『アメリカン・ダンスアイドル』(So You Think You Can Dance)Season 12  僕ら家族は、JAJAがお気に入りでした。

So You Think You Can DanceのSeason 12のファイナリストは、JAjaとGabyでした。JAJAは、家族で好きになっていたので、いやーうれしかったですね。ロボッタダンスすばらしかった。

Gabyとか、このあたりのレベルになると、もうなんでそんなにいろいろな種類のダンスをできるのかって、もう驚きを通り越して、衝撃ですよ。うまい人は、本当に何でもできるんですね。それにアメリカのダンスの層の厚さは、凄いなーと思うんですよ。イギリスで同じようなオーディション番組をやっても、全然人気なくて、すぐなくなったとか。これって、ダンスが、国に深く浸透していてやる人見る人が広く深くいないと続かないものなんでしょう。日本でなんて、知っている人なんか稀なんじゃないでしょうか、この番組とか。アメリカンアイドルですら、たぶんそれほど知られていないでしょうし。ちなみに、ベッキーの妹さんがいいところまで残っていて、びっくりしましたー。姉妹で凄い才能なんだなーって。


SO YOU THINK YOU CAN DANCE | Gaby & Jaja:Top 4 Perform "Woman (Oh Mama)"

アメリカで大人気で、かつ僕もアメリカのエンターテイメントのある種の楔というかターニングポイントだと思っている『HungerGame』が、これほどのアメリカの出の熱狂的な人気を誇りながら、日本ではいまいち人気がないというのも、この実力と運によって、凄い個人はたくさんの人の中から選ばれて世に出てくる!という国民的なオーディションによる選抜の感覚が根づいているかどうかってことによるような気がします。これって、ものすごいアメリカ的な感覚です。こういうオーディション番組をずっと見続けて、アメリカの地理感覚とか、人種の多様性に慣れてこないと、この多様性の中から、個人が吐出してくる感覚って、たぶんわからないのでしょう。

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SO YOU THINK YOU CAN DANCE | Jaja & Ricky: Top 8 Perform + Elimination | FOX BROADCASTING

So You Think You Can Danceは、10年ほど前、偶然見て以来、ずっと見たい見たいと思っていたのですが、それ以来機会がなく、見ていなかったのですが、やっとみれた。というか、リアルタイムでは僕は忙しくて見て入れなかったんですが、Netfulixでばっちり。素晴らしい時代になったものです。それに、2015年Tourでリアルで本物を見てきました。今年は、アメリカンアイドルの投票もできたし、本当に幸せでした。こんなこともあるんだなーと1年を振り返って、しみじみ思います。人間、大体あきらめたころに、夢がかなうもんだなーとしみじみ。まぁ、仕事が忙しすぎて、深くまったりと楽しむ余裕こそないのですが、まぁ、生活して働いていれば、そんなものですよね。環境になじみもないし、英語力はそこそこしかないので。10年前に、僕ら夫婦が興奮してみたときに2位になったトラヴィスがメンターで出てきていて、うわーまだ生き残って、こうしてプロのダンサーとして貫禄がついているんだ、と思ったら、もうぐっと来てしまって。たぶん2005年ぐらいの頃だから、第1回か2回目の時ですね。あの頃はまだ子供もおらず、奥さんとラブラブしながら見ていたんで、スゴイ思い出します。結婚したら映画の趣味が実は全く合わないということが発覚して、二人で見れるものを探そうと、頑張っていたころでしたねー。このころ、韓国ドラマにもはまったなんだよなー。凄い懐かしいです。


SO YOU THINK YOU CAN DANCE | Jaja & Cyrus:Top 4 Perform | FOX BROADCASTING

さて、今回のTourもそうなんですが、いままでまぁ、CNNとか新聞とか、大学で勉強したり、本で読んだり、ドラマを見たりしていたんですが、、、日本以外の国があるってのが、いまいち実感を持てなかったんですよね。僕は新興国担当で、アジアを回っていたこともあって、アメリカは、ビジネスでもめちゃくちゃなじみが深いわけでもなく。大学時代からのバックパッカーも含めて、何十か国回っているかわからない僕ですら、そういう風に思うのだから、人間が国際化というか、他者や多文化、他の国を受け入れるっていうのは、本当に難しいことなんだろうと思います。ビジネスでは、毎月とか下手したら毎週の様に出かけていた中国や韓国、東南アジアですら、やっぱりなんか、実感がいま思うと伴っていなかった気がします。


逆にいうと、僕は今回、凄く実感が伴っているんですが、それって、やはり住んでいるからでしょうし、日常にがっつりいろいろなものが食い込んでいるからなんだろうと思います。子供の学校とか関係で、食い込むと、人生やり直しているみたいなもので、へーアメリカの学校ってこうなっているんだーとか、子供ってこういう風に、いろんなものを好きになっていくのかーってのもあると思います。家族がいたほうが、新しい時代の吸収は、深く広く複雑になる気がします。そうでないと人間は、過去に生きる生き物なので、基本的に。あと「日常」にならないと、自然に自分の中に入ってこない。また、下手なりに英語(その国の言語)が喋れることや、アメリカのエンターテイメントをずっと浴びてきたので、そういうのがミックスされて、ぐっと何かが変わった感じがします。なにせ、アメリカンアイドルも投票できましたし!!!(これ人生の野望の一つでした。ほぼあきらめていたけど。)、こうやって、ちょっとがんばれば、実物をすぐ見に行けるし、テレビとかでインタヴューはやっているし、、、、。ああ、本当に、「いる」人なんだ、と思うんですよ。Tourで本物が出てきて、うしろの席で女の子たちが(ダンスのファンって女性ばかりでした)キャーとか超え上げて、叫んでいる聞いて、ふへーって、驚きました。ああ、テレビの画面のその他の場所は、こんな風になっているんだって。
 
http://www.fox.com/so-you-think-you-can-dance/article/2015-dance-tour

それまでは夢の中の、異世界のような気がしていたんですが。。。。40年も生きていて、まだこんなに世界が変わるようなことに出会えるんだ、と思うと、本当に不思議な気がします。ほんの3年前まで、もう海外に住むのはきらめていたし、日本の日常がとても豊かになってきたので、なんか成長とか風景が変わるのとか、そういうのは、もういいやって、あきらめ半分、同時に、もうそういう、なんというかもっともっと!みたいのは、もういいよ、みたいな気分になって、幸せーって日常に埋没してみた途端ですしねぇ。成長よりも、永遠の日常ってトレンドじゃないですか。おお、その通りに人生が動いているよ!って、喜んでいたのですが・・・・。いやぁ、人生は本当に何があるかわからない。人生80年だとすると、ほんとこれからも、また何があるかわからないんだぜきっと。まぁ、きっと、まだまだ何があるかわからんのでしょうねぇ。


それにしても、Jimのダンスは美しかったー。コンテンポラリーもバレエも行けるなんて、、、しかも、アジア系でこの美しさが出せるなんて、、、アメリカってすげぇ!と驚きますよ。実物見た時、あまりの美しさに、感動しました。


SO YOU THINK YOU CAN DANCE | Jim: Top 8 Perform + Elimination | FOX BROADCASTING