶん隣の国家の情報ってなんもないんだろうと思うんだけど、18−19世紀の地球もそうだけど、まだ世界がセンスオブワンダーに満ちていた時代に生まれたってのは、大変そうではあるけど、うらやましい気がするなー。100−200年前の海外旅行って、こういう感じだったんかなーとかとか。

ディアンのキャラがいいなー。先日、風邪でぶっ倒れたおかげで(笑)、いっきに11話まで見れたので、楽しく視聴できる。あんな風にまとまった時間なかなかとれねーからなー。12話は、まさかの温泉回。鎖国された国のディアンちゃんの回でした。というか、みんなロシア語なんだけど、発音めちゃうまくない?って気がするんですが、、、。



ふむ、、、たぶん、ジゼが一番好きだなー。