「祭壇」という元型(アーキタイプ)に関する追記


王の物語〜神殺しの物語〜「風の谷のナウシカ」 (その1)】
http://blog.goo.ne.jp/ldtsugane/e/fff21f98f756087441e9a3208e74761b

ナウシカ墓所の対話の話をする前に、いくつか押さえておきたいポイントがあります。一つは、彼らの対話のシーンは「物語」のある種の定形としてよくあるシーンで、僕は「祭壇」という呼び方をしています。「祭壇」とは何かというと、ある「物語」…まあ、大抵、戦って戦って戦い続けるタイプの物語が多いのですが、そういう「物語」の主人公が最後に辿り着き、そこで対面した“何か”と対話するシーンですね。
そこで彼らはある種の哲学的な議論〜主人公は大抵、難しい事を考えられないので、シンプルな答えのみを返すのですが〜を交わします。多くは敵対勢力の“悪の理論”と、主人公の“善の理論”の激突が行われてきましたよね。そこでの対話が、何か“神様”にその物語の在り様を告げるというか、逆に神託を受けるかのような、“神との対話”という印象を持ったので「祭壇」と呼んでいるワケです。



今何処(今の話の何処が面白いのかというと…)
http://www.tsphinx.net/manken/ ←ここでマンガアニメの感想サイトやってます。

http://blog.goo.ne.jp/ldtsugane/e/632ed729550ceacd9cb808b542b01648


この話おもしれー。これって神殺しの話につながる何かな気がする。