『ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編』 柳内たくみ著 

ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編

アイディアはとてもよく面白かった・・・。が、読む人を選ぶと思う。というのは、Web小説には、とてもありがちなのだが、話のテンポが間延びしていて長いのだ。これは、良さでもあるので、一概に責められないので、言葉を選ぶと「読む人を選ぶ」となる。ただ、『戦国自衛隊』が一番有名だと思うが、現代の軍隊がそのままタイムスリップしたり、異世界に行ったり、というのは、なかなかおもしろいファンタジーだと思う。この場合は、異国と現代がつながったという設定なので、冨野さんの『聖戦士ダンバイン』の最後の方の感じとか思えばいいのかなー。ただそれよりももう少し、地に足がついた感じで、、、ただし、既に2巻まで読んだが、設定も面白いし凄くエンターテイメントしていていいファンタジー小説なんだけど、冗長。もっとサクサク進んでほしい。。。でも、これWEB小説で商業化する気なくて書いていたら、、、、その時は、読者にとっては「それこそがいい」感じだったかもしれないので、なかなか難しいなー。でもまーこの系統が好きな人には、お薦めできるレベルです。冗長さを無視できて、世界に入れれば、凄く面白いもの。

戦国自衛隊 [DVD]
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聖戦士ダンバイン 1 [DVD]
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