ピッコマ系の物語の掘り方〜『悪役令嬢に転生したと思ったら、シンデレラの義姉でした ~シンデレラオタクの異世界転生~』

悪役令嬢に転生したと思ったら、シンデレラの義姉でした ~シンデレラオタクの異世界転生~

悪役令嬢に転生したと思ったら、シンデレラの義姉でした ~シンデレラオタクの異世界転生~ 1巻 (マッグガーデンコミックスavarusシリーズ)

評価:未確定(完結前なので)
(僕的主観:★★★3つ)

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ほんとうは、ピッコマでなく、ジャンプのほうに主軸を移そうと思っているんですが、ストレスが多いと、ついつい同じパターンで人生が推移してしまふ。まだ数話しか読んでいないのですが、なかなか好きなんですが、まぁ評価としては星3の感じ。『悪役令嬢に転生したと思ったら、シンデレラの義姉でした ~シンデレラオタクの異世界転生~』これ、好きだなーってコツコツ読んでます。

作品そのものは好みなんですが、それ以上に、「シンデレラを扱う扱い方」が、これ典型的なピッコマ的なマーケティング、物語類型の商品開発の仕方なので、これ説明用に残しておこうと思いました。この漫画ピッコマにあるからといって、ピッコマが編集してやったのかわわからないんですけど、まぁ発想は同じなので。下でアズキアライアカデミアの2021年2月の配信を引用していますが、世界的に広がっている縦スクロールやピッコマ社と、日本的ガラパゴスであったジャンプ+の「物語の作り出し方の違い」を語った回(だったはず汗)で、この時、基本的には、ジャンプ+が勝利(物語の面白さに勝負という言葉は不似合いなのですが・・・)したよなと判断した時のものです。一体何がどう違うのか?というのは毎回配信で語っているのですが、文章でも少し残しておこうと思いました。

petronius.hatenablog.com

下記が、ピッコマの公式に上がっていたあらすじです。

童話転生で悪役令嬢となってしまった私のリアル(?)シンデレラストーリー! 世界中で愛される童話『シンデレラ』 そんなシンデレラをいじめる義姉として、悪役令嬢のような形でこの世界に転生してしまっていた主人公・ステラは、童話の結末である破滅エンドを回避するべく、シンデレラと仲良くしようとするが…!? 元祖「悪役令嬢」であるシンデレラの義姉に転生した主人公をコミカルに描く、異色の童話転生物語!


シンデレラという物語の元型を、現代的な視点で料理する。シンデレラを思いっきり甘やかしてみたいという発想は、よくわかります(笑)。下記の、やつが有名ですね。

いびってこない義母と義姉: 1 (comic POOL)

タグのカテゴリーを見れば、「悪役令嬢」と「転生もの」に分類されています(笑)。この分類が、まさにマーケティング的な商品開発で、この一つの元型(アーキタイプ)を流行りの流行的視点で掘り下げて「似たようなもののズレ」を量産していくのは、00-10年代の日本をエンターテイメントを支配している「小説家になろう」のウェブサイトで「異世界転生もの」が集知を結集して物語生み出されていったパターンと全く同じです。

評価:未確定(完結前なので)
(僕的主観:★★★3つ)

検索すれば、シンデレラものって、ザクザクカテゴリーで出てきます。アルゴリズムにあるのでしょうが、ペトロニウスは、悪役令嬢ものが好きなので、がんがん似たような作品が紹介されます。ちなみに、「悪役令嬢もの」は、カテゴリーは、たぶん、日本の00年代ごろの「弱者がざまぁでひっくり返したい」というカテゴリー群や、韓国の「ソープドラマ的な逆転劇(実は、自分は財閥の生まれだった!とか、財閥のイケメンが自分を好きになる!とか)」の好みと絡まっている作品が多い。また、ポリティカルコレクトネスの浸透によって、「悪役令嬢という悪の役割を強制されていたのではないか?」(破滅回避系)というメタ的な視点で、メインの物語を解体していくという形式も多いですね。ちなみに、このカテゴリーで最高峰の傑作は、『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』ではないかなと思います。これ星5つ。シンデレラって、あれ、本人じゃなくてその姉妹や母親の視点で見たらどう見えるのだろう?という多視点、多様性、メタ的な視点解体は、とても現代的ですよね。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…: 1【イラスト特典付】 (ZERO-SUMコミックス)

さてさて、2020-21年ごろには、縦スクロールのマンガ形式が、世界を席巻するというエンタメの記事が、日本語で溢れました。これは、グローバル化アメリカでの展開がうまい韓国資本のピッコマなどが大成功したからですね。株式会社カカオピッコマと言うのですが、カカオトークは韓国のLINEみたいなSNSですね。アメリカに住んでいる時には、韓国系の友人とは、いつもこれでやりとりしていました。国ごとに、それぞれ使うSNSは色が出ますね。日本人は、圧倒的にラインが多かった(2010年代)。ちなみにアメリカ人は、ほとんど電話番号のメッセージでやりとりしてましたね。そうでなければ、WhatsAppでしたね。ラインやカカオトークはアジア圏なので、ほとんどアメリカの現地の人は知らなかった。ちなみに10代は、ディスコードとインスタグラムでした。話がずれましたが、『俺だけレベルアップな件』(原作・原案Chugong、作画DUBUによる韓国の小説、漫画、ウェブトゥーン)がめちゃくちゃ売れた頃でした。ちなみにいうと、子供たちに質問したら、アメリカの現地の子でもみんな知っていたので、アメリカでもかなり話題作だったようですね。この辺りの、売れぐらいを見て、さまざまなライターさんたちが、韓国に負ける!とか、縦スクローつの進化についていけない日本おガラパゴス!というような「日本が負ける」という文脈で、わかりやすくビジネス系の雑誌に話を売りまくっていたんですね。たしかに、ウェブトゥーンの縦スクロールが新しい漫画の形式だったのは事実で、そこに『俺だけレベルアップな件』のようなキラーコンテンツが出て、かつ海外、この場合は韓国系が得意なアメリカでの若い世代へのアピールと浸透がうまく行っていたことから、それは最もらしく聞こえたんですが、僕は、なんか胡散臭くて、仕方がなかった。というのは、中身が分析されていなかったからです。さらにいえば、日本の漫画のガラパゴスといわれるジャンプ、サンデー、マガジンなどの、物語を生み出す面白さがちゃんと分析されているようにも見えなかったんですよね。当時は、事実向こうウェブトゥーンの縦スクロールが圧倒的だったので、なんとなくモヤモヤしているだけでした。


でも今はわかるんですよね。ジャンプ+に代表されるように、日本のオリジナルな漫画を生み出してくる、育成システムや、編集システムなど、雑誌の持つ文化資本というか「プロセスそのもの」のデジタル化が遅れているだけだったんですよね。ジャンプ+に出てくる面白い漫画の、「中身の面白さ」を見れば、圧倒的にマーケティングによる「今ある流行をずらしていく」ような形式ではなくて、全く今までにないような「オリジナルな何かを探してくる」もっといえば「それを育成し、発表の場所を増やして競争させる」という週刊ジャンプの、もっといえば集英社の持っていたシステムが、ちゃんとデジタライズされて、今流行りの言葉でいえば、DXですね。雑誌の持っていた競争からオリジナル文化を生み出す人的なネットワークや育成システムなどの有機総合体をデジタル化するのが韓国に比べて遅れていただけなんですね。だから、僕は、いつも思うのは、ガラパゴスこそ真のオリジナルを生み出す、日本の強み!と思っていたので、やはりとこの後のジャンプ+や各社からの素晴らしい作品の続出を見て、全然負けてないじゃんって思ったんですよ。マーケティング的な、「何が売れるか?」の集合知を利用したなろう的なやり方では、どう考えても、『ルックバック』とかでてこないでしょ。

ルックバック (ジャンプコミックスDIGITAL)


なので、横スクロールの日本型と、縦スクロールのPCやスマートフォンに適応した形式のどちらが優勢か?


この質問には、実はまだ答えが出ていません。


けれども、韓国のピッコマや日本の「小説家になろう」のような集合知を利用して、物語の元型(アーキタイプ)を、ずらしてどんどんカテゴリーのずれを作り出して売っていく創造の仕方

日本のジャンプ+のように「育成システム」を作って、「たくさんの作品の発表の場を与えて」その競争の中から、オリジナルなものを、目利きの編集者が見つけ出していく


というものでは、創造の仕方が違うということは明確になりました。


最初にジャンプ+が強いでしょ、と言ったんですが、実はこれに勝ち負けはないです。どちらも、「クリエイターをどう育てて、物語を生み出すか」のやり方の違いに過ぎないので。僕は、ジャンプ+的なものに、軍配を上げたいのは、こういうシステムから出ないと、ハンターハンターとかルックバックのようなものは出てこないのは明確でしょ?と思うからです。カテゴリーの群で売っていくやり方だと、オリジナルが極まった作品は出てきにくい。ちなみに、カテゴリーを群で売る方が、マーケティングがしやすいし、何よりもマネタイズしやすいという有利さもあります。これは、ネットフリックスとかでの、デスゲームものの、描き方が韓国と日本で、だいぶ違う点を見ればよくわかります。『イカゲーム』と『今際の国のアリス』ですね。アメリカではイカゲームの成功が圧倒的でしたが、そうはいっても、アリスもかなりの成功なんですよ。別に負けたわけじゃない。僕は、なろう形式のパターンも、ジャンプ+形式のパターンも、両方ともある日本というマーケットが、たまらなくゾクゾクするというだけです。


そういうことなんですよ、と思ったので、メモメモ。


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【物語三昧 :Vol180】『RRR』S・S・ラージャマウリ監督  バーフバリシリーズの監督が描く筋肉的熱量の大傑作インド映画!

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評価:★★★★★5つ(5.0)
(僕的主観:★★★★★5つ傑作)

1/5の年末年始の休みの最後に、奥さんから1日休んでいいとのお許しを得たので、親友のまぎぃさんと、ピカソ展を見に行き、RR Rを見に行った。ノラネコさんも1800円(最高点)だし、周りの友人も良い良いとの話題だったので事前情報なしで思いつきの突撃で見に行った。そして自分のアンテナの良さに感心。凄い大傑作だった。映画館で見るべきレベルの超弩級作品。


ペトロニウスの名にかけて傑作認定!〜筋肉と熱血の熱量が全てを超える

先行ショートレヴューは、Filmmarksで書いているんですが、正直言って星5(傑作級)ってなるべく出さないように(評価がインフレしないように)思っている。なんだけど、観た直後、いやはや、もう最高だよ!って叫びたいほどの、センスオブワンダーでした。自分の評価ポイントの最優先視点を上げると、悪逆非道な反大英帝国からのインド独立万歳物語!なんだけど、ほぼ同じ虐げられた先住民族ナヴィの独立抵抗運動物語であるジェームスキャメロン監督の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』と同じテーマの脚本なのに、なぜこちらはこれほど面白く、スカッとして、興奮するのだろうか!という驚きです。


いろいろ考えていたのですが、


尊敬するノラネコさんが批評で、それはこの映画が、筋肉と熱血を描いた映画だから!(笑)と叫んでして、けだし納得。

友情・筋肉・アクション・筋肉・ダンス・筋肉な筋肉至上主義の映画。
劇場の気温設定が50度くらいになってるんじゃない?てくらい、めちゃくちゃ熱い。


ノラネコの呑んで観るシネマ RRR・・・・・評価学1800円

超同感!


S・S・ラージャマウリ監督が、インド的映画表現の豊穣な土台から、アニメーションなのかCGなのか、一体なんなんだよそれ、と叫びたくなるような訳のわからい、言い換えれば、ハリウッドや日本の映画文脈では観たこともないような未見性に満ちた表現で、このご都合主義とも言える古く手垢に塗れたよくある話を、ドキドキワクワクするような映像表現に昇華していることが、この作品への深い満足度と面白さを与えている理由だと思う。『ファーストスラムダンク』と『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の評価で映像表現の斬新さは、シナリオのドラマトゥルギーの土台に支えられてなければ、ただの記号、表象に出してしまうという格好の例だと思う。


インド映画の、この表現の斬新さは、もう既にS・S・ラージャマウリ監督の様式美であり、『バーフバリ 伝説誕生』(2015)『バーフバリ 王の凱旋』(2017)と表現に磨きをかけてきている。インド映画へのアンテナがある人ならば、6人くらいの盾を持った兵士が椰子の木カタパルトで空を飛び、空中で樽のように合体して回転しながら城内に飛び込む訳のわからない、しかしたまらなくカッコイイ有名なシーンを観たことがあるはずです。このアニメーションでないとできなくない!?というようなことを、実写で創造してしまうところの荒唐無稽さにこの監督の凄みがあります。


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いわゆる香港カンフーアクション映画は、そもそも戦前の日本のチャンバラ映画をカッコよく伝播して、ハリウッドのアクション映画はこれを洗練させたものだと考えると、インド映画のこの表現は、それをさらにインド的想像力で、ぶっ飛ぶようなワクワク感(笑)に昇華したような感じと言えば良いだろうか。ハリウッド的な洗練さとは逆方向に振り切れた感じが、さすが。


■水と炎の属性で描かれるキャラクターの迫力が、アニメーションを超えてる!

例えば、ゴンド部族の守護者コムラム・ビーム(NTR Jr.)は、水でブルーの属性。インド人警察官のラーマ・ラージュ(ラーム・チャラン)は、炎で赤の属性。まるでスマホゲームのガチャでレアキャラが出てきた時のような登場シーンが、実写で再現されると、ウオォぉぉぉという熱量になって、物凄い勢いを感じる。この勢いと、インド的な歌とダンスと情熱と筋肉が絡まると、もう筋書きなんかどうでもいいぜ!論理なんか飛ばせ!というような「勢い」が溢れてくる。

キーポイントは、すべての誤解がシータ姫に出会ったビームの誤解が解けるシーン。親友であるラーマが、実は「祖国独立のためにすべての苦しみを耐えて我慢して悪逆非道のイギリス人総督に仕えていた」という重く深い背景を持っており、その全てを捨て去って自分を助けてくれたのだと、なんの回り道もなく「そうだったのか!!!!!」と筋肉的熱量で一気にわかってしまうウルトラを飛び越えるご都合主義の展開。この本来ならばマイナスになるようなご都合主義の安易さが、「だがそれがいい!」「そういうのが観たかった!」と感情的に心にブッ刺さってくる熱量こそ、脚本展開だけでなく画面の絵作りこそが、つまり筋肉こそがこの映画の本質だ!。だから似たような脚本構造の、ネイティブアメリカンへの贖罪を描くアバダー2が、なんだかもやっとする、しみったれた感じがするのに対して、荒々しい原初のプリミティブな面白さに溢れるんだと思う。


■反大英帝国のテンションがどこまでもぶっ飛んでる〜中国や韓国で反日・抗日映画のポジションにあるものだと思うが、ここまで清々しいむしろ笑いを誘う

特に印象的なシーンは、イギリス的な洗練されたダンスで、インド人をブラウンの虫ケラめ!みたいに馬鹿にしてくる白人に対して、インドのガツンガツンとした筋肉ダンス(笑)で対抗するシーンで、バックグラウンド音楽を奏でるメンバーのうち、一人、黒人(多分どう考えてもジャズを知っているアメリカ人)がノリノリでビートを刻むのも、虐げられるもの同士の絆を、ストレートに描いて、もう、面白いのしょうがないよね的な環境を感じさせる。荒々しいのだが、全てに迷いがないストレートさ。それが、この映画の清々しさと面白さを支えている。このナトゥを知っているかか?で始まるダンスシーンは、映画史に残る(笑)迫力とノリ。

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ちなみに言うと、大英帝国のイギリス人の描き方の、これもどかって悪逆非道は、振り切れている。ある意味、韓国や中国で描かれる反日映画のクズ日本人的な、ナショナリズムが極端にカリカチャライズされたものと同系統なんだろうと思うのですが、なんと言うか、あまりのストレートさ、衒いのなさ、迷いのなさに、清々しささえ覚える。まぁそれくらい、疑問の余地がないくらい大英帝国の支配ってめちゃくちゃだったと思いますが。にしても、迷いがない反英国姿勢。モディ首相のヒンズー至上主義な傾向があるこの時代背景としても、ここまで迷いがないと、いっそ清々しく後ろめたさがない。そうい言いつつも、ビームが身を装うときはイスラム教徒のムスリムとして身を隠していたり、非常に複雑なインドの背景の歴史の豊かさ複雑さを感じさせる。


■インドの神話や独立の歴史を知っているともっと深く面白く感じれるはず

そして、主人公は、ラーマ。なぜならばお相手のお姫様は、シータ姫。この時点で、W主役ではなく、インドの神話ラーマヤーナがベースになっているネーミングであることが、インド人の観客ならば、もう自明なんだろう。また、いろいろ調べてて驚いたが、主人公の二人も、そもそも実在の人物をモデルにインスパイアされている独立運動の伝説的闘士らしい。ああ、これは、インドの地方や歴史的人物などのベースの基礎知識があれば、何十倍にも面白くなる話なんだろうと、インドのことをもっと知りたくなる映画がだった。最高の映画体験。ちなみに僕は、渋谷のBunkamura ル・シネマのミニシアターで見ました。


『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(Avatar: The Way of Water)2022年ジェームズ・キャメロン監督 脚本が悪すぎて、あまりにひどかったので、丁寧に言語化してみた

客観評価:★★☆2つ半(2.9)
(僕的主観:★★星2つ)

やはり時代を画す大作はリアルタイムで見ておきたいと思うし、そもそもアバダーの1の映像体験が素晴らしかったから、できるならば劇場で観るべきと、いきました。少々驚きだったのが、あまりに面白くなかったからです。これだけの巨額の費用をかけた大プロジェクトが、なぜにこんな面白くなくないんだろう?と、そう思い、自分の感情と体験を素直に言語化しておこうと思って、Youtubeの配信をしました。基本的に僕の批評は、あまり悪いところをあげつらうのではなく、良いところを、文脈を見つけ出して背後の情報と組み合わせた楽しもうという姿勢なので、あまり「悪いところを言語化する」というのは少ないです。逆に、昔、全力で全否定した『鉄のラインバレル』(2008ー09)など、どうしても一言言わずにはおれないというような本気の否定の時(苦笑)は、「ペトロニウスの物語観が滲み出る」ので自分としても、言語化して残しておくと自分のこだわりが明確になるので、大事だと思ったんです。

ちなみにFilmarksは、劇場に見にいった映画をベースに、ショートレビューの感想の骨格を上げるようにしています。

振り返ると、僕が論点としている点は以下ですかね。

  • ジェイク・サリーが下半身付随で動けない人間で、それがアバダーになることとで動けるようになるという解放感のドラマトゥルギーがなくなっている
  • 人間と先住民ナヴィの境界の視点が失われている
  • ジェイク・サリーの家父長的ムーブが時代遅れでしんどい
  • 本来なナヴィの空の民の指導者である女性ネイティリに、リーダーとしての視点がない
  • 多様なものを受け入れています的なポリコレ感が溢れているのに、捕鯨は認めないなどの、自分の都合で線引きをする傲慢さが透けて見える
  • 境界視点が失われているから、平気でジェイクが、人間(海兵隊の者仲間)を殺しまくって、葛藤がない
  • 少数民族の独立の物語になった場合は、どちらが正しいかの二元論になって、白人のインディアン虐殺・侵略の400年の解体になっていない

このTwitterがなるほどと思ったのですが、これがテレビドラマシリーズの導入部だと考えると、まぁわからなくないです。全体の中で、後半にナヴィの抵抗運動と独立の物語、そして後続世代の息子、娘たちの話になる導入だと考えると、わからなくもない。それを単体で映画として評価すると、悲惨になってしまう。


とはいえ、もう第三部を映画館に見に行くことはないな。ディズニー+とか、ネットフリックスで十分。多分これが、ディズニーランドやワールドのライドになるのだろうし、それはそれできっと素晴らしいものになるのだろうから、観て損はないと思うのだが、まぁ映画館で気張って見るほどではないなぁ。1は、観ておいて損はないと思うが、これからのアバダーワールドの世界は、特に興味がなくなってしまった。


最後に一つ。


全世界で日本だけが、興行成績のスタートの出足が悪かったそう。もちろん、それは、ファーストスラムダンクやすずめの戸締まりなどの対策があって、日本にだけ「異なる選択肢」があって、そちらに人が流れただけだと思う。そして、それは、とんでもなくすごいことだと僕は思いました。要は、メガトン級のコンテンツがないと、そうはいっても、ジェームス・キャメロンのアバダーを見るのは、まぁ、悪くない選択肢だと思うんですよね。そして、世界中でそういう選ばれた方がして、売れた。このポリコレ臭の溢れる、傲慢な視点は、米国以外には、明らかに文脈的に好ましいものではないと思うのですが、それでも売れている。それは「選択肢がないから」だと思うんですよね。流石に、そうはいっても、アバダーを超える選択肢をいくつもあるような文化的に成熟して多様で豊穣なコンテンツが溢れている国が、全世界に日本以外にほとんどないって証だと思うんですよね。ハリウッド、ディズニーのこの映像体験を超えるコンテンツ力って、すごいと思いませんか?。そういう意味で、日本市場すげぇって、僕は唸りましたよ。


閑話休題


そして、めちゃくちゃ売れてる!(笑)


2023の目標と2022年の目標成度合い振り返り

■2022年の目標の達成度合いと問題点、及びその対策

  • 映画約30本
  • 映画館に見に行った数、5本くらい?
  • アニメーション

古典として高畑勲監督『赤毛のアン』視聴。アニメーションは、ほとんど見れていない。

  • マンガ

その代わりといってはなんだが、漫画は今年はとんでもない膨大な量を読んでいるし、何よりも読み返している。忙しくなると、漫画はストレス解消として量が跳ね上がる。

  • ドラマシリーズ 

ほぼ何も見れず。大河ドラマの鎌倉殿の13人は、面白くてハマっていたが、半分で引っ越してそれ以来止まってしまった。- 本、ビジネス関係の専門書はかな読めた(いうと職業バレるので割愛(笑))
同志少女よ敵を撃て、独ソ戦などなど、いくつか関連の書籍を読んでウクライナ戦争の年にふさわしい読書ができた。

  • Youtube32本作成
  • ブログ

ウクライナ戦争について、『UQ HOLDER!』の完結について、アメリカ滞在中の旅行記のメモ

  • お仕事

MRのお仕事をさせていただいた。嬉しい。

  • 同人誌

5冊の予定で、割いて2冊はゼロからインデザインソフトを勉強して、独力で自分で本を出してみたかったので、それができたのは、自分の中で大勝利。トータルで三桁以上に売れたのも嬉しかった。






2020年、2021年と平均して60本をみれているので、今年はかなりの激減。米国から日本への転居という人生の激動を考えると、仕方なくもあるが、かなり残念。ちなみに、それ以外の大きな部分で、かなりの獲得目標(家族とビジネス)を大幅に上回る結果を出せているので、まぁこれはその分激しかったから仕方はないなとは思っている。自分がコツコツ意識すると約60本見れるのだが、これでは映画という海を実感するには少なすぎる感じがする。せめて100本は超えたい。

それと、アメリカでは、あれだけ余裕があったのに、映画館に足を踏み入れる回数は少なかった。その時代を実感するには、リアルタイムで見ているものがある程度の割合ないと、ダメだと思うのだ。なんでかなぁ忙しい日本の方が、確実に、コツコツリアルタイムで見にいくんだよね。2023年は、少なくとも一月に1本以上のペース、言い換えれば年間12本は映画館に見に行きたい。アニメの対策は、好きで確実にいちゃうのだが、もう少しマイナー系の邦画なども経験したいところ。映画館もそれなりに変わっているので、設備とかも見てみたいのだ。


ここ数年人生(家族と仕事)が忙しくて、記事の数が激減している・ブログが、メディアとして意味を失いつつあるというのとも比例していると思う。けれども、アウトプットのクンフーはすればするほど、自分の内面は豊かになるので、月に1本は記事を書きたいと考えていたが、なかなか難しかった。しかしながら、20数年以上ずっとコミットし続けてきた大好きな、ネギまシリーズ、『魔法先生ネギま!』『UQ HOLDER!』の最終回にあたって、自分の思うところきちっと結晶化して形に残せたの、俺グッジョブと思った。ブログを誰も読まなくても、アウトプットして結晶化したプロセスの足跡は自分の記憶の中に残り、肥やしになる。


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物語三昧channelは、継続してできている。けれども、サムネイルのデザインや、改善の度合いがほとんどなくて、それが残念。色々アイディアがあるのだが、自分一人で進める時間を確保できず。「話すこと」は得意で継続できるのだが、そう言った地道な改善や機能のアップデートは、弱い。この辺は課題。マネタイズも全然できていない。例え超少額でも、マネタイズできないと、日々の努力の対価がないので超長期には継続が難しくなる可能性があるので、なんとか収益化したいんだよね。その循環ができれば、ずっと継続して改善する動機が生まれるし、マーケットと乖離しないでいられると思うので、自分の独りよがりにならなくて済むと思うのだ。あ、僕の「強み」はアメリカ文化、政治への造詣とアメリカの居住体験なので今年の中間選挙の結果など自分お腹でためているものをアウトプットできていないのは、だまだなぁと反省しきり。

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愛するマブラブ関係の仕事ができて、とても嬉しかった。それ以上に、まさか、アニメ化して、この目で動く戦術機を見れるとは!。マブラヴを愛するものとして至福の年であった。吉宗さんの`Youtube`にも何度も出演させていただいて、非常に幸せでした。なんというか、色々複雑で、、、一ファンとして嬉しいってのもあるんだけど、同時に、こんなアラフィフのおっさんでも友人ってできるんだなぁと、しみじみ感じる。年齢を重ねると、「友達」を作るのは、とても難しい。いやー人生がとても楽しくなる。好きなものを、好きな人と話せるのって、人生の醍醐味だって思う。


同人誌は2冊出せた!

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これは、感無量。無二の大親友のまぎぃさんに、感謝を。彼に出会えて友情を育めたことが、僕の人生の中でも3本の指に入るような、価値のある出来事。彼のスキルと僕のスキルが合わさったものができて、形になって、これ以上の喜びはない。そして上記でも書いたのだが、これがマネタイズ出来ていること。もちろんたかが知れているが、それでも、親友とうまい寿司を食べに行くくらいには、マネタイズできた。そうしたら、ガンバってアウトプットを出して、それを仲間と喜んでお祝いするという循環ができる。これは素晴らしかった。これは、個人として、人生に残る爪痕なので、とても嬉しい。


ブログの旅行記もかなり書けた。実際に旅行している量はこんなもんじゃないので、過去の記憶をベースに少しづつかけていけたらと思う。人生で一番大事なのは記憶で、記憶が豊かな方が、人生が幸せ度合いが豊か。死ぬときに棺桶に持って行けるのは体験の記憶だけ、だと思っている。記憶は、ただ体験するだけじゃダメだ。それをおもだしたり、大事な人と分かち合ったりして、鮮明さをキープしていないの、体験お位置づけに意味を失いので、記憶として意味をなさなくなってしまうのだ。

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なんと言っても、家族でリバプールアンフィールドまで見に行きたんだぜ!これは大きい。特にサッカーが好きな息子には無理やりアメリカから日本に帰らせることになって振り回したので、見たかったアンフィールドを一緒に見ることができて少し罪滅ぼしな気持ち。娘もイギリスが凄い気に入ってくれたので、、、子供が産まれたときに、10数年前に中学生ぐらいの年齢で近代がはじまったヨーロッパを見せてあげるべき、という目標を立てていたが、家族でいくにはお金高すぎるし無理かなぁと思っていたのだが、まさか念願が叶うとか思わなかったので、感無量。

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■2022年の反省と問題点

正直言って、目標としていることに対して、限界以上をの達成をしているので、反省はない(笑)。個人的な実感として、具体的な目標を意識して、中期の感覚で行動していると、結果・アウトプットが出やすいので、これは重要だと感じたので、こうしてブログに書いている。自分のノートにもっと詳細のを書き込んでいる。形にするというのが大事なんだと思う。そして、日々見返す。2022年は、国を跨いだ引っ越しを、最良の形で成し遂げているので、100点満点で1000点くらいなので、なんも反省ないなー。時間があまりになかったし、精神的にも追い詰められていたので、映画もこれ以上見るのは難しかったと思う。唯一、意識しないとアメリカ関係の勉強や映画を見る、批評を描くなどのクンフーが止まりやすいので、今年の課題はこちらを揺り戻すことだなぁ。アメリカの車通勤とは、勤務形態が色々変わるので、この辺のスケジューリングの仕方、隙間時間をつかった情報の取得とか、色々細かい課題はありそうだが、、、、あまり大きなところでは、課題感はないなぁ。まぁ人生それなりに上手くまわっている、ということだな。


■2023年の目標と考え方

  • 原則

2023年は、仕事と家族(特に奥さん)最優先。
と言っても、この2つだけで、既に追い詰められている感じ(笑)。2022年は家族、特に子供最優先で動いていたので、今年はとにかく奥さんファーストで。というか二人でデートしたい。
あとは、この5年くらい会えていない日本の友人と会うのが目標。仕事は、責任が凄まじく重いやつなので、まぁまずはこれで結果を出して、今後、数年のレールを作りたい。

個人の具体的目標

  • 映画約100本以上

映画館に見に行った数・100の内数で1本/月以上(年間12本以上)
アメリカ関係の映画・100の内数で2本/月以上(年間24本以上)

  • アニメーション

長浜忠雄か富野由悠季かわからないが、LDさんのここ数年の宿題を解消したい
その他は、どうせ見るので、特に目標なし(笑)

  • マンガ

どうせ見るので、特にない(笑)

  • ドラマシリーズ 

ゲームオブスローンズが行きたいところ。できなくとも、なんらかのアメリカのドラマシリーズを一つは見たい。
マンダロリアン(The Mandalorian)か、『キャシアン・アンドー』(Andor)などがいい。

アメリカ映画ドラマ関係のものを月1本、12本年間。
リアタイの配信をしたことがないので、どこかでやってみたい。
マブラヴの実況をやりたい(オルタをやり直したいと思っているので)
まぎぃさんと検討中の、V -tuberのデザインも検討したい

  • ブログ

できれば月に1本。旅行記再現を2本くらい。

  • お仕事

なんかしたい(笑)

  • 同人誌

2冊は出したい。

  • 読書

専門書をどのみちかなり仕事関係で読んでいるので、すでに達成しそう。1月の2日にして(笑)
歴史関係のハードカバーを一冊はいきたいところ。
ローマ帝国ビザンチン帝国関連の本を読みたい。将来旅行に行きたいという野望計画を計画中。

  • アズキアライアカデミアの配信

もう少し視聴者数を増やしたいので、新規を呼び込めるイベントを考えたい
HPの改善も考えたい(アーカイブとして)


■昨年度の履歴
2021年度の目標達成度合いと、2022年の目標

1)2021年目標と結果
映画は、40本。
アニメが、10シリーズぐらい。
アメリカドラマがいくつか。
YOUTUBE 143(151)は、いくつ作ったのか、数えるのめんどくさいけど、まぁやった。,,

2)2022年目標
映画60本
アニメーション:長浜忠雄か富野由悠季か検討中だが、なにか古典をひとシリーズ見なければ、
ドラマシリーズ:ゲームオブスローンがまだなので、これはいかないと。
本:ハードカバーの大著を1冊

2022年の振り返り+2023年の向かう方向

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2022年ペトロニウス的物語ランキング

ペトロニウスの2023年ランキング解説は、2時間35分あたりから始まります。

1位.UQ HOLDER! の連載終了

2位.トップガンマーベリック/ファーストスラムダンク(反面教師としてのアバダー2)

3位.すずめの戸締り

4位.同志少女よ敵を撃て/戦争は女の顔をしていない

5位.天幕のジャードゥーガル

6位.ニセモノの錬金術

#1 ノラさんとの出会い編 ニセモノの錬金術師【無料ラフ版】



以下テーマごとの分類なので順位に差はありません。


新世界の過酷な現実世界に直面する
7.マブラヴオルタネイティブのアニメ化
タコピーの原罪/アデライトの花/ニセモノの錬金術師/ハコズメ/アンボックス/TS衛生さんの成り上がり/科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌/魔法少女プリティ☆ベル/ふかふかダンジョン攻略記〜俺の異世界転生冒険譚〜/天空の扉/織津江大志の異世界クリ娘サバイバル日誌

TVアニメ『マブラヴ オルタネイティヴ』Blu-ray Box I オリジナルドラマCD付 *豪華版

やり直しループものの類型=逃げないで立ち向かえ!
8.やり直し姫は夫と恋をしたい/東京卍リベンジャーズ/世界で一番速い春

やり直しループの類型には、2つある。一つは、現実逃避としての俺つぇぇ系。もう一つは、逃げないでその問題を解決するために何度も苦しんでやり直す系。これの原型は、マブラヴオルタとリゼロだと思うのですが、同じ人生やり直し系でありながら、求めている結果が全く違う。90ー00年代のエヴァンゲリオンのシンジくんが「逃げちゃダメだ」と言いながら、やばいブラックなところからは「逃げるべきだ!」という暗黙の感覚があったと思う。しかしながら、10年代くらいから、逃げるという行為が、最悪の結果に結びつくことが繰り返されるようになった。これは外部環境が、80-90年代くらいまでは、「逃げ出せる余裕がある」世界だったんだと思う。けれども、2000年代以降は、既に逃げた先でなんとかなる余裕は無くなっている。だから、その場で死ぬしか無いような過酷な現実に生きるようになって、針の穴を通すようなルートで問題を解決しなければ、生き残れない感覚から、ループを利用するようになる。『東京卍リベンジャーズ』でみても、何度も何度も繰り返す理由は、自分が「逃げた過去」に立ち向かうこと。

【第1話】やり直し姫は夫と恋したい: 様子のおかしな幼な妻


過酷な世界に行きながら、さらっとマクロを無視して、面識圏・親密圏を選ぶ
9.リコリス・リコイル(Lycoris Recoil)
かぐや様は告らせたいの連載終了/推しの子/異世界迷宮でハーレムを/花の井くんの恋の病

リコリス・リコイルが典型的なのだけれども、あっさり世界のマクロの問題を無視して、自分の大事な人を選ぶ。世界、社会の問題を解決するのではなく、大事な人を選ぶ。これは、新海誠監督が、天気の子で、高らかに宣言したものですよね。このあっさりと、マクロの問題を無視してしまえるのは、そんなことを解決できるほど余裕のある人生を生きていないからだと思う。2000年代に入ってからの世界の、無邪気に高度成長や経済発展を信じられない感覚は、先進国の経済成長の鈍化と、グローバリズムによる格差の拡大とリンクしていると思う。そういった中では、「選択肢というのが常に極小」なので、事実上選ぶということができない。しかしながら、選べない=その土地に、環境に縛り付けられる、、、血と土(ナショナリズム)なんだろうと思うけど、という感覚は、「その場に偶然居合わせた」という絆の重視に向かうことになる。これは明らかに、右派、右翼の台頭を感じさせる。

あ、あと、かぐや様は告らせたいが、素晴らしすぎて、これは別に物語三昧チャンネルの方で、解説するつもり。いやは赤坂アカさん、凄すぎる。

リコリス・リコイル 1(完全生産限定版) [Blu-ray]


この時代のでもビルドゥングスロマンは消えない。
10.メダリスト
絢爛たるグランドセーヌ/アルテ/13歳の誕生日、皇后になりました/茉莉花官吏伝/せんせのお人形/金貨1枚で変わる冒険者生活。/かげきしょうじょ!/アオアシ/宇宙軍、冒険者になる

個人的には、アルテ、が素晴らしくて、素晴らしくて、、、、、もう感極まって待って読んでいる。メダリストが、途方もない傑作であることは、もう漫画読みなら、わかっていることでしょう。これらを全部合わせると、、、、あれ、上で言ったように、世界の困難から「逃げて?」サクッと、大事な人達との親密圏にこもるという傾向と、逃げないで、何度でも立ち向かい、成長目指して戦い続ける覚悟を持って事故を成長させていくという人間のあり方は、全く消えていないのがわかる。これが普遍的な人間の目指すべきもので、外部環境とのリンク・・・・・高度成長期のように、「結果が保証されている」ように見えるほど、確実に報酬が感じられる時代が終わっても、そんな、小賢しい「結果が保証されないと一歩踏み出せない」というような人々は、所詮、成長できない人々であって、話を聞く意味があまりなものだということが、世の中に行き渡ってきていると思う。なぜならば、人間が、成長したい、変わりたい、何者かになりたい!という衝動、情熱、覚悟は、そんなリターンがあるか頑張れるなどというくだらないことには左右されないからだ。成長を目指す人々は、結果が、リターンが期待されるから「それ」をするわけではない。彼ら彼女は、何もなくても、報われなくとも、それでも成長を目指すのだ。それが本物というやつであり、それに憧れる僕らは、いつの時代も現実をメインストリームで生きる人々なのだ。

アルテ 17巻【特典イラスト付き】 (ゼノンコミックス)

食を通した日常の物語
12.北政所様のお化粧係〜戦国の世だって美容オタクは趣味に行きたいので
薬屋のひとりごと/焼いてる二人/琥珀の夢で酔いましょう/はるかリセット/北欧貴族と猛禽妻の雪国狩ぐらい/鍋に弾丸を受けながら/ダンビア先生のおいしい冒険/釣りご飯/幼女戦記食堂/空挺ドラゴンズ

琥珀の夢で酔いましょう 1巻 (マッグガーデンコミックスEDENシリーズ)

上記の、面識圏、親密圏にサクッと人は回帰するというのは、要は仲間や共同体に回帰する話なんだと思う。しかし、その時に、その狭いミクロの面識圏で「生活をする」というのはどういうことか?と考えたときに、明らかに、食・・・・美味しいものを通して仲間と幸せな時間を得るという解決方法が、バラエティ豊かに追求されている。これは多分僕らの現実世界のでの「幸せ」という概念と深く結びついていて、同じことなんだろうと思う。目的も、意味もなくとも、美味しいものを、中の良い人と食べる時の口福というのは、人生の醍醐味の一つであるだろう。とりわけ、自然豊かで、食に恵まれている日本での、この圧倒的なオプションと広がりは、凄まじい。またこの「食」を通してというのの同じくで、薬や化粧、服飾などを通してのバリエーションも存在する。薬屋のひとりごとが、典型的なのだが、この化粧、食、薬、毒という生活を彩るものをベースに物語にするときに、後宮の探偵というミステリー形式にできることがわかっている。この類はフォーマットとして、既にたくさん展開している。

北政所様の御化粧係~戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】


ポリコレのくさみを超えた日常生活世界とは?
13.女装してオフ会に参加してみた
瑠璃宝石/神作家紫式部のあり得ない日々/熊撃ちの女/カワイスギクライシス

女装してオフ会に参加してみた。(1) (少年マガジンエッジコミックス)


女装してオフ会に参加してみた、が素晴らしいのだが、これはオフ会に集まったスイーツ好きの美女5人が、全員女装した男性だったという設定そのままに、実に幸せそうなスイーツ食べ歩きの女子会?ものなのであるが、ここには、同性愛や、性の乖離の問題等の悩みは、人生にある「人とは違う何か」の一つに過ぎなくて、既に生きるか死ぬかのような深刻なトラウマ問題には一切発展しない。普通に、主人公の女装男子と、もう一人の女装男子は恋愛を丁寧に育んでいる。もうそこには、あまり性別問題は、ちょっとした差異でしか存在しない当たり前さがある。これ!こういうのが見たかったんだよ!。って、時代は、ここまできたか!という驚きがある。瑠璃宝石は、多分めちゃめちゃマイナーなんじゃないかと思うのですが、僕の中では第二のゆるキャン△ぐらいの好き度合いです(笑)。

瑠璃の宝石 1 (HARTA COMIX)

分裂を超えるには、まずはラブコメ見直してみようぜ!-デュアルカップ
14.姫騎士は蛮族の嫁
焼いてる二人/僕の奥さんはかわいい/ふたりソロキャンプ/とにかくカワイイ/ 部長と社畜の恋/可愛い上司を困らせたい/この会社に好きな人がいましす/結婚するって本当ですか?/100日後に結婚するふたり/和服な上司が愛おしい/あせとせっけん/昨夜はお楽しみでしたね/ラララ/バトルグラウンドワーカーズ

姫騎士は蛮族の嫁(1) (週刊少年マガジンコミックス)




■昨年2021年の総合順位(参考)
1.『Turning Point: 9/11 and the War on Terror』
2.『その着せ替え人形は恋をする』
3.『【推しの子】』
4.『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
5.『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜
6.『俺にはこの暗がりが心地よかった』
7.『ダンピアのおいしい冒険』
8.『天幕のジャードゥーガル』
9.『チ。―地球の運動について―』
10.『ルックバック』

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2022年の振り返り+2023年の目標(アーカイブ)

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2022年ペトロニウス的物語ランキング
1.UQ HOLDER!魔法先生ネギま!2〜の連載終了 Don't Look Up The100 プロジェクトヘイルメアリー
2.トップガンマーベリック/ファーストスラムダンク(反面教師としてのアバダー2)
3.すずめの戸締り/め組の大吾 救国のオレンジ 2040 成毛眞
4.同志少女よ敵を撃て/戦争は女の顔をしていない/独ソ戦(大木毅)
5.天幕のジャードゥーガル/方喰と黄金
6.ニセモノの錬金術

■2022年の物語をペトロニウスはどう観てきたか?

1.UQ HOLDER!魔法先生ネギま!2〜の連載終了 Don't Look Up The100 プロジェクトヘイルメアリー

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2.トップガンマーベリック/ファーストスラムダンク(反面教師としてのアバダー2)

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3.すずめの戸締り/め組の大吾 救国のオレンジ 2040 成毛眞
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4.同志少女よ敵を撃て/戦争は女の顔をしていない/独ソ戦(大木毅)

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5.天幕のジャードゥーガル/方喰と黄金

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6.ニセモノの錬金術

以下順不同(テーマ群ごとにまとめる)

新世界の過酷な現実世界に直面する
7.マブラヴオルタネイティブのアニメ化/タコピーの原罪/アデライトの花
ニセモノの錬金術師/僕の妻は感情が無い/ハコズメ/アンボックス/TS衛生兵さんの成り上がり

『科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌』
魔法少女プリティ☆ベル
『ふかふかダンジョン攻略記〜俺の異世界転生冒険譚〜』
『天空の扉』
『織津江大志の異世界クリ娘サバイバル日誌』

やり直しループものの類型=逃げないで立ち向かえ!(もう逃げることは許されない時代に入った)
8.やり直し姫は夫と恋をしたい/東京卍リベンジャーズ/世界で一番速い春

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過酷な世界に行きながら、さらっとマクロを無視して、親密圏、面識圏を選ぶ
9.『リコリス・リコイル(Lycoris Recoil) 』カワイスギクライシス
10.かぐや様は告らせたいの連載終了/推しの子
異世界迷宮でハーレムを/花の井くんの恋の病

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この時代のでもビルドゥングスロマンは消えない。
11.メダリスト/絢爛たるグランドセーヌ/アルテ/13歳の誕生日、皇后になりました/茉莉花官吏伝/せんせのお人形
金貨1枚で変わる冒険者生活。/かげきしょうじょ!/アオアシ/宇宙軍、冒険者になる/ハーレムエンド

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食を通した日常の物語
12.北政所様のお化粧係〜戦国の世だって美容オタクは趣味に行きたいので/薬屋のひとりごと/神作家紫式部のあり得ない日々
空挺ドラゴンズ

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ポリコレのくさみを超えた日常生活世界とは?
13.女装してオフ会に参加してみた/瑠璃宝石/焼いてる二人/琥珀の夢で酔いましょう/はるかリセット
北欧貴族と猛禽妻の雪国狩ぐらい/鍋に弾丸を受けながら/ダンビア先生のおいしい冒険/釣りご飯/熊撃ちの女/幼女戦記食堂

分裂を超えるには、まずはラブコメ見直してみようぜ!-デュアルカップ
14.姫騎士は蛮族の嫁/焼いてる二人/僕の奥さんはかわいい/ふたりソロキャンプ
とにかくカワイイ/ 部長と社畜の恋/可愛い上司を困らせたい/この会社に好きな人がいましす
結婚するって本当ですか?/100日後に結婚するふたり/和服な上司が愛おしい/あせとせっけん
昨夜はお楽しみでしたね/ラララ/バトルグラウンドワーカーズ

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【月刊MR】『MUV-LUV REGENERATIVE Vol.01』


とても楽しみ。



僕はしゃべっていないですが、コメント欄に時々出没してます(笑)

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『THE FIRST SLAM DUNK』井上雄彦 原作・脚本・監督 とにかく天才だとため息をつくしかない圧倒的な未見性!映画館に観に行きたい!

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客観評価:★★★★★5つ
(僕的主観:★★★★★5つ)

とにかく素晴らしかった。開始数分からすでに僕は涙ぐんでいた。周りに進めまくっているのですが、正直、最初は見る気ゼロででした。今更だし、伝説の山王戦とはいえ、まぁ、もう一度も見たものだし、みたいな感覚でした。しかし、あまりに周りが凄い凄いと絶賛の嵐なので、これは行かなければならないと思い無理やり時間をとっていきました。いやはや、あまりに素晴らしくて、僕が言えることは、映画館に行った方がいい!ということだけです(笑)。

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