どちらかというと、マイナーなエピソードだと思うのだが、DNAテストの問題、Native Americaの祖先の問題、がどう2020年の大統領選挙に聞いてくるかは、構造を見極めるうえでと興味深いと思うので。アメリカではコマーシャルで、自分の祖先を調べよう的なやつがよくあるので、へーそういうのがあるのか、と思っていたんだけれども、
先住民チェロキー・ネーションの長官を務めるチャック・ホスキン・ジュニア氏はこの日、「DNA鑑定は先住民としての市民権確定には不十分」との声明を発表し、各ネーションには独自の法的要件があると述べた。
「DNA鑑定を使って、わずかでもチェロキーや他のネーションとのつながりを宣言することは不適切であり、間違っている」
「これはDNA鑑定とその合法的な使用を軽んじるだけでなく、法的に認められたネーションと祖先がきちんと登録され、出自が確定している先住民の名誉を傷つけている」
チェロキーネーションの批判で、法的にちゃんと区別がつけられる登録システムがあるんだ、と驚いた。もともと両親から祖先にネイティヴアメリカンがいると聞いて育ったことから、そういうことを言っていたのに対して、トランプ大統領が「ポカホンタス」と揶揄して攻撃してきたことで、じゃあ証明してやろうということで、こういうことになった流れのよう。2020年に大統領選に向けて、各候補が静かに準備をしはじめているのがよくわかる。彼女は民主党の中ではかなりの左なので、こうしたリベラル寄りなことを示すのは格好の補強材料となるのだろうと思われたのだろうが、、、、、。