2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

インテリジェンス小説の楽しみ方

comings 2009/03/28 04:44 どうもです。ペトロニウスさんのブログでは関連したテーマを扱った作品ばかりでなく、どのように関わりあっているかを丁寧に記されているので、読んで感じたことを明確化させてもらって参考になります。こちらこそありがとうござい…

明日は、保育園の入園式です。

ということで、会社を年休を取得し、でちゃったりするのだな。こういうイベントは、どんな忙しくても出る。人生に一度しかないことは、出ないわけにはいかないのだ!(←ここ一カ月毎日終電で、休みも終電まで仕事している人が言っています(笑))。とはいえ…

こっこれはっ!!!

http://bonobono.cocolog-nifty.com/badlands/2009/03/post-0b8c.html 【映画】『ウォッチメン』映画の一つの到達点 Badlands 映画・演劇・音楽レビュー http://www.watchmenmovie.co.uk/intl/jp/ ぼのぼのさんが、わざわざmixiで知らせていただいた・・・こ…

『スリー・アゲーツ―三つの瑪瑙』 五條瑛著 対アングロサクソンへのアジア人の苦悩〜覇権国と属国の視線

スリー・アゲーツ―三つの瑪瑙 (集英社文庫)五條 瑛集英社 2002-11売り上げランキング : 21486Amazonで詳しく見る by G-Tools 評価:★★★★星4つ (僕的主観:★★★★星4つ) ■属国から見た覇権国への眼差し〜コンプレックスとプライドの狭間で 大学時代に、日本…

だんだん、この人の言いたい世界観が分かってきた気がする・・・

うん、すばらしい本だった・・・が、きちっと理解して積み上げないと、この人の言いたいことの理解には、ほど遠いなぁ。まだまだ僕ごときのレベルでは、雲の向こうにあるような、遠き頂きだ。少しづつ繰り返し読んで、頭にしみ込ませよう。とはい・・・少し…

12話『白銀の羽』 ついに明らかになりつつこの国の在り方

アマゾンで昨日思わず頼んじゃいました。もう最新話まで到達したので、どこかで余裕があれば、一気に読みます。今ならば頭に強烈なヴィジュアルのイメージがあるので、楽しみ楽しみ。鉄は熱いうちに打て、といいますものね。ちなみに、12話で、この物語の…

『とある魔術の禁書目録]『とある魔術の禁書目録』 6-7巻 鎌池和馬著 作者が成長中〜ハーレムメーカーの構造に自覚的に

評価:★★星2つ (僕的主観:★★★星3つ) やっぱりこの人は、文章力に難がある感じがする。読みにくくて仕方がない。物語は先を読みたいと思わせるし、個々のエピソード自体は面白いので、なんというか、「考えの深さ」が甘いんだろうなーと思う。物凄い読み…

シルクドソレイユのZEDに行きたい!!!!(つーかチケット買った!!)

http://www.zed.co.jp/home.php ZEDが超行きたい!!。子供が生まれる前に、妻と旅行したラスベガスで『KA』を見て、物凄い感動したので。いま東京公演に来ているコルテオみたいな舞台・・・ツアーショーいう形態の『ドラリオン』もその後すぐ見にった…

6-9話を一つのセットとしてみる視点―アッソンとソヨンの愛が、何を世界にもたらしたのか?

■6-9話を一つのセットとしてみる視点―アッソンとソヨンの愛が、何を世界にもたらしたのか? 6話「ソヨンのぬくもり」7話「母の指笛」8話「蜂飼いのジョウン」9話「ハチミツとエリン」 エリンの4部作(6−9話)が素晴らしかった。ルイさんのエリンに関す…

9話「ハチミツとエリン」

なんて倫理的なのだろう・・・・あんな悲しい目にあって、偶然人の好い蜂飼いにであって・・・そこで面倒を見てもらえる状況であるにもかかわらず、、、エリンは、「ただで置いてもらう」ことがいけないことだと、深く理解している。一人で生きることの意味…

8話「蜂飼いのジョウン」 その人の目は現実を直視する

素晴らしい・・・・何が素晴らしいって、エリンの、きっと前をまっすぐ見るまなざしだ。目の前で母親が食い殺されるような眼にあって、、、、それでも気を失って流されて・・・起きた瞬間からエリンは、母親の死を受け入れている。そして、生きている現実を…

自分の一時の感情に流されるな

正しい形の積み重ね、、、その積み重ねは、必ず帰ってくる。どんなに遠き道のりに見えようと、目的地を描いていれば、それを忘れることがなければ、どんなに回り道をしても、最終的には「そこ」へたどり着くものなんだろう。人間は気分と感情の生き物だ、、…

これは・・・傑作ですねぇ。

何かに情熱を、注ぐことってのが、とてもよくわかる物語。なかなか凄いのは、この作品は、ほぼすべての年代の人が、男女問わず読んで、絶対いいと思うものですね。珍しく属性を問わない、物語。誰にでもおススメです。そういえば、最近こういう、意味を問わ…

ダンブラウさんのこれ、、、文庫化待っていたんだ・・・。

新作の『ソロモンの鍵』はいっこうに発売されないけれども、初期の作品は文庫化。ウォー楽しみ。買ってきました。この人の作品でいまだかつてつまらなかったものは存在しないので、物凄い楽しみ。読む前から★5つ級なのが確定だろう、この人(笑)。

これ、おもしろかったー。

評価:★★★☆星3つ半 (僕的主観:★★★★★星5つ) 感想書きたいけど、時間がないので、軽く。 これ、凄く面白かったです。 そして、続きものなんだけど、完結していて完成度とても高いです。SF読みには、いろいろ元ネタがあれかな?とか思って、しらける人も…

第七話「母の指笛」

ふと思ったのだが、血の色を連想させる紅葉の葉のシーン。闘蛇に喰い殺される兵士のシーンの戯画化。これ、演出的にとてもとてもうまいなーと思う。なにか世界に深みを感じさせる。昨日も書いたのだけれども、ともすれば、世界の成り立ちや慣習・因習を丁寧…

ふと思う。

戦える時には、戦おう。戦えるだけの体制が整っているというのは、ある意味、なかなかない「時」なのだ。人生に、次はない。準備もない段階で、「出会ったもの」にどれだけ、自分をたたきこめるかだ。「その時」を見誤らない人間でいたいものだ。・・・よし…

第六話『ソヨンのぬくもり』 ソヨンがあきらめなければならなかったもの

まだ、そう、まだ物語は始まってさえいない。丁寧に語られる世界の成り立ち。因襲、倫理、社会構成、、、、こういう外面的な宇宙感を、物語が始まる前に延々描くと、説明くさくて、いやらしくなるものだが、それが全くない。それは説明というより、すでに完…

エリンの第五話を見終わる

これ、素晴らしいですね。まだまったく物語が始まっていないのに、丁寧な世界の描写。マクロの世界・・・というより「世界そのもの」成りたちの構造が物凄く完成度が高い。・・・・ソヨンは、霧の民の自由を捨ててまで、あんなに、しがらみの中で生きてでも…

映画化かぁ。本ほど楽しいとは思えないのだが、、、それでも楽しみかも。

いつもの通り本屋をふらついていたら、あれ?ダンブラウンの新刊???か。と思ったんですが、『天使と悪魔』で、表紙が違うバージョン。映画化にあたって、再プッシュしているようですね。これ、物凄く面白い本なので、ぜひぜひ読むことを進めします。現代…

とある科学の超電磁砲アニメ化決定!

とある科学の超電磁砲アニメ化決定!http://www.new-akiba.com/archives/2009/03/post_17978.htmlhttp://d.hatena.ne.jp/nanamibeya/20090318/p4おおーそうなんだー。うれしいなー。好きなんだよなーこの二人。今日さっき成田から帰ってきたばかりなので、ま…

『スリー・アゲーツ―三つの瑪瑙』 五條瑛著 

評価:★★★★星4つ (僕的主観:★★★★星4つ) comingsさんのお薦めで、本日、出張の帰りの飛行機で読み終わりました。凄く面白かった!です。この作家は、僕にとって金鉱のようです。まだまだたくさん書いているので、楽しみでたまりません。『プラチナビーズ…

『暗き神の鎖』 須賀しのぶ著 大いなるものに翻弄される人間存在にとっての自由

評価:★★★★★5つ 傑作マスターピース (僕的主観:★★★★★5つ傑作) ■大いなるものに翻弄される人間存在にとっての自由 ラクリゼは、目の覚める思いで、エディアルドを見た。かつては目的も意思もない、人に命令されることでしか動けない飼い犬のような男だと…

『エトロフ発緊急電』 (3) 佐々木譲著 レジスタンスというドラマツゥルギーの類型

■レジスタンスというドラマツゥルギーの類型 「そうじゃありません」金森はこんどははっきりと歯を見せていった。「前にも話したじゃありませんか。わたしは植民地の人間です。その後何があろうと、わたしはけっきょく、この国を滅ぼすために力を傾けていた…

とある魔術の禁書目録]『とある魔術の禁書目録』 4-5巻 鎌池和馬著 覚悟がある生き方をしているかどうか?

評価:★★★星3つ (僕的主観:★★★星3つ) 「それでも私はお前を許さない。たとえ敵わずとも、何度敗北しようとも、絶対に許さない。素人だからこそ、私には引き際も交渉の余地もない。何十年でも何百年でもお前を追う。たとえ死して骨となっても決して諦め…

したたかだなー

ゼロサムWARDのランドリオールの番外編が、さすがに面白いです。うんうん。

『FLIP-FLAP』 とよ田みのる著  充実するって、どんなことなのか?がよくわかっている

p116の「やっと静かになった」というシーンが、この物語の頂点。この同じシーンを、内面の描写では、全く音がない真っ黒なシーンでありながら、次のシーンでそのアメリカで周りの観客の拍手喝さいされているシーンが続きます。この表現は、充実というものを…

第23話「世界を止めて」 丁寧に積み上げていくと、それなりに見れるものにはなるんだよね

昨日子守をしながら、最近とりだめていた5話分くらいを一気に見る。そして、今日の23話も見る。・・・・つーか、真面目に見ていないので、キャラクターが良く区別がついていないにもかかわらず、よく涙ぐむんですが(笑)。あきらかに、感動しているんで…

その舞台に立たないことは人生の終わりじゃあない

とらドラ!の23話「進むべき道」を見ていて、亜美ちゃんについてふと思った。彼女は、プライドが邪魔をして舞台に立つことにエントリーをしなかったため自分が竜二を好きだ、と気づいた時には、もう既に役がない状態になってしまった、という役どころ。彼女…

その選択は、正しい。

10巻読みました。9巻まで読んでいないので、竜児の大河心底LOVEな状態に、ちょっと雰囲気に入れずに失敗だったな・・・と思いつつも、、、、。って、アニメの今週の話を見ると、みのりんが、あー出て、大河と竜児の話に物語がシフトして焦点が合って…