李明博大統領について

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雁屋哲の今日もまた

これ、物凄く面白かった。この人に、ここまでいわれちゃー李大統領も、だめだなぁ(苦笑)。経済の視点や市長時代の実績から、凄い優秀な大統領だと思っていたんですけどねー。今回の話は、どうみてもめずらしく韓国側に戦術的なミスがあって、これって日本も感情的に攻撃しやすいので、めずらしいですよね。ふつう外交では、日本が下手というのもあるんですが、もともと植民地時代のルサンチマンがあるので、多少事実がどうこうあろうが、一方的にサンドバックになるのが基本構造だったんですが、これがどこへ行きつくのかは、興味深いです。というのは、結構友人の韓国人やビジネスパートナーに聞いても、李大統領のあの発言はないわ、、、という反応が多くて(笑)、あーそうだよなー中身うんぬんよりも、あの状況で、あのいい方で、はっきりいってひどいもん。どうなるんでしょーねー。日本側もめずらしく強気に出れそうな案件なんで、燃える燃える(笑)。こういう時、なんちゅーか「本質」っていうか、すのままの姿ってどうなん?というのがわかる気がします。新時代に入ってきたな、と思います。


ちなみに、僕は、そこまで彼をよく知らないので、こういう風になってしまったり、こういうことを言ってしまう「背景」が知りたい。人間能力としては、僕ごときパンピー社蓄リーマンとは比較にならない能力と馬力の持ち主だと思うのですが、それがなぜ、あんなひどい?って思います。日本の従軍慰安婦問題とか戦争責任とか、そのへんは明らかにままで日本の失点と外交能力の無さをついて、宗主国の道義的責任を文脈に、外交的に日本を追い落とす戦術的には、それなりに、まぁわかるよ、殴ってとMあふれる相手をサンドバックにするのは外交の基本ですから。けど、今回には、竹島の領有権うんぬんはどうでもよくて(それって韓国が実効支配しているから、韓国ではなくて日本がどう動くか?ってのが重要なことだから)、雁屋さんの言うように、わざわざ国民に凄まじい支持率や好感を持たれている政治権限のない天皇なんかを出して非難する政治・外交的意図が不明。。。もし、知識なしにやったんなら、一国の大統領として、、、おいおい、、、って思います。というか、そういう作法が国としてあることも、危険。日本は、彼らにとっては利用できる戦略的パートナーなんだから、そんなすぐ紛争になりそうな発言が許容されているのは危険すぎるよ。ましてや言い訳不能なトップの公人が。まぁ、、、日本も、負けないくらいひどいけどねぇ(苦笑)。・・・・むーーーそう考えると、まぁどこも一緒かぁ。