今の読書はかなり継続して続いている。

失敗の中国近代史 [阿片戦争から南京事件まで]

どなたかにお薦めしてもらったやつです。手に入れました。これは楽しそうです。紹介してもらえるのは、本当にうれしいです。特に、対アメリカとの戦争、海軍の視点がすごく埋まりつつあるので、ついに、こっち側に来る時期が来たのだな、と思います。


僕は個別論で歴史は語っても駄目だと思うので、まずは、全体の流れが俯瞰できるところに行かないと個々の出来事の評価は難しい。ほんとは、戦争の歴史をどう評価するには、第一次世界大戦など欧州の歴史を詳しくないと評価なんかできないんだ、と思ってきました。それは、ウェストファリア条約からパリ不戦条約まで、歴史的に人類は戦争というものをどう定義てきたか?という国際法に関する議論なくして、ここの部分を裁いたり論評することはできないからです。この文脈なくして、いい悪いの議論は、たぶん不毛。個別の善悪なんか、ヒューマニズムとか道徳のレベルに陥るので、戦争を評価するっこと人はならないはず。


そういう意味では、今はいい感じで、自分の文脈に沿って読書が継続できています。