オリジナルな人生を生きること面白さとしんどさを

のだめカンタービレ(25) <完> (KC KISS)

ふと読み終わって、思ったことがある。のだめの人生って、ああ『天才ファミリー・カンパニー』と同じ話なんだって。やっぱり作者ということがいいたいコアって、出方が全然変わるんだけれども、同じものなんだなって感心した。

ここで問われることは、オリジナル人生を生きることが、どれだけ大変で苦しいかってこと。しかし・・・・それをポジティヴに捉えて見ていくと、ほとんどその人生はコメディーの連続になるって事(苦笑)。そして、まぁネガティヴに捉える話のつくりから、世界の認識の仕方もあるんだけれども、少なくとも僕は、ポジティヴに捉えて、世界をコメディーとして落差を笑い飛ばそうという姿勢は、凄く共感できます。まっ、エンターテイメントで描こうとすると、オリジナルな人生を楽しくポジティヴに描こうとすると、金持ちで才能ある人々の世界を描かないと、舞台設定に困るというのもなんとなくわかるなー(苦笑)。

平成よっぱらい研究所 (FC gold)


ちなみに、これと、『平成よっぱらい研究所』にも、凄く同じ匂いとテーマを感じる。えっ???どこが(笑)って、思う人もいると思うが、いっていることはほぼ同じに僕には思えるんだよなー。それは全体を見て抽象度を上げないと、なかなかわからないかもしれないけれども。・・・さすがにね(笑)。ここでもほぼ同じことを、リアルライフにおいて、いっている(笑)。・・・そうえいば、『おにぎり通信』が出ていた、、、あれは見なければ・・・。


天才ファミリー・カンパニー―スペシャル版 (Vol.1) (バーズコミックススペシャル)