2018年の振り返りと2019年に向かって

あけましておめでとうございます。

本当は、毎年年末年始におすすめのその年のリストなどを作って定期的に埋めたいところなのですが、なかなか余裕がなく。というような言い訳を、いつもしているペトロニウスです。


【新年の抱負】あけましておめでとうござい、、、マ!!?


ちなみに、もうあまりに多すぎて、VTuber追うのあきらめてますが(笑)、それでも分かったのは、やっぱ輝夜月好きです!。映像がそんなに長くなくて、更新頻度低いのが、むしろありがたい(笑)。にじさんじとか、もう長すぎて。パトラは、くらむさんに任せた。つーかライブ行きたい、、、、。


■2018年の振り返り

2018年を振り返ると、まずはアメリカにまたもどってきてしまったことですねぇ。実際には、2017年の年末ですが。でもなんとか、またアメリカでサバイブできています。よかった倒れたり死んじゃったりしなくて。だいぶ人生終盤の40半ばのおっさんなので、そろそろゆっくりしたいなーと思うのですが、人生何があるかわからんもんですねぇ。人生は偶然の連続なんで、さっぱりコントロール効きません。まぁ、座右の銘が、人生万事塞翁が馬なので、まぁ、何事にも流されるまま、何とか切り抜けていると、いいこともきっとあるんじゃない?の精神で、頑張っていこうと思います。さてさて。


2018年の究極の最優先順位は、友達と同人誌を作って出版する!


でした。この含意というか背景は、やっぱり、老眼が進んだことですねぇ。。。。あまりに目がかすんだり、変な感じだったので、脳溢血とかやばい病気じゃねーかと疑ったんですね。結局、何にもなくて、老眼が急激に進んだだけだったんですが、、、この時、死の恐怖を凄い感じたんですよねー。2017年のことですが。そのころ、3か月ぐらい休みなし(ほんと土日もなかった)で仕事してて、その前も海外の長期出張とかで、ヘトヘトだったんですよねー。なので、やばい病気か、と恐ろしくなったんです。いま思い出すと、なんであんなに無理したんだろう?って自分でもよくわからないんですが、人間って視野狭窄になって、周りが見えなくなるもんなんですよねぇ。。。運良く仕事の結果も出たし、鬱にもならなかったし(朦朧として仕事してたので、たぶんやばかったと思う)、やばい病気でもなかったんですが・・・・急激に40代前半で老眼が進んだのは、疲労というかムリしすぎがたたったんでしょう、と医者は言っていました。なんか調子にのっていた、、、、と痛感しました。優先順位を間違えてた、、、、と。仕事なんか、うっちゃって、「でーきない!」とかいうべきだったんですが、人間って、自分のことなると、ほんと、わけわかんなくなるんだなと、終わった後でしみじみしたんですよね。視野狭窄の世界にいると、正常な判断はできないし、やめることさえできないもんなんですよねぇ。僕のなんか、本当に厳しい状況に比べたら、大したことなかったのかもしれないけど、でも、ああ、人間は、賢く生きれない生き物だなぁ、としみじみしました。でも、壊れる寸前だったと思う。よかった、何とか逃げ切れて。。。あれ以来、座右の銘に、無事これ名馬、が加わりました。


そして、いろいろまたもや偶然が重なってアメリカに帰ってくることになったんですが、そん時にですねぇ、、、優先順位を間違えちゃいけない、と痛切に感じたんですよね。スティーブ・ジョブスの「もし今日死ぬとしたら、最後に何をするか」的な、質問は、ちょっと極端すぎて、使えないとは思います(笑)。・・・けど、あと5年だったら、あと1年だったら、あと数か月だったら。とスパンを長くしてみると、本当に大事なことがのうまく絞れる感じで、、、そんで、死んだときに、、、墓に「何をした人として記憶されたいですか?」とか、人生の幸せの条件って何だろうと考えれば、それはやはり、「自分の充実」「自分の体験」がどれだけ多様で深いかだと考えたんですが、、、、でも、仕事は、まあまあそれなりに推移しているんですが、これってこの年齢までくると、もう残りは運の要素以外まったく自分でコントローラブルじゃなくね?と思うんですよね。あんまり選択の余地がない。だって、もう20年ぐらいかけて積み上げているものがあるので、いきなりガラガラポンと足ないでしょう。それなりに好きでやっている仕事なわけだし。なので、正直、限界を超えて頑張っても意味感じないし、なるようになるとこまで来てる。。。。だとすると、それ以外で、何が一番大事か、と言ったら、やっぱり友達だし、自分個人の固有の趣味・・・・この場合は、本や映画や漫画、アニメですね、、、これなんですよね。。。でも、「それ」に優先順位を優先していないのは、おかしいって。仕事よりなによりも、まずは、友達と趣味で何かを、形にして、実行しなきゃ!と思ったんですよ。仕事とかしてる場合じゃねぇ!(笑)って。


ちなみに、なかなか難しいのは、家族(子供たち)と奥さん、あと親とか、そういうのは、大前提で時間を圧迫してくるし、、、これに関しては、優先順位もくそもない強制イベントなんで(笑)、別カウントで管理しているんですが。。。。まぁ、常に僕の最優先は、嫁さんですしね。そっちに力入れすぎで、なかなか「自分」にふれないですけれどもねぇ。。でも、いざ「人生が終わるとしたら」とすれば、彼女との思い出がすべてだし、子供にどれだけ、いろいろ時間をシェアできたか、最後はすべての気がするので、これを持っている自分は、運がよかったとしみじみ思う。でもまぁ、自分「個人」の幸せとは別のやつですからね、これ。家族との、好きな女の子との一緒の幸せってやつ。


でもね、、、ここが時間を多く占めるとなると「絞る時期」に入ったんだなと思ったんですよねぇ。友達にせよ、「みんな」と付き合うことは無理。なので、自分にとって大事な人とか選ばなきゃいけない。もう数年前、、、5-6年ぐらい前に、僕は人生で一番大事な趣味は何かという時に、オタク活動。。。映画や漫画、アニメ、本とかが、人生の何より大切だと見切って、無様に届かない「それ」を死ぬまでこつこつ追及しようと決めました。そういう「見切り」というか、「自分がどの領域で生きるのか?」というのは、断捨離というか、一回にガンとやるのではなくて、たぶん、コツコツやり続けるのでしょうが、少なくとも20代や30代のまんなかぐらいまでのひたすら拡大する、とにかく量をたくさんを追うぜ!的な時期から、きちっとフォーカス、アドレスする領域を意識する時代に入ったんだなーとおもいました。40台。50台に向けての準備。


まぁちなみ、2017-8年の面白いところは、断捨離して「絞って」いろいろ切り捨てようと思ったとたん、出口治明さんという、本当に尊敬する人に出会えて、「自分がいかに足りなさ過ぎたのか!」を痛感しまくって、さらに激しい量の拡大にひた走ることになるんですが(笑)、まぁ人生はすべて偶然と、ノリなので、そういうこともあるかも、ですが(笑)。

「思考軸」をつくれ ― あの人が「瞬時の判断」を誤らない理由

んで、という背景で、、、、僕が「友達」という資産、リソースで、足りなかったことは何か?と思ったんですね。いや-コミュニケーションの密にできるようにとか、SNSとか、いろいろ整備しましたよ。この何年も。特に、アメリカに来たのがよかったんでしょうが、6年前に渡米しちゃったときに、友達と切れないように、おっさんのくせにテクノロジー駆使して、いろいろ基盤を作ったので。でも、なんというか「ただLINEで戯れている」とかデイリーに「頻繁に電話して話したりしている」とかを繰り返していると、、、、もう少しレベル上げて、物語三昧ラジオとかもやっていましたが、、、なんか、もう一段上に行くには何があるだろう?って思ったんですよねぇ。講演会や、映画やアニメを見るLD教授の解説合宿(笑)とか、いろいろイベントやったんですが。。。。それでも、、、、いまやれる手持ちのリソースでやれるのは、だいたいやった、と思ったんですね。


次は、、、と考えてて、、、セカンドラウンドライフ(第二の人生)を思い出したんですね。ちきりさんとかリンダグッラットンの教授が、人生100年だとすると、リタイアしてからの人生が長く、もう一回分生きれると話だったんですが、、、、この時に、老後、リタイア後に、ぼく何をしようとしたかというと、エンタメ関係の仲間となんか会社つくって、固定費もうけて遊びまくろとかいってたんですよね。でもねぇ、、、このセカンドラウンドライフの話をすればするほど、慣れてくると、「リタイアした後に何をするか?」という発想自体が、高度成長期の寿命が短い時代の前提が隠されているというのがわかってきたんですよ。だって、、、なんで、「リタイア(=60歳)まで待たなければならないか」というのは、おかしな話なんですよね。実は、異なる人生を、マルチレイヤーで、様々なに使い分け統合しながら生きるというのが、これからの長い寿命の低成長時代の社会で生きるサバイバル技術なんです。それが、終身雇用とか年功序列を前提に考えているから、「二回目の人生」云いかえれば「一回目の人生がある」という発想になってしまうんだ!と分かったんです。これをもっと具体化すると、老後やりたいことがあるならば、「今やればいいじゃん」という話になるわけです。これは、今すぐ会社を辞めろとか、好きなことをして生きていけばいいといった単純な話ではないです。子育てもあるので、定期収入があったほうがいいので、いまはグローバルカンパニーのテクノクラート、、、、言い換えれば大きな組織の歯車の一つでいいんです。自己実現!!!!とかじゃなくてもいいんです。その代わり、家族と幸せな時間が生きられるんだもの。でも、同時に、じっさいに始めたり、実際に「始めちゃったり」して悪いわけはないんですよ。でもそするとね、おお、、、と思ったのは、40半ばになって、60がちかづいてきたとなると、、、実際に「会社興すとしてどういう形態で、どういうマネジメントするか?」とか、友達じゃなく信用できる人はだれか?とか、いやいやそもそも友達を楽しいことをしたいんだから、組織が会社である必要もないとか、、、具体的に、いろいろ思い浮かぶし、、、時間だって、そんなにあるわけじゃないですよ。も20年切るわけですから(笑)、60まで。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)


自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方


とかとか考えると、1)自分にとって最も重要なもののひとつである友達との関係性を、もう一ランク質をあげるにはどうすべか?という質問と、2)セカンドラウンドライフ(第二の人生)を早めに実現、もしくは、本当にやりたいことを実現するとすると、何をすべきか?という感じに質問が重なったんですよねー。


んで、まぁ、そうはいっても、忙しいので、「このグランドデザイン」にのっていることでなんかねーかなーと思ったときに、LDさんの物語の物語の講義を話しを聞いたんですね。あれ、、、これ本にしたらいいんじゃね?って。これは、LDさんだけでなく、ぼくらの10年近いラジオや分析よもやま話の集大成なんで、これを形にすることの意義は凄いある。友達の絆の再確認になるし、、、それでもって、お金にからむし、タスクのマネジメントや管理しなければならないので、関係性がいろいろ試される。どういったことがお互いの「関係性」にとって、いいことなのかがよくわかる。


と、いうことがそろって、本を出そう、という結論になったんです。



で、でましたね。


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物語の物語1


まさかのたぶんシリーズ7-8冊で、全9章。ほんとに全部出せるとはみじんも思っていなかったけど(笑)。本気でつくってたら、余りに素晴らしすぎて、全部出すことに決めて、かなりメンバーに無理をかけて、、、でも、3冊もだせちゃいましたよ(笑)。で、寄稿文とか合わせると、大事な友達のオンパレードで、、、、、いやはや、楽しかったとしか言いようがない。しかも、メンバー全員同じところにいないので、日本の中でも各地域とアメリカとコミケ当日まで、一度もメンバーがリアルに顔を合わせないで出版にこぎつけるという、グローバルかつテクノロジーに支えられたマネジメント?(笑)。


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物語の物語1-2


これは結構大きな目標でした。人を巻き込まなきゃいけないし、無休なんでモチヴェーションをどう持ってもらうか考えなきゃいけないし、継続して出すには収支も合わせなきゃいけないし、モノづくりの基本である機能と品質も考えなきゃ、、、、って、僕は結構大きなグローバルプロダクトのマーケティングやビジネスをずっとやってきましたけど、人生で一番クラスに楽しかったです。なんでかっていうと、自分がメーカーの製造サイドに初めて究極に立ったわけですよ。自分自身が書いているし、しかも、残りの人生の大事な親友たちの絆として「形にに凝る」わけで、自分自身のもの!的な意識が、仕事とは桁が違うんですね。この圧倒的な当事者意識。めちゃくちゃ、おもしろかったです。やっぱりリアルな当事者意識感覚って、凄い大変ではあるんだけど、A級体験なんですよね。受け身の体験とは、ヴィヴィッドさがちがう。しかも、アメリカから飛行機でコミケに駆けつけて、たくさんの人とも会えました。やって本当に良かったです。

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なので、昨年2018年は、素晴らしく充実した年になりました。思った通りのことがほとんどできました。小さな目標も含めて、すべてオールクリアーできたのは、めずらしかったです。本の領域では、厚いしっかりした本を、、、ずっと、課題だったアントニー・ビーバーの3冊を読めました。古典レベルの大著を時間をかけて読むと、世界がものすごくアップデートされるのを思い出し、、、また読書がめちゃくちゃ楽しくなりました。これは、出口治明さんにで会えたからだと思うのです。圧倒的なロールモデル。目の前で見て、、、、悔しくてたまりませんでした。同じ年齢の時に、同じレベルまで到達できるかって。そんな無理、と思う気持ちは消えないですが、でも、チャレンジしない理由にはならない。しかも実際にやっているのを目の当たりにすれば、できないことはない、と強く思うようになりました。まぁとにかくは、はじめの一歩から。今年も、本を読む量を質を上げていこうと思います。昨年立ち上げた、友人との読書部での月一の読書会もうまく機能しているしね。


第二次世界大戦1939-45(上)


ちなみに、映画は、だいたい70本ほどみました。目標は50本だったので、これもよかったですね。週に1つ見れば、50は行くという目安だったんですが、これに、アメリカのドラマとアニメを足すと、かなりの量になるので、かなり良かったです。ただ漫然と見ただけではなく、「これは見ておかなきゃ」と思っていたけど、見れていなかったやつを集中的に見れているので、なんというか「漫然と」ではなくコントロールできたと思えるのがよかった。見てなかった、ロッキーとかホームアローンパイレーツオブカリビアンとか古典的なのも見れたし、アメリカ映画のマイナーな作品をも集中して見れたんですよね。アメリカ映画では、ソーシャルネットワークAll you need is kill、Selam、マンチェスターバイザシー、セッションとかその辺が記憶に残ったなー。ちなみに、ww2を理解するには、スターリンチャーチルルーズベルトの性格をよく理解しなきゃダメだ、と出口さんが書いておられて、、、それをぐっと深くわかった気がしたのは、マイナーですが『私の愛した大統領』ですね。

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マンチェスター・バイ・ザ・シー [Blu-ray]


特にアニメでは、冨野監督の『聖戦士ダンバイン』と『巨人ゴーグ』を全部課題としてたのを見れたのが大きかった。これは目標としてていつも挫折してたんです。これは、LDさんの「物語の物語」の効果ですね。文脈がクリアーになると、過去の作品が容易につかめるということがわかって、やっぱりLDさん素晴らしいと誇らしい気持ちになりました。。。。。

聖戦士ダンバイン Blu-ray BOX I (メーカー特典なし)

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もう身内なんでしょうねぇ。LDさんが、凄いと、自分もうれしくなる。本の形で世に出せてよかったと、しみじみ思います。僕も海燕さんも、ここにかかわらせていただき(笑)、ほんとよかったよねーと、いつも言い合っています。でも映像作品は、ちょっと集中が足りないなー、、、どこの領域にアドレスするかがまだ悩ましい。今年は、アメリカのドラマを軸に見ていこうとは思っているんですが、、、、ああ、見るものがたくさんありすぎて、、、、。でも、まだまだ全然やれるというのが、今年の手ごたえで分かりました。足りなかったのは、覚悟だ、、、と自分のこれまでの無様さ甘さが身に沁みました。尊敬する出口治明さんと、LDさんクラスの、息を枢要なクンフーをもっともっとやらねば!と気合が入りました。物語三昧のラジオで、LDさんと海燕さんの3人の分析は、さらに前に進みました。昨年のエポックメイキングだったのは、やはり下の二つの作品でしょう。これは、大きな分岐点というか到達地点だと思います。



オリジナルTVアニメーション『宇宙よりも遠い場所』PV


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と、ここまで書いていて、けっこう力つきました。ほんとは、めっちゃくちゃ旅行したんで、そっちも書きたいけど、まぁ、いいや。あ、もう一つ、ぼっちぼろまるさんの歌が好きすぎて、物凄いヘビロテでした。息子も好きで、よくもう暗記しちゃったみたいで、よく歌ってます。ちなみに、息子と車に乗っている時は、これかイマジンドラゴンズがヘビロテでかかる。組み合わせがよくわからんが、まぁいい感じです。



ぼっちぼろまる - ぼくも傘がない (Lyric Video)



ぼっちぼろまる - タンタカタンタンタンタンメン (Official Lyric Video)



■2019年に向かって


こっちは、またおいおい。できたら。


ちなみに、2018年の目標で、これは間に合わな氏できないなと思いながらなんとか達成できたのは、自分個人のYOUTUBEのチャンネルを作って、放送する、という目標でしたが、最後の最後に達成できました。2019年は、こつこつさまざまな作品紹介をしていこうと思います。まぁ、ほんと、人生楽しいなーと、わくわくします。やりたいこといっぱい。


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