『とある科学の超電磁砲』「大覇星祭」編(第7巻 - 第10巻)ここの話も大好きなんだよなー。

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(9) (電撃コミックス)

評価:★★★★★5つ
(僕的主観:★★★★★5つ傑作!)

petronius.hatenablog.com

『とある科学の心理掌握』『アストラル・バディ』と連関して、食蜂操祈シリーズとして、一度読み始めると全部読み返さないと、いてもたってもいられなくなるほど好きなエピソード。操祈ちゃんシリーズとしては「大覇星祭」編(7 - 10巻)が単体のエピソードなんだけど、この話を理解する前提としては、御坂美琴のクローンのエピソードである「妹達(シスターズ)」編(4 - 7巻)を踏まえていないと、わからないというシェアードワールドがかなり厳しい作品だけれども、それでも、それでも、こんな泣ける話しないだろっ!と叫びたくなるくらい素晴らしいエピソード。もう何回読み返しているかわからないくらい好きな上に、食蜂操祈シリーズとして『とある科学の心理掌握』などスピンオフもまだまだ継続している(2024/1月時点)ので、やっぱり操祈ちゃんシリーズがまだまだ続いているのは、人気があるってことだろうと思います。


レールガンにしてもメンタルアウトにしても、スピオンオフなのに、メガトン級の主人公でヒロインになっていて、鎌池和馬さんのシェアードワールドの広がりというカストリーテラーとしての「広さ」には、驚きます。オリジナル正伝の『とある魔術の禁書目録』は既刊59巻(本編56巻+短編集3巻・2023年12月現在)だそうで、これにレールガンなどマンガやアニメのシリーズも展開しているのですから、既に一代サーガですよね。2004年からスタートしているシリーズですから、20年近く愛されていて、いまだに現役でマンガの連載が継続しているって、何て素晴らしいんだろう。1巻が出た時から読んでいるので、そういう意味では、20年もずっと、僕も大好きでいる物語群なんですね。とはいえ、インデックスの方は、新訳の真ん中で止まっているのを思い出した。って、これ、そうかアメリカに住んでたんで当時本を手に入れるがしんどかったんだ・・・まだあの頃は、Kindleがリアルタイムで出てくれないので、手に入れる方法が限られていて、それで止まったんだ、、、人生に歴史ありだなぁ。